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第二十一話(表裏)

 ラザフォードが見つけた聖典の原本をこの場にいる他の者達に見せて目を通させるとこの場にいる者達は目を丸くした。

 過去から現在までに起きた出来事が詳細に記された原本に目を通した後、ノクトは口を開く。


「これには今までの事が書かれているけど、これから起きる未来の出来事が書かれた聖典はないのか?」


 ノクトの疑問に他の者達は互いを見た。しかし互いに目を合わせた者達は首を横に振る。


「ここにはないのか。仕方ない。ノクト達が傍観者と戦った場所には何かあったか?」


 魔王はノクトに質問をすると、ノクトは「何も調べてない」と伝えた。


「では、ノクト達がいた場所に行ってみるとしよう」


 そう言うと魔王は地面に転移魔術の魔法陣を展開した。

 魔法陣が描かれると魔法陣から光の柱が立ち上る。光の柱に呑み込まれた者達は光の柱が消えていくと呑み込まれた者達は跡形もなく姿を消した。



 魔法陣が突如浮かび上がると、浮かび上がった魔法陣から光の柱が立ちあがった。

 立ち上がった光の柱から人影が現れると光の柱からノクト達勇者と魔王を含めた悪魔達が現れた。

 魔法陣が消失するとノクトは辺りを見回した。

 辺りを見回すと焼け焦げた跡や剣戟の傷跡が残っている空間だった。


「戻ってきたのか」


 見回した光景から先程ノクト達と傍観者が戦った空間であるのを理解した。


「シャルロット。ここに隠されている物を探知ダウジングしてくれ」

「分かったわ」


 魔王の言葉にシャルは承諾する握っている剣を天に掲げた。

 剣を掲げると剣の切っ先から光の波紋が広がる。

 光の波紋が空間中に広がっていくと光の波紋は何かの物体に衝突して回折していった。

 回折して複雑な波紋が広がっていくと目では見れなかった物体が徐々に姿を現していく。


「もう少しであぶり出せるわ」


 シャルがそう言うと徐々に姿をああ和していく物体が目で見えるようになった。

 目に見えるようになると光の波紋が回折するところに本棚が現れた。

お疲れ様です。

本日も読んで頂き誠にありがとうございます。

これからも投稿していきますので良ければ次話も読んで下さい。

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