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第十八話(表裏)

「そうですか。先程の言葉は撤回します。すみません」


 シルフィーは魔王に頭を下げて謝罪した。


「気にしていない。それより頭を上げるのだ」


 魔王は頭を下げて謝罪したシルフィーに頭を上げるように伝えると、シルフィーは下げていた頭を上げる。

 魔王はシルフィーに話した後背後を振り向いた。


「シャルロット。準備はできたか?」


 魔王は背後にいるシャルに見て声をかける。するとシャルは地面に突き刺した剣の柄を握った。


「準備はできたわ。いつでも大丈夫よ」


 魔王の声に返事を返すとシャルは白い灰に突き刺した剣を引き抜いた。

 白い灰に突き刺さっていた剣を引き抜くと、剣は白銀の光を放っていた。

 白銀に光る剣の切っ先を頭上に掲げると白銀に光る剣は切っ先から一直線に光の束が放たれる。

 放たれた光は頭上高く伸びていき空中で魔法陣が展開される。


 展開された魔法陣が空中で大きくなると魔法陣が一層力強く輝く。

 力強く輝く魔法陣は地を照らす。照らされた地は巨大な魔法陣が展開される。

 展開された魔法陣が大きくなるにつれて何もなかった空間に数多の物体が顕現する。


「ここに隠されていたものをあぶり出したわ。早く探しましょ」


 シャルは魔法陣によって空間に隠されていたものが顕現すると手元に握っている剣を消失させた。


「探すって何をだ?」


 ノクトはシャルの言葉に疑問を浮かべるとシャルを含めた悪魔達は顕現したものを漁り出す。


「もちろん聖典の原本オリジナルの一部を探すのよ」


 シャルは疑問符を浮かべたノクトに説明する。

 ノクトはシャルの説明にシャルの行動に納得した。


「俺達も手伝う」


 そう言ってノクトは悪魔達と一緒に漁り出す。

お疲れ様です。

本日も読んで頂き誠に有賀乙ございます。

これからも投稿していきますので良ければ次話も読んで下さい。

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