第1話「出会い」
今回から本編が始まります。
これから始まる5人の蛮族+αの冒険をお楽しみください。
GM;じゃあ、イン・スランゲの導入から始めていこうか。
君は仲間と冒険を求めて冒険者の店へやってきた。
その店の名は「星空の夜亭」
客はあまり多くなく、少し問題を抱えた冒険者が集まっている。
この店のマスターは元冒険者で、他の誰よりも平和を望んで闘ってきたといいます。
ですが君の種族は世間でいう蛮族、同じパーティーに入れてくれる人もあまりいませんでした。
そんなこんなで君は冒険者の店で途方に暮れていると2人の人族が話しかけてきました。
カレナ;やあ、初めまして。
もしかしてパーティーをお探しかな?
カリオ;おいちょっとカレナ、こんなやつでいいのか?
カレナ;ちょっと黙ってて!
それで私たちもパーティーを探してるんだ。
よかったら一緒にどう?
スランゲ;いいのか?おれは蛮族だぞ?
カリオ;まあ、それはうちのパーティーだと問題はないな。
スランゲ;そう、なのか。
わかった、こちらこそよろしく頼む。
他にメンバーはいるのか?
カリナ;ええ、後ラミアの子とライカンスロープの子がいるわね。
スランゲ;じゃあ、会わせてもらえるかな?
カリナ;いいわよ
これで人数が揃ったわね。
じゃ、向かいましょうか。
GM;では君たちは他の仲間がいるというところへと向かう。
カリナ;みんな、新メンバーを連れてきたわよ。
スランゲ;イン・スランゲだ。
よろしく頼む。
アハス;へえ、ドレイクなんだ。
魔剣は無いみたいだね。
オンセラ;まあ、冒険者になるドレイクは皆そんなもんだろ。
カリオ;たしかに
アハス;自己紹介が遅れたね。
私はイサング・アハス。
ラミアで神官をやっているよ。
オンセラ;おれはオンセラペクト。
種族はライカンスロープで軽戦士だが、妖精魔法も使える。
よろしくな。
スランゲ;そうか、わかった。
カレナ;じゃあ、パーティーメンバーも集まったし、
このパーティーの名前を決めない?
あった方がかっこよくないかしら
オンセラ;確かに。
スランゲ;そうか?
なら勝手に決めてくれ。
俺はあまりそういうのに興味はないんだ。
カリナ;そう、じゃあ「蛇の騎士団」にしないかしら
カリオ;いいじゃないか!
カリナらしくていい名前だ!
アハス;じゃあ私がリーダーね、蛇だし。
スランゲ;もう勝手にしてくれ・・・
アハス;じゃあ、依頼を受けに行ってくるわねー。
カリナ;あ、待って!
行っちゃった。
オンセラ;心配だな。ちょっと追いかけよう。
GM;じゃあ、あなたたちはアハスを追いかけて冒険者の店へ戻っていきます。
カリオ;あ、いたぞ!
アハス;早かったねー
依頼はもう受けちゃったよ?
オンセラ;遅かったか・・・
それでどんな依頼なんだ?
アハス;森の近くで動物の死体を良く見かけるから、調査して原因を討伐してくれだってー
スランゲ;そうか、じゃあ行こう。
準備は皆できてるんだろう?
一同;もちろん!
GM;では君たちは依頼人のいる村まで移動していく。
この時点で本来のシナリオとはだいぶ違いますがまだ導入なので大丈夫です。(震え声)
次回はチュートリアル戦闘があります。