1番重い男は誰だ選手権
作者
「はい開幕〜」
悠
「嫌な予感しかしねえ」
七瀬
「タイトルからして危険なんですけど?」
朱里
「え、えっと……参加必須ですか?」
作者
「必須です」
湊
「帰っていいですか」
作者
「主役が何言ってんの」
鷲尾
「主役?」
作者
「今回の出場者はこちら」
ばしん。
ホワイトボード。
■エントリー
•橘 湊
•神谷 悠
•鷲尾 京太朗
七瀬
「うわあ……」
遥花
「なんかごめん」
朱里
「私たち関係あります…?」
作者
「あります。被害者代表です」
Round1:別れ話をされたら?
作者
「はい想像してください。恋人に“別れたい”と言われました」
◆悠
悠
「……理由聞く」
作者
「冷静!」
悠
「納得できる理由なら引く」
朱里
「……」
作者
「お、意外と軽い?」
悠、少し考える。
「でも」
全員、身構える。
「納得できる理由なんて多分ねえだろ」
七瀬
「来た」
悠
「だから話し合う。逃げ道は作らねえ」
作者
「拘束型ですね」
悠
「普通だろ」
◆湊
作者
「次、湊」
湊、少し黙る。
「……まず理由確認します」
作者
「はい理性」
湊
「自分に改善点があるなら直します」
朱里
「優しい…」
作者
「まだ軽いぞ?」
湊、視線を落とす。
「それでも無理なら」
「……多分、諦めます」
遥花
「湊?」
湊、小さく笑う。
「相手が幸せじゃないなら意味ないでしょう」
静まり返る。
七瀬、小声。
「……これ一番重くない?」
作者
「自己消滅型ですね」
悠
「お前それ、死ぬタイプだろ」
湊
「否定できませんね」
◆鷲尾
作者
「ラスボス来ました」
鷲尾
「帰る」
七瀬
「逃げないでください」
鷲尾
「……理由による」
悠
「全員そうだろ」
鷲尾
「他に好きなやつできたとかなら」
少し笑う。
「――無理だな」
空気が変わる。
七瀬
「え?」
鷲尾
「失うくらいなら壊す」
沈黙。
作者
「出ました破壊型」
朱里
「こ、壊すって…」
鷲尾
「別に監禁とかじゃねえよ」
全員
「今それ言う時点でアウト」
鷲尾
「ただ」
視線が七瀬へ向く。
「逃げられると思うな、とは思う」
七瀬
「……」
作者
「依存捕食型ですね」
悠
「分類増やすな」
結果発表
作者
「さて、重さランキング」
どん。
第3位:神谷 悠
→ 離さない型(理詰め拘束)
第2位:橘 湊
→ 自己消滅型(相手優先すぎて危険)
第1位:鷲尾 京太朗
→ 破壊共存型(逃がさない)
七瀬
「ちょっと待ってください怖い怖い怖い」
鷲尾
「何が」
七瀬
「今の聞いて平然としてるのが怖いんです!」
遥花
「でもちょっと分かるかも」
朱里
「えっ」
遥花
「鷲尾さんって、好きになったら絶対離さなそう」
鷲尾
「まあな」
七瀬
「肯定しないでください!」
作者、満足げ。
「いや〜綺麗にタイプ分かれたね」
悠
「で、結局誰が一番やべえんだ」
作者
「それは――」
にやり。
「全員、方向が違うだけで同じ重さ」
七瀬
「うわあ……」
朱里、小さく頷く。
「……だから安心できるんですね」
遥花
「ね」
湊
「……なんか複雑ですね」
鷲尾
「巻き込まれただけなんだが」
作者
「次回!」
全員
「まだやるの!?」
作者
「女性陣が一番重い瞬間選手権」
男3人、同時。
「やめろ」




