5話
おはよぉ…
今日のファースト音楽は残〇花火だね
今日で最終日だね
朝にレイラの最後の訓練をやって…
行商の人に乗っけてもらう…
乗っけてもらえる気がしないんですが、これは
まぁ、最悪道を聞いて歩いていけばいっか
コンコン
お、きたね
「おはようございます」
「今日は先に言うんだね」
「当たり前でしょ、最後だもん」
今日は先手必勝とばかりにすぐ言ったな
うるさくなくていいね
「おはよ」
「おはよー」
「朝食はもう出来てますよ」
「ほい、そいじゃ食べに行こうか」
ごちそうさま
最後の訓練を始めようか
「お願いします」
「じゃあ、こっちは本気で防御するから、一回でも当てれたら…オッケー」
当てられた時の事を考えてなかった
「わかりました、よろしくお願いします」
って言った瞬間に来るんでしょ、知ってた
〜2時間〜
当たった
本気でいったんだけどなー
それだけレイラが強くなってて嬉しいよ
「ありがとうございました!」
「うん、強くなったね〜」
「ほんとに…行くんですか?」
「あぁ、うん、帰りたいしね…」
「まぁ…そうですよね。…また、会えますよね」
「まぁ、そりゃまたいつかは会えるよ」
分かんないけどね、ま、も1回この村に来ることぐらいは出来るでしょ
『そして、どうやって行商に乗せてもらうんですか?』
(それなんだよね、今からなんか狩りに行く?)
『それがいいと思いますが…時間は大丈夫でしょうか?』
(なんとかなるって)
じゃあ、行こうか
…
って思ったら、なんか、乗せてもらえるようになんかしてもらえるらしい
良かった良かった
そして、村の人たちと別れて都市に向かった
都市といっても、小さいらしいけどね
行商さんたちとお喋りしたり、たまに、ケモノが出てきて、それを倒してたりして2週間
あ、ケモノっていうのは普通の動物より、凶暴で強いやつらの事
あのデカイ熊とかね
んで、そのケモノが濃い魔力に当てられてさらに凶暴になって強くなったやつらが魔獣って言うんだってさ
まぁ、そんなものは殆ど出てこないらしいけど
そんなこんなで着きました!都市!
城門の前で行商さんたちと別れた
そして、一緒に城壁の中まで連れていってもらえると思ってた自分がいました
あれでしょ?冒険者カードとかないと入れないパターンでしょ?知ってるよ
『いえ、ステータスの名前の部分を見せるだけでいいそうですよ』
え、まじすか
じゃあ、行ってみよう
「こんにちは」
「はい、こんにちは。ステータスを見せ下さい」
「えっと…」
どうすれば見えるようになるの?
『相手に見せたいところを見せたい!って思えば大丈夫です』
適当だな
「はい、これですか」
「ありがとうございます、入っていいですよ。この都市に来るのは初めてですか?」
「あ、はい」
「では、ようこそ!フルの都市へ!」
フルの都市って言うんだね
(んで…なんか、冒険者になるのがいいんだっけ?)
『はい、ギルドがあるはずなんですけど…』
なるほどな、まずこの都市を散歩するか
それで発見できたらラッキーで
できなければ誰かに聞こう
…ん?これか?剣と盾のマークがある看板…
冒険者ギルドって書いてあるね
入ってみよう、テンプレが起きたら帰ろう
怖いからね
…あ、結構綺麗なんだね
もっと粗野な感じだと思ってたけど…右側に酒場があって、左にクエストボードてきなのが
そして正面には受付が
行ってみよう
「ようこそ、フルの冒険者ギルドへ。初めての方ですよね?冒険者カードを作りますか?」
「あ、はい、お願いします」
「では、ここに簡単に自分の名前、職業、出来ること、等を書いてください。文字が書けない場合は代筆いたします」
なんか、履歴書てきな紙をだされた
紙って貴重なんじゃないの?まぁいいや
「わかりました。文字は自分で書けます」
えーと…名前はレタ、職業は魔法使い、出来ることは……魔法…………当たり前だけど…
「これでいいですか」
「はい、大丈夫です。では、改めて、ようこそフルの冒険者ギルドへ!では、さっそくクエストを受けますか?」
「はい、受けます…あの、冒険者って具体的に何をするんですか?」
「あ、それについてはこの冒険者の手引きを見ていただけたら」
「あ、ありがとうございます」
なんか貰ったわ
とりあえずこれを読むか、ギルドの角で
「おい、お前みてーなひょろひょろのガキが入ると、冒険者の名が汚れるんだよ!怪我しねーうちにさっさと消えな!」
でた
「えっと…はい、わかりました」
「分かりゃいんだよ!」
「おいおい、初心者いびりか〜?」
「あの初心者もないよな!なにがわかりました、だ!腹いてーよ!」
めっちゃ笑われてるけど、怖いから…
イラつくけど…
そしたら、これは…どこで読もうかな
…あ、噴水のふちに座れるじゃん
そこで読もっと
…ふむふむ…まぁ、テンプレどうりだね
簡単に説明すると
・ランクがあってS〜Fまであり、Sが最高でFが最低、最初はFからスタートしてある程度クエストをこなせばランクが上がるらしい
・冒険者ランクがあがると様々な特典があるらしい、例えば、ギルドが管理してる宿屋に安く泊まれたり、様々なクエストを受けれるようになる
・クエスト失敗したら、ランクが一つ下がる
ランクが下がるのは…きつくね?
それだけするってことは絶対に失敗されたくないんだろね
そして…
・冒険者がするのは主に、ケモノの討伐、珍しい植物や鉱石、素材の採取、魔獣が出た時の対処をする
魔獣は討伐じゃないんだね、対処なんだね
じゃあ、クエストを受けるか
あんな事があったけど、受けなきゃ稼げないし、稼がないと寝る場所も無いからね
ガチャ…
「おいおい…あいつまた来たぜ?」
「あんだけ馬鹿にされてんのにな、頭おかしいだろ」
「ちょっと、もう1回言ってくらぁ…」
頭はおかしくないぞ!
ってか、来んなよ
「おい!なんで、また来てんだ?言ってもわからない奴には教育が必要だなぁ!?」
こわっ
ってか、いきなり殴りかかってきたし
避ける
「あ?何避けてんだ?大人しくボコられろ!」
馬鹿なんじゃないの?なんだよ大人しくボコられろって
吹きそうになったわ
「うるさいな…故意傷害罪で逮捕するぞ…」
「あん?意味わかんねーこと言ってんじゃねーぞ!?」
避ける
水の塊を作って口にくっつける
「もがぁ!」
「いつまで持つかな?威勢だけいいおじさん♪」
掴みかかってきたから避ける
あ、苦しんでる苦しんでる
殺すのはやばいよね、ここら辺で止めるか
「ぷはぁっっ!はぁ…はぁ…」
呆然としてるね
「いつまでもウザイと、延々と苦しめますよ…」
ってことで、クエストを受けよう
えーと…Fランクだから、そんなにやれるのがないな
薬草の採取…ペットを見つけてくださいとか、クエストなの?
まぁ薬草の採取でいっか
「あの、これを受けたいんですけど…」
「あ、えっと、はい、それは永久受注可能クエストなので、その紙を持ってこなくても大丈夫です、あと薬草を持ってくればその時点でクエスト完了です」
「わかりました」
じゃあ、薬草を刈れば安定して生活出来るのかな?
取ったものを入れるカゴみたいなのをもらったから
外に出て…ちょっと、歩いて…
薬草ってどれだ?
『私がマーキングしましょう』
(ありがとう)
ありがたいね
おおっ、下に生えてる草の少しが赤く光ってる
(これをとればいいの?)
『はい、赤く光ってるのです』
おけー
楽だな
これって、根の部分からしっかりと優しくとった方が価値が上がるんでしょ?知ってる
〜何だかんだで2時間〜
だいぶ時間がたったな
しかも、結構森の方に入っちゃったし
森には結構自生してるんだね、薬草
たまに、凄いでかい薬草があった
赤く光るんじゃなくて、金色に光ってたしね
結構大きめのカゴも埋まったしそろそろ帰ろうか
「お、あの時の子供じゃないか、初クエストお疲れ様。にしてもだいぶ取ったね〜」
「はい、頑張りました!」
門番さん(?)に声をかけてもらった
嬉しいよね、こーゆーの
んで、ギルドに戻って…
「うはははっ!おいおい、あいつなんであんなに草持ってきてんだ、馬鹿じゃねーの。あんなに薬草が見つかるわけねーのに」
マーキングしてもらったんで、見つかりました
受付の人も驚いてる
「鑑定しますが…雑草だった場合は一ゴールドにもなりませんよ?」
「はい、全部薬草のはずなんで」
「はあ…」
〜2分後〜
「ぜ、全部薬草です、しかも、2、3個は特薬草です」
特薬草?ドラ〇エかな?お金の単位もゴールドだし
お、結構なお金になった…価値はわかんないけど
宿屋に行こう、次は
「こんにちは〜…こんばんはかな?」
夕暮れだから、こんばんはかな?
お昼は行商さんたちと一緒に食べたけど…少しお腹空いてきた
「はい!こんばんは〜お泊まりですか?お食事ですか?」
可愛らしい看板娘らしき人がきた
「えーと、泊まりたいんだけど」
「何名様で、何日間お泊まりですか?」
「1人で…お金があるだけ泊まりたい。こんだけあるけど…」
「その金額だと、朝と夜に食事つきで1週間ほど泊まれますね」
そんなにか
「じゃあ、とりあえずそれで」
「では、さっそく夕ご飯を食べますか?」
「うん、お願いするよ」
運ばれてきたのは…なんかの肉のステーキと黒パンに水
「お酒は別料金ですが…お客様は飲めないですよね」
うん、飲めないね
でも、異世界じゃ15から飲めたりしたりしないのかな?
すこし興味あるけど
…うん、美味しかったです
ごちそうさまでした
「美味しかったよ」
「ありがとうございます、こちらがお部屋の鍵です」
「ありがとう」
えーと、208、ね
2階の…右の端か
ふぅ…ベッドがあるね、
疲れた…眠い…けど、汗でベタついてる
裸になって、魔法でお湯を作って宙に浮かせてそこに入った(?)
立ってるから、なんか変だけど気持ちいいね
その後にてきとうに頭と体を洗ってから魔法でお湯とか体についてる水分をとって、服を着て寝た
服も汚くなってるよね〜
まだ、あの家で貰った服を使ってるんだよね
the 村人っみたいな服
魔法使いだから、ローブでも買うか
あと、杖があったら魔法の威力が高くなる…らしいから欲しいな
おやすみぃ…
主人公は静かに生きるということをやめたそうです( ˙-˙ )