柊、方向性を見失う
「本日の議題は柊様のキャラクター修正でございます」
柊「修正って何?」
七瀬「人妻キラーどこ行ったんですか?」
湊「気づいたら情報通になってましたね」
悠「“奥さん白似合いますよね”はやりすぎ」
柊「いや偶然だろ」
全員「偶然じゃない」
ホワイトボードに書かれる。
【初期設定:人妻キラー】
↓
【現在:キモい情報通】
七瀬爆笑。
「進化の方向おかしい!」
佐藤「俺より立ち位置迷子じゃね?」
柊、抗議。
「いや待て、キラーって何すんだよ」
湊「知らん」
悠「作者に聞け」
マネージャー、微笑。
「当初は“危機感を与える存在”でございました」
七瀬「でも今は?」
遥花、少し困った顔。
「なんか……距離感が絶妙に気持ち悪い」
柊「傷つくわ」
湊「自覚は?」
「ある」
七瀬「あるんかい!」
悠が淡々と。
「キラーなら奪いに来いよ」
柊「いや無理だろお前ら固すぎる」
湊「正解」
七瀬「じゃあ情報通でいいじゃないですか」
柊「よくない」
マネージャーが締めに入る。
「では今後の方向性といたしまして」
「“自覚あるけどやめられない観察型”はいかがでしょう」
柊「やめろ」
湊「似合ってる」
悠「悪くない」
七瀬「キモいけど必要」
柊、ため息。
「俺いつからこんなポジションになったんだ」
佐藤、肩ぽん。
「悪役って大変だよな」
「お前未練枠だろ」
「言うな」
最後にマネージャー。
「安心してください」
全員見る。
「読者様は柊様を“嫌いではない”そうです」
柊、止まる。
七瀬「それ一番やばい」
悠「定着したな」
湊「キモい情報通確定」
柊「やめろ」
グラスが鳴る。
楽屋裏、本日も平和。




