感謝
作者、勢いよくドアを開ける。
作者
「週間ユニーク!」
全員
「?」
作者
「内側554人、その先124人!」
七瀬
「……ご、ごひゃく……?」
鷲尾
「は?」
朱里
「554人……?」
遥花
「ちょっと待って、体育館規模じゃない?」
悠
「そんなに?」
湊、ゆっくり瞬き。
「……思ってたより多いですね」
作者
「でしょ!?私も“え?”ってなった!」
七瀬
「え、え、え、そんなに見られてるんですか!?
私橘さんに怠絡みしかしてないのに!!」
鷲尾
「そこかよ」
朱里、両手を口元に。
「……そんなにたくさんの方が……」
遥花
「なんか急に緊張してきた」
悠
「今さら?」
作者
「でもさ、反応あんまりなくて実感わかないんだよね……」
七瀬
「ええ!?554人ですよ!?」
鷲尾
「静かに読んでる層ってやつだろ」
湊
「毎週500人以上が覗いてるって考えたら……」
少しだけ言葉を止める。
「ちゃんとせなあかんな、ってなりますね」
遥花
「いや急に真面目」
朱里
「その先も124人……十分多いですよ」
悠
「2から75まで増えてるの見たぞ」
作者
「そこ掘るな」
七瀬
「その先の2人って伝説ですよね」
鷲尾
「初期メンか」
作者
「違うから!」
遥花、ふっと笑う。
「でもさ、554人って聞いた瞬間、ちょっと怖くなった」
朱里
「怖い、ですか?」
「うん。だって私たちの毎日、そんなに見られてるってことでしょ?」
湊、静かに頷く。
「でも、それだけ見てもらえる物語になったってことやと思いますよ」
悠
「書き続けた結果だろ」
作者
「……反応ないと不安になるのは事実だけど」
朱里
「それでも、読みに来てくださってるんですよね」
七瀬
「更新したら数字動くんですよね?」
作者
「動く」
鷲尾
「なら読んでる」
湊
「そわそわする暇あったら更新しろ、ですね」
悠
「俺の台詞取るな」
作者、深呼吸。
「……読んでくれてる皆様、本当にありがとうございます」
七瀬
「次は600!」
全員
「急だな!?」
ホワイトボードに大きく
内側 554
その先 124
と書かれる。
作者、小声で。
「ちゃんと届いてますように」
悠
「届いてるから554だろ」
その一言で、場が少し静かになる。
そして七瀬が一番に拍手した。
「ありがとうございます!!」
控室、ざわざわとあたたかい空気。




