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不思議ちゃんの冒険42
今回で終わりです。
それではごゆっくり…
……このＲＰＧは妻のアリスが小学生ぐらいの時ブレイクしたやつだ……
……昔プレイしたゲームは彼女のような認知症患者にもリハビリになるとかで、（ぼくもやりたいんだがｗ）ここで見守ってる……
ヘルパーのジャンさんがゲーム機をアリスに渡すとそれはもうありえないぐらいに顔がしっかりして……その指の動きの早いこと……。
「アリス、夢中だねｗ」
『……愛が冷めたのは他人のせいにできない……』
ディスプレイに出た言葉。なにかこのゲームのミラクルワードらしい
ステージがクリアされたようだ。
「やった！ やった！」
子供のように大喜びのお前ｗ
「ベルナールさん、アリスさん楽しそうでよかったですね」
ヘルパーのジャンさん。ほんといい方だ。
「あ、ラストクリアしましたよ!! アリスさん」
流れる音楽……ぼくにも懐かしい曲……
―ＧＡＭＥ ＯＶＥＲ―
