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町家暮らしとエルフさん ――リノベしたら庭にダンジョンができました――  作者: FUKUSUKE
第一部 出会い・攻略編 第50章 緑の猿人シバンゼ

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設定集(エルムヘイム)

ダンジョンのこと。

その向こう側の国のこと。


少しずつ明らかになってきたことのまとめです。

濃厚な設定集です。

第500話まで公開したので、これまでの設定などもご紹介していきます。

※( )内は地球での呼び名


1.エルムヘイムとは

地球の北欧神話に登場するユングヴィ・イグナール(フレイ)はラグナロクで死亡した後、召使いであるアールヴのビュグウィル(ヴュグヴィル)とペイラ(ベイラ)によって燃えた世界樹ユグドラシルの洞の中に運び込まれ、ユングヴィの妻であるゲーズ(ゲルズ)、息子のフィヨーニル(フィヨルニル)の手によって蘇生された。

ユングヴィ(フレイ)はビュグウィルとペイラをはじめとする、アールヴをエルムと呼ぶことにし、洞の中にあったエルムの木(楡の木)を中心に、新たな世界――エルムヘイム(エルムの家)を創造した。


陸地が一割しか存在せず、エルムたちが繁栄して人口過多になった。

対策としてウングヴィ(フレイ)が異次元に残る小さな世界樹の洞を、燃え尽きた世界樹の残滓を使って繋いでダンジョンを作った。

大きな世界樹の洞は別の宇宙に繋がっていて、そこにダンジョンを通じて繋がることができ、エルムたちは様々な星から知性を持った生物を連れて帰った。

猫人族、犬人族……様々な種族の中、地球の北方ゲルマン人も含まれていた。彼らはルマン人を名乗って子孫を増やし、エルムたちを中心としたフィオニスタ王国に肩を並べるほど大きな国家――イオニス帝国へと育っていった。






2.エルムヘイムの国々

エルムヘイムには、大きく二つの国がある。


■フィオニスタ王国

ユングヴィ・イグナール(フレイ)を国王としたエルムの国

王都:フィオンヘイム

貴族領 領都:スタークヘルム

貴族領 領都:エンケヘイム

町:ユプサーラ(王領)


■イオニス帝国

ルマン人が建国したイオニス国王を盟主とした、複数の小さな国家が集まる帝政国家。


※ 種族単位で集まる小さな国も他に存在します。(例)クトゥー王国





3.エルムヘイムの単位

異世界なんだから違う単位があるのはあたりまえ。でも、地球のmks単位系と似た形態になっています。


<時間>

エルムヘイムは地球と似た環境で、1年は360日。

1日は24時間センダ、1時間は60デレ、1分は60シクです。地球の1秒は、エルムヘイムの1シクと同じです。

(参考:第224話)


日本       エルムヘイム

────────────────────────────

時        センデ Sende(ノルウェー語:過ぎる)

分        デレ Dele(ノルウェー語:分ける)

秒        シク Sekund(ノルウェー語:二番目の)


時間       センダ

分間       デレット

秒間       シクール



<長さ>

エルムヘイムの長さの単位は、ハスケです。

ハスケ石という1mの長さで棒状に結晶する石に由来します。

地球の外周を測って緯度差から割り出したメートルという単位が異世界にあるわけがないので、玄武岩から便利なものを考えだしました。


日本       エルムヘイム

────────────────────────────

メートル     ハスケ Hersker(ノルウェー語:定規)


<重さ>

エルムヘイムの重さの単位はレーベです。

一番小さな魔石1個が10gなので、それが単位になっています。

(参考:226話)


日本       エルムヘイム────────────────────────────

10グラム     1レーベ Skervet(ノルウェー語:破片)


<角度>

日本       エルムヘイム────────────────────────────

度        グラ  Grader(ノルウェー語:度)


<温度>

日本       エルムヘイム

────────────────────────────

度        カル Kald(ノルウェー語:冷たい)




4.エルムヘイム人(神含む)

(1) ユングヴィ・イグナール(フレイ)

北欧神話で言うところの、フレイ。豊穣の神。

フィオニスタ王国の国王でもある。過去、二回蘇生したことから、今はユングヴィ三世を名乗っている。

ヴァン神族であるため、身長は3mを超える巨人。


(2) ゲーズ(ゲルズ)

フレイの妻であり、霜の巨人。


(3) スキルニル

ユングヴィの召使いだったスキルニルは、エルムヘイムで宰相をしている。


(4) ビュグウィル(ヴュグヴィル)とペイラ(ベイラ)

ユングヴィの召使い夫婦

ラグナロクで死んだユングヴィの死体を宇宙樹の洞にまで運んだ。フィオニスタ王国の王室で召使いをしている。


(5) フレイヤ

本名:ウル=フレイヤ・ロン・ユプサーラ(ユプサーラのフレイヤ)

ミミルの双子の妹。ミミルの赤目に対し、フレイヤは青目をしている。

ウル(勇)の加護を受けており、剣聖や剣姫と呼ばれている。


(6) エオローネ・フィリオレンド

愛称はローネ。スタークヘルム出身で弓が得意な金髪碧眼の女性エルフ。貴族であるフィリオレンド家の娘。


(7) ティルヘーニル・ブラウミルト

愛称はティル。エンケヘイム出身で金髪碧眼の男性エルフ。盾と片手剣を使う前衛職。貴族であるブラウミルト家の息子。


(8) エオリア・マルソー

猫人族クトゥー王国出身の女双剣使い。通り名は迅剣のエオリア。




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