公開質問会
マネージャーが静かに立ち上がる。
「本日は少々趣向を変えまして」
にこやか。
「作者への公開質問会とさせていただきます」
全員ざわつく。
七瀬が真っ先に挙手。
「はい!質問あります!」
「どうぞ」
「なんで私、145話まで名前なかったんですか!?」
沈黙。
湊が水を飲む。
悠が目を逸らす。
マネージャーは微笑んだまま。
「制作都合でございます」
「雑!」
鷲尾が続く。
「俺もほぼモブ扱いだったんだが」
「“年上ってだるくね?”だけで存在確立したのすごくないですか?」
柊が手を挙げる。
「俺、人妻キラー設定必要だった?」
湊「必要でした」
「即答やめろ」
佐藤が控えめに。
「俺、未練枠って固定なんすか?」
悠「安定感ある」
「嬉しくない!」
朱里が小さく挙手。
「……あの、理性試しすぎじゃないですか?」
全員悠を見る。
悠「俺に言うな」
遥花も続く。
「壁ドン、あれ強すぎませんでした?」
湊「演出です」
七瀬「素でしょ?」
「違います」
マネージャーが穏やかにまとめる。
「では、代表質問といたしましょう」
「作者様」
全員、なんとなく天井を見る。
「この世界、どこまで広げるおつもりでしょうか?」
静寂。
律がぽつり。
「覚悟はあります」
澪花、にこっと。
「順番守ってくれれば大丈夫です」
七瀬「いや答えて!?」
マネージャー、最後まで笑顔。
「作者様、無理はなさらぬよう」
湊「寝てください」
悠「睡眠不足だろ」
全員頷く。
佐藤だけぽつり。
「俺の出番は?」
「人気次第」
即答。
七瀬「最低」
グラスが鳴る。
「作者様に」
「適度な休息を」
カチン。
楽屋裏、本日も平和。




