キモい情報通
作者、壁際で小さくなっている。
七瀬「で?6作品目ってなに?」
鷲尾「どうせまた境界線シリーズだろ」
悠「タイトル予想するか」
湊「やめときましょ」
七瀬「いややる!」
ホワイトボード登場。
七瀬、でかでかと書く。
【境界線の裏側】
朱里「なんか怖いです…」
鷲尾「闇深そう」
悠「【境界線の向こう側】」
湊「それもう終盤タイトルやろ」
遥花「【境界線のとなり】とか?」
七瀬「平和そう!」
律、静かに。
「【境界線を越えたあと】」
全員「重」
作者「勝手に決めないで!?!?」
そこへ――
柊、腕組み。
「俺、知ってるよ」
全員「は?」
佐藤「ま、まさか……柊さん……!?
仲間だと思ってたのに……!」
佐藤、走り去る。
七瀬「なんで裏切られた感じなの!?」
柊、さらっと。
「両親編らしい」
全員「……は?」
湊「両親?」
悠「誰の」
柊「長編じゃなくて
それぞれの両親を短編で、って感じらしいよ」
静寂。
遥花「え、うちの両親?」
湊「うちも?」
朱里「え、博多サイドも…?」
七瀬「え、ちょっと待って、それ普通に読みたい」
鷲尾「需要あるな」
ソファ(淡々)
「過去があって今がある」
ベッド(王者)
「血は継がれる」
クッション(ゆるふわ)
「ママとパパってことぉ?」
作者「なんで柊が知ってるの!?」
柊「小耳に挟んだ」
悠「お前小耳優秀すぎだろ」
湊「キモい情報通復活してません?」
柊「失礼だな」
七瀬「タイトル何?」
柊、にやっと笑う。
「確か――」
どどん。
舞台中央にスポットライト。
白文字。
⸻
『境界線のその前に』
coming soon…
⸻
佐藤、遠くから。
「俺の両親も出るんすか!?」
作者「未定!!未定だから!!」
悠「増えてるじゃねえか」
律「順番守ってください」
作者「圧がすごい」
七瀬「私まだ連載始まってないんですけど!?」
鷲尾「順番待ち渋滞」
柊「まあでも、悪くないんじゃない?」
悠「なんでお前が締める」
ソファ
「私は見守る」
ベッド
「過去も受け止めよう」
クッション
「わたしは泣くかもぉ」
作者、遠い目。
「世界広げすぎた……」




