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偽りの正義

「じゃあお婆ちゃん、気をつけてね」

「ありがとうね、お巡りさん」

 老婆に道を教え、上田守彦は交番の椅子に腰掛けた。

「はあ、やっぱりいいな」

 守彦は自分の仕事にやりがいを感じていた。人の役に立ちたいという願いを抱き、数ヶ月前に交番勤務を任された。

 ふと外に目をやる。誰かが立っていた。帽子を深くかぶった男性だ。

 男性は交番に近づいてゆく。そして、入口の前に立ち、帽子を取った。

「あれ?」

「よっ。元気でやってるか」

 男性はニコッと笑った。





 篠原朱美の件から1週間。

 悠真はまた図書館にいた。そしていつもの通り、新聞と女子生徒を代わる代わる見ていた。こんな調子で新聞の内容は理解出来ているのか。

 あまり気になる記事がなかったのか、悠真は新聞を仕舞って出て行った。

 ここ数日は朱美のような者達は現れていない。墓守の仕事を面倒くさそうに言っていた割には、霊を鎮めるのを心待ちにしているらしい。本当によく判らない男だ。ハッキリしないのが少々苛々する。

 と、ここで、いつもと違う事態が発生した。

 突然誰かに肩を叩かれた。振り向くと、そこには女子生徒が立っていた。しかもなかなか可愛らしく、悠真は思わず顔を赤らめた。

「これ、忘れ物」

 彼女はノートを差し出した。図書館に置いてきてしまったらしい。

 優しい人がいたものだ。周りから煙たがられている男に声をかけてくれるとは。

「あ、ああ、どうも」

 眼を泳がせ、悠真はノートを受け取った。

「黒、好きなの?」

 突然尋ねられた。そのような経験が無いためかなり緊張している。

「いや、あの、暗い色の物を身に付けてないと、調子狂うから」

「え? 何それ?」

 ニコニコして聞き返してきた。まさか、会話が続いてしまうとは。何か返さなくては失礼だと思うのだが、声が出ない。すると、

「私、沖田恵里。あなたは?」

「え? ああ、西樹悠真」

「西樹君ね。私授業あるから、またね!」

「ああ、はい」

 敬語になってしまった。

 身体が火照っている。熱を吸収する黒で身体を覆い、更に沖田恵里との会話で余計に暑くなってしまったのだ。

 そそくさと門に向かう悠真。前方を見ると、意地悪そうな笑みを浮かべた安藤がそこにいた。

「なんだ青年、彼女か?」

「声がデカいんですよ」

「ははは、そんなんじゃ暴霊は止められねぇよ?」

「暴霊相手の方がまだ楽ですよ。でも最近は暴霊も出てきてないみたいじゃないですか」

「それがな、出たんだよ」

「え?」

 暴霊。

 先日のような、力を暴走させた霊の事を言う。

 今回の事件も連続殺人だ。大学付近で起きていて、既に4人殺された。被害者には接点がない。しかもまだ暴霊が誰か特定出来ていない。前回よりも難しい。

「特定出来ないっていうのは、暴霊が出現してから日数が経っているって事ですか? それとも安藤さんがサボったからですか?」

「うん、どちらとも言えるな。俺はまだ探索していないが、上層部はやったらしい。だが、暴霊が関与しているのは確かだが、居場所が判らないそうだ。俺がやったって見つからねえよ」

「少しはやりなさいよ。でも、この付近で起きてるのなら、場所は絞れますよね」

「ああ。どうする、現場回るか」

「当たり前じゃないですか」

 2人は最初の被害者の殺害された現場に向かった。現場は歩いて5分ほどのところにある。



 最初の被害者は津村保、62歳。このあたりでは有名な、迷惑な老人だった。

 兎に角マナーにうるさく、行儀の悪い者を見るとすぐに怒鳴っていた。そのため、彼を毛嫌いする人間も居たという。

 2人目は細野栄子、70歳。津村とは対照的に、周りから好かれていた女性だ。

 昨年夫を亡くし、多額の保険金が入っている。その金が狙いだったのかもしれない。

 3人目は木戸康文、23歳。大学にも行かず、かつ上げを繰り返していた若者。最近は特に過激で、おやじ狩りもやっていたそうだ。

 そして4人目は、笠原幸雄、50歳。ホームレスで、以前に空き巣の容疑で逮捕されている。

 最近、近所の一軒家に侵入する様子が目撃されたばかりだった。

 こうして纏めてみても接点がない。年齢や性別はバラバラ、他人から嫌われている者ばかりだとしたら、細野栄子が殺害された理由が判らない。今回は本当に難しい。暴霊を絞れないのも頷ける。

 途中、悠真の視界にあるものが入った。交番だ。中には3人の男性がいる。声が大きいため、話の内容が聞こえてしまう。

「こんなに近い場所で起きてるんだぞ? 犯人を見てない筈がないだろう!」

「だから、私は知りません!」

 制服警官が、2人の刑事に責められているようだ。刑事達は顰めっ面をして、また来ると告げて出て行った。制服警官は溜め息をついて椅子に腰掛けた。

 その警官の顔を見て悠真ははっとした。彼と以前会った気がした。

 悠真は安藤には何も告げず、交番に歩を進めた。それに気づき、安藤も後を追った。

 悠真の存在に気づいたのか、警官はチラッと外を見た。正面から顔を見て、彼の予感は確信に変わった。

「あの、上田さんですよね?」

「はい?」

 警官の方は気づいていないらしい。

「ほら、財布を一緒に探してもらって。あれ? 人違いか?」

 警官はじっと悠真の顔を見つめ、何かに気づいた。

「ああ、あのときの! いやあ、疲れてたんで。悪かった」

「知り合いか?」

「財布を落とした時に、一緒に探してもらったんですよ」

 警官は立ち上がると、安藤に向かって敬礼した。

「はじめまして、上田守彦巡査であります!」

 守彦は悠真より4、5歳年上で、どんな人に対してもフレンドリーに接してくれる。優しい警官だと言われており、町では人気があった。

 悠真が財布を落とした時も、彼は3時間も一緒に探してくれた。悠真は本当に感謝していた。

「大変みたいですね」

「そうなんだよ。このあたり、最近はかなり物騒だからね。君も気をつけなよ。じゃ、これから見回りだから」

「はい。じゃ、また」

 悠真は挨拶をして交番を出て行った。安藤もお辞儀をして外へでた。

「良い若者だねぇ」

 歩きながら安藤が言った。悠真は悩ましい顔をして答えた。

「おかしい」

「何が」

「俺が一緒に探してもらったのは3日前です。それなのに久しぶりなんて言うでしょうか」

 そう。悠真が守彦に会ったのはほんの少し前だ。

 実は、彼の言動が少し妙だったので、悠真はそのことを隠して会話していたのだ。さほど日にちも経っていないのに、すぐに顔を思い出せなかったのも怪しい。

 更にもう1つ引っかかった所がある。それは、守彦が悠真の名前を1度も呼ばなかった点だ。彼は最後まで、悠真を『君』と呼んでいたのだ。

 あまり信じたくはないが、悠真の推理だと、この事件には守彦が関わっているのかもしれない。

「お前の考えすぎじゃないか? ほら、さっきも怒鳴られてたろ。ああいう状況だと精神的にも疲れるし、記憶も薄れるものだろうよ」

「まあ、そうかもしれませんけど」

 だがその確率はあまり高くない。安藤自身、守彦が少なからず関与しているのは確かだとふんでいる。

 確証を得るには、守彦が死亡しているか否かを調べればよい。ただし、家の場所が判らなければそれを調べることは出来ない。

 何か策はないかと考えていたそのとき。

「あの、あなた方は?」

 上品な出で立ちの老婦人が尋ねてきた。彼女は何者だろう。

「あなたは」

「あ、上田守彦の母です」

 何ということだろう。

 まさか守彦の身内に会えるとは。これで彼の生死を確かめられる。

「僕は以前……」

「守彦の友人です。ああ、こっちは弟」

「あら、そうだったの!」

 この男は何を言っているのか。悠真は安藤の顔を2度見した。

 安藤は彼にウインクをした。嘘も方便、とでも言いたいのか。それにしても危ない嘘だ。友人だと言ったが、2人とも守彦についてあまり知らない。

 母親は疑う様子もなく、ニコニコしている。

「あの、守彦はお母様と一緒に?」

「ええ。家を借りられる程の貯金がありませんので」

「そうですか。いや、そういう話はあまりしないんで」

 なるほど、それなら守彦が死亡している線は消える。死亡していれば同居している母が知っているはずだ。

「でも、ここ2、3日は家に帰ってこないんですよ。もう心配で心配で。今日は息子が生きてるか確認に来たの」

「彼、見回りに行きましたよ」

「ああ、良かったわ」

 ホッとしたのか、母親は満面の笑みを浮かべた。そして、持っていたバッグから手帳を取り出した。かなりボロボロで、何年も前から使っているようだ。

 1番後ろのページを開き、そこに挟まっている黄ばんだ写真を抜き、2人に見せた。その写真を見て、悠真は驚愕した。

「小さい頃の写真なの。あのときは丈彦といつも一緒にいたっけ」

「双子だったんですね」

「あら、それも言ってなかったの? まぁ、最後は仲悪かったからね、死ぬ前まで」

「死ぬ、前」

 そうか。

 彼には兄がいたのか。

 写真に写っている守彦と丈彦。その顔は、見分けがつかないくらいそっくりだった。

 謎の殆どは解決した。

 彼は、兄の丈彦がなりすましている偽物だ。暴霊は実体化出来る。丈彦は守彦と接触し、そこで入れ替わったのだ。前回の器の入れ替えとは違う、双子だからこそ出来たことなのだろう。守彦は多分、殺されている。

 理由は何にせよ、一刻も早く丈彦を止める必要がある。2人は母と別れた後、血眼になって警官を捜した。

「どこにいるんだ?」

「さぁ。走って探すしかないでしょ!」

「そうだな」

 住宅街を走り回る2人。辺りはすっかり暗くなっていた。

 交番の先にある小さな橋に差し掛かった、正にそのとき、すぐ横で悲鳴が聞こえた。見ると、チンピラが這いつくばってこちらに来るところだった。そして、その奥から、棒を持った人影が歩いてきた。

 丈彦だ。顔や服に血が付着している。この様子だと、他にも何人か殺して来たらしい。

「上田丈彦」

 安藤の言葉に、丈彦は足を止めた。そのスキに、チンピラは立ち上がって疾走した。

「バレたか」

「ああ」

「運良くあんたらのお袋さんにお会いしてね」

「ちっ、お袋か」

 参ったな、と言いながら丈彦は頭を描いた。母親を思わせる、優しそうな笑みだ。

「しかし、派手にやったらしいな」

「ああ、アレ?」

「何で殺しちゃったの、あんなに沢山」

「あいつの、守彦の正義は駄目なんだよ」

 顔は笑っているが、その目からは丈彦の怒りが伝わってくる。

「あいつは優しすぎるんだよ。だからこの町からは一向に犯罪が無くならないし、マナーの悪い奴も減らない」

 それが殺害の動機か。

 今まで殺してきたのは、丈彦が悪だと見なした者達だったのだ。

 だがそうなると、細野栄子を殺した理由が判らない。あの保険金が、旦那を殺して手に入れた物だとでも言うのか。

「2人目の被害者、細野栄子もお前がやったのか」

「細野さんは違う。あの人は、木戸康文に殺されたんだ」

「なっ」

「細野さんが亡くなってから、あいつの所持品が急に豪華になり、毎日別の女性を連れて歩くようになった。しかも、細野さんを殺したということを言っているのも聞いた。お調子者はアレだから駄目だ。すぐにボロが出る」

 そういう事だったか。

 これで事件の概要はつかめた。あとは、丈彦を止めるだけだ。

 突然、丈彦の腕がうねうねと動き、警棒のような武器に変わった。

「根は早いうちに摘む。悪を根絶やしにすることこそが正義だ」

「それは違うな」

 そう言って悠真は刀を取り出し、丈彦に攻撃を仕掛けた。

「公務執行妨害だ」

「知ったこっちゃねぇ!」

 刀を斧に変えて丈彦の腕を切り落とそうとする悠真。だが丈彦は戦いに慣れているらしく、簡単にはダメージを与えられない。危険な犯罪者を相手にしてきたからこそ、これほどの力を得ることが出来たのだろう。

 戦いながら、悠真は自分の考えを述べる。

「あんたの正義も悪くないな」

「だったら何故邪魔をする?」

「根は早いうちに摘む。言ったのはアンタだ。俺もそうさせてもらう!」

 悠真は一旦後ろに下がると、斧を時計回りに回転させた。すると、武器から青白い炎が上がり、瞬く間に大きな槍に変化した。

 勢い良く槍を丈彦の左肩に突き刺すと、丈彦は苦しそうな声を上げて後ずさった。攻撃の止まった今がチャンス。更に2回、3回と、相手の体を突き刺した。鏃が突き刺さると丈彦は苦しそうに顔を歪めた。

「霊になれば痛みを感じないとでも思ったか? 残念ながら、この武器はあんたら暴霊を倒すために造られた特別なものなんだよ」

「暴行罪、それと、銃刀法違反だ!」

 傷口から金属塊が流れ出て、鎧のように丈彦の左肩を覆った。再び丈彦の猛攻が始まる。

 ダメージを与えても鎧が邪魔をしてダメージを与えられない。他の部分を傷つけると、そこから金属が漏れ、新たな鎧となる。これではきりがない。

 すると、戦いを眺めていた安藤がアドバイスした。

「簡単なことだろ? 炎で溶かしてやれ」

「溶かす? まぁ、出来たらやってみます」

「何だか判らないが、俺の邪魔はさせない!」

 丈彦の体が青い炎に包まれた。

 ドロドロと何かが溶ける音がする。炎が消えると、丈彦の姿は完全に変貌していた。鉄の鎧に身を包んだ悪魔の姿。右腕には警棒を模した大きな武器が装着されている。目は真っ赤に輝き、鎧の下から覗く肉は腐食しているのか赤黒く変色している。

 怪物は大声を上げて悠真に襲いかかってきた。

「ほら、モタモタしてるから先にやられちまったぞ?」

「戦ってもないのに文句を言わないでください!」

 悠真の体も炎に包まれ、あの白い姿に変化した。墓守・0である。変身するや否や槍を剣に変え、走ってきた丈彦の腹を斬りつけた。刀とは違って大きめに設計された青い剣。その威力は鎧を纏った怪物を吹き飛ばすほどだ。

 丈彦はすぐさま起き上がり、悠真達に向かって吠えた。威嚇のつもりなのか。

 吠えた瞬間、先程攻撃を受けた部分に罅が入った。

「おっ、でかした」

「褒めてる暇があったら戦ってください」

「グッ、小賢しい」

「よく言われる」

「だろうなぁっ!」

 丈彦が再び迫ってきた。しかし今度は鎧に傷が付いているため、容易にダメージを与えられるだろう。悠真も巨大な怨念の塊に向かっていった。

 このまま突撃し、腹部に剣を突き刺せば倒せる、と考えていたのだが、敵はここで予想外の攻撃に出る。

 罅が自然に割れ、そこから2本の腕が伸びてきた。腕で悠真を止め、丈彦は彼の眼前まで迫った。まだこんな力を持っていたのか。

「漸く本性現しやがったな。だが、今出すべきじゃなかったな」

 再び悠真の体から青白い炎が燃え上がった。炎は丈彦の身体に燃え移る。流石にそこまでは考えていなかっただろう。丈彦は炎を払おうともがいている。しかし、払えば払うほど、炎は丈彦の体を焼いた。

「あーあー、俺は鎧を溶かすのに使えって言ったんだぜ? あそこで使うかなぁ」

 安藤の文句を無視し、悠真は剣を1回転させる。剣は見る見るうちに紫の斧に変わった。

 もう必要は無いと思うのだが、確実に丈彦を止めなければならない。斧をブーメランのように投げ飛ばす。早く回転する刃は丈彦の体を貫通した。あれほどもがいていた彼の動きが止まり、上半身がスライドして地面に落下した。

 斧は刀に戻り、悠真の方へ回転しながら返った。刀を掴むと、悠真の体は元に戻った。

「お見事」

「ふう。しかし、あれで良かったんすかね」

「え?」

「いや、あのお母さん、2人の息子を一気に亡くした訳じゃないすか。理由はどうあれ、何かやりきれないっすね」

「ああ、そうだな」

 安藤は、それ以上何も言わなかった。きっと彼も同じ気持ちだったのだろう。

 2人は帰った。

 丈彦の骸は、跡形もなく消えていた。






 翌日。

 悠真は校内の食堂にいた。目の前にはカレーライスが置かれているが、手はつけられていない。ずっと新聞を読んでいた。

 細野栄子を殺害した犯人が、近隣住民の証言、栄子の爪に残された皮膚片などから、木戸康文である事が判明した。その康文は殺害されているのだが。

 しかも、康文は栄子の甥っ子だったのだという。私利私欲の為に身内を殺害するとは。本当に恐ろしい世の中である。守彦の遺体も発見された。死因は撲殺とされていたが、その犯人はもう2度と見つからない。

 思わず溜め息をついた。やはりこの仕事は後味が悪い。もっとまともな仕事に就けば良かっただろうか。

 そんなことを考えたが、すぐにその思いを捨てた。どの道、自分にはこの仕事しか無かったのだ。墓守になる他無かったのだ。

 視線を別の方向に移すと、沖田恵理の姿が見えた。彼女も悠真に気づいたらしく、一瞬驚いたが、すぐに笑顔を作って会釈してきた。

 悠真はまた恥ずかしくなって、小さく会釈するとカレーライスを一気に口に運んだ。少し冷めていたので楽に食べることが出来る。6分程で食べ終わると、皿を持ってその場から退散した。

 やはり異性の視線には慣れない。ある意味暴霊よりも恐ろしい。その後1時間、悠真は緊張しっぱなしだった。

・ガーディアン・・・町の巡査である上田守彦の兄、丈彦が暴霊となった姿。守彦の生易しい正義を否定し、犯罪の芽を早いうちに摘むため、多数の町人を殺害してきた。鎧を纏った悪魔の姿をしており、防御に優れている。

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