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内側#181後




朱里「湊さん変わりましたね」


遥花「まだ過保護だけどね」


朱里「不安から信頼の顔になってました」


湊「……」


七瀬「でもなんだか既視感があるような…」


悠「既視感?」


七瀬「なんか前にもありませんでした?」


湊「ああ」


全員「?」


湊「前にもありましたよね。女の子が転んで、遥花さんが“いつかだね”って言ったこと」


「!?」


空気が止まる。


朱里「え」


遥花「ちょっと待って」


七瀬、ゆっくり作者を見る。


作者、壁のポスターを見る。


七瀬「ねえ」


作者、天井を見る。


七瀬「ねえ!!」


悠「作者」


作者「……はい?」


七瀬「ま、まさかその時から…?」


湊「いやいや」


即否定。


「あれ何話前ですか」


鷲尾「結構前だな」


湊「そんなわけ」


七瀬「ですよね!?そんな何十話前の描写を今さら回収とか――」


沈黙。


七瀬、作者を見る。


作者、スマホ見るふり。


七瀬「……え?ない、よね?」


作者、無言。


悠「目逸らすな」


作者「偶然です」


全員「嘘だ」


湊「別に伏線のつもりは」


七瀬「本人が言うな!!」


朱里「でも、本当に自然でしたよ?」


七瀬「自然が一番怖いんですよ!」


鷲尾「計算ならまだ安心だな」


七瀬「そう!“仕込んでました”って言われた方がマシ!」


悠「無意識で回収してるのが一番怖い」


作者「ちがう!」


遥花「でもさ」


七瀬「まだあるの!?」


遥花「確かにあの時、“いつかだね”って言ったよね」


朱里「言ってました」


七瀬「ほらぁぁぁ!!」


湊「覚えてただけです」


七瀬「覚えてるのも怖い!」


鷲尾「構成力バケモンだな」


作者「やめて」


悠「何も考えてなかったのか?」


作者「……」


七瀬「沈黙!?」


作者「最初から決めてたわけじゃないけど」


七瀬「けど!?」


作者「湊ならああするよなって思って書いただけで」


悠「で、結果的に繋がったと」


作者、目逸らし。


七瀬「ほらーーー!!」


湊「偶然ですよ」


七瀬「その“偶然”が怖いんですって!」


遥花「綺麗に繋がったなら、まあいいんじゃない?」


七瀬「読者目線!」


鷲尾「これもう伏線っていうか宿命だろ」


悠「やめろ、重くなる」


作者「偶然です」


全員「ほんとに?」


作者、黙って遠くを見る。


七瀬「目逸らすなぁぁぁ!!」




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