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ランクイン




作者「……ねえ」


七瀬「はいはいどうしました?また伏線自慢ですか?」


作者「違う違う違う違う」


悠「その否定の仕方はだいたい自慢だろ」


作者「ランキング入ってる」


「「「は?」」」


作者、スマホを掲げる。


作者「日間ランキング」


七瀬「……え?」


湊「……え?」


朱里「え、あの、ランキングって、あのランキングですか?」


作者「そのランキング」


遥花「ちょっと待って、何位?」


作者「朝50位」


悠「……」


作者「昼55位」


七瀬「いや上がって下がってるのリアル!!」


湊「というか普通にすごくないですか?」


朱里「50位って……え、どれくらいの作品数なんですか……?」


作者「知らん、怖いから見てない」


悠「現実逃避すんな」


七瀬「え、待って待って待って」


スマホを覗き込み。


七瀬「“境界線のその先で”って書いてある……ほんとだ……」


遥花「……読まれてるんだね」


作者「そうなんだよ……」


少しだけ声が小さい。


作者「ずっとさ、数字は見てたけど、“ランキング”って急に現実味あるじゃん」


湊「……まあ、そうですね」


作者「急に怖くなった」


悠「なんでだよ」


作者「ずっと自己満で書いてきたからさ、結構えぐくない!?大丈夫!?」


七瀬「今さら!?!?」


遥花「もう手遅れじゃない?」


朱里「わ、私は好きですけど……」


悠「照れるな」


朱里「照れてません!」


七瀬「ていうかさ!!!」


ばんっ。


七瀬「ランキングってことはつまり!!」


全員「?」


七瀬「私たち、“世に出てる”ってことですよね!?」


作者「急にメタの自覚持つな」


湊「いやでも、本当にありがたいですね」


少し柔らかく笑う。


湊「ここまで読んでくれてる人がいるってことですし」


遥花「ね。ずっと一緒に歩いてきたみたい」


作者「……うん」


少し間。


作者「だからさ」


悠「?」


作者「ちゃんと最後まで書くよ」


静かに言う。


作者「途中で投げない。全部、ちゃんと連れてく」


七瀬「……」


朱里「……はい」


悠「当たり前だろ」


湊「ええ、ここまで来ましたから」


遥花「まだ先、あるもんね」


作者「ある」


にやり。


作者「めちゃくちゃある」


七瀬「不穏!!」


悠「やめろ」


作者「でも今日は祝賀会!」


七瀬「どんどんぱふぱふーーー!!!」


朱里「わ、私なにしたら……」


悠「いつも通りでいい」


湊「それが一番ですね」


作者「読んでくれてる皆様へ!」


全員、少し姿勢を正す。


作者「ありがとうございます!」


七瀬「まだまだ騒ぎます!」


悠「いや静かに進めろ」




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