6つ目疑惑
湊が静かに作者の前に立つ。
「作者さん」
作者「は、はい?」
「ちょっと小耳に挟んだんですけど」
作者(嫌な予感で一歩後退)
「……な、なんでしょう」
悠、すっと横に回り込む。
壁ドン。
「逃さねえよ?」
作者「ひい……!」
七瀬「え、なに?なに?」
湊、淡々。
「6作品目の構想あるって本当ですか」
空気が止まる。
作者、目を逸らす。
「……いや、あの、それは、その」
七瀬「6!?」
鷲尾「は?」
七瀬「私まだ連載始まってないのに!?」
朱里「え、そんなにあるんですか…?」
悠、低い声。
「未公開含め5つって言ってなかったか?」
作者「言った!言ったよ!?でもほら、短編というか、スピンオフというか、その…!」
湊「増えてるやないですか」
遥花「また世界広げてるの?」
作者「違うの!軽いやつ!軽いやつだから!」
律、静かに前に出る。
にっこり。
「順番、守ってくださいね」
作者、背筋が伸びる。
「は、はい……」
七瀬「ちょっと待ってください」
指差す。
「私まだ“後輩ちゃん”の名残りありますよね?」
鷲尾「俺も145話で名前決まったばっかだぞ」
ソファ(淡々)
「拡張は計画的に」
クッション(ゆるふわ)
「ふわっと増やすのはだめだよぉ〜?」
ベッド(王者)
「基盤を固めよ」
作者「家具まで圧かけてくるのやめて!?」
悠、じっと見る。
「で?」
作者「……はい?」
「6つ目、誰メインだ」
作者、完全に詰む。
「えっと……まだ、ぼんやりで……」
七瀬「ぼんやりで増やすな」
湊「まず今を終わらせましょ」
律、笑顔のまま。
「僕たち、待ってます」
作者「圧が強い……」
遥花「まずは今の世界大事にしよ?」
朱里「うん…」
鷲尾「で、結局何系なんだよ」
作者「それは言えない!!」
全員「あるんだな」
作者「ない!ないってば!」
悠、壁ドン強化。
「目逸らすな」
作者「すみませんんん!!」




