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5話

 小二時間ほど寝た後、私は目を覚ました。傍には、悪魔のクロノスが私の鞄から文庫本を取り出して、あぐらをかいて読んでいた。

『おっ、やっと起きたか。あまりに長いこと寝ていたから、この文庫本も終盤まで読んじまったぜ』

「人の私物を勝手に読まないでくれる?」

『冷てぇなぁ。お前が俺をほったらかして寝てたからだろ』

 悪魔でも小説とか人間の娯楽に興味があるのだろうか。ちょっと意外だ。

「はいはい。にしても、ちょっとお腹空いてきちゃったなぁ……」

 体内時計的には、おそらくもう昼時だろうと思う。さっさと鞄の中に入っているお弁当を食べて、この時間が停止した世界を引き続き満喫しよう。

 なんなら時間を気にする必要もないのだから、今クロノスが読んでいる読みかけだった小説を読んで過ごすのもいいかもしれない。クロノスのことだから、悪ノリで読んでいる最中にネタバレしてくるかもしれないけど。

「……は?」

 そんなことを考えながら、ひとまず鞄からお弁当を取り出そうとした。けれど、

「お、お弁当がない! えっ、何で? ちゃんと私入れたよね!?」

 鞄の中に手を突っ込みながらお弁当箱を探すけど、全然それらしき物が見つからない。

 おかしい。確かに私は、今朝お弁当を鞄の中に入れたはず。それは間違いない。……だとしたら―。

私は顔をクロノスの方へ向ける。

「……あなた、なんか知ってる?」

 私が睨むような顔でそう訊くと、クロノスは悪びれる様子もなく、あっけらかんと、

『ああ。食ったぜ』と、言葉を返してきた。

「……なんで?」

『腹が減ったからだな』

「あんまり答えになってない。何で私のを食べたの?」

『今はそれぐらいしか食うのがなかったから』

 さっきからまともな問答ができていない気がする。いや、できていない。故に、最終的には小学生に問いかけるようなことを言う羽目になる。

「……私のお弁当を食べたら、私が困ることを考えなかったわけ?」

『考えたぜ? でもまあ、別にいいかなって』

 呆れた悪魔だ。普通の人間相手ならまだしも、人とは多少感性の違う悪魔とこれ以上口論するのは、時間の無駄な気がしてきた。

 さらにお腹も空いて、いちいち怒る気力もない。

「はぁ、マジ最低。どうしよう……」

どうしようというか、時間停止を解除するしかない。こうなったら、学校の自販機で炭酸飲料を購入して、午前中はやり過ごすしかなさそうだ。炭酸はお腹が膨れるし。

爆速でコンビニに食べ物を買いに行って、爆速で学校の教室に向かうという方法もあるけど、登校時間ギリギリに時間を止めたから、コンビニに寄り道すると遅刻は免れない。

「ああもう、マジ最悪! もっとこの時間の止まった世界で過ごしたかったのに! あんたマジでないわ。クソ悪魔!」

『お前が俺を置いて寝てたからだろ』

あぁもう。これ以上話すのは疲れるだけだ。お腹も空いてきてしまったし、不本意だけど時間停止を解除するしかない。 


 *


「時よ進め」

学校へとやってきた。昇降口付近にある自販機前で、手を空にかかげて合言葉を唱え、時間停止を解除する。

すると、真っ先に感じたのは騒がしい音だった。停止を解除した瞬間に、車の走行する音が聞こえ、鳥のさえずりも聞こえ始めた。

さっきまではどこまでも続くような静寂が流れていたのに、急に耳の中に空気が吹き抜けたように、様々な音が耳に届けられ始める。

先ほどまで静止していた雲も空を泳ぎだして、私は理解した。世界はまた動き出したのだと。

「はぁ……」

さっきまでの時間の止まった世界が、さっそく恋しくなってきた。

『炭酸買わないのか?』

「誰のせいでこうなったと思ってるのさ」

クロノスは悪びれる様子もなく、舌を出して知らん顔をする。こんなやつに時間をかけるのは無駄だ。現時点でチャイムが鳴る前に校門には入っているので、すでに遅刻は免れている。

けれど、クラスメートが集まりきった教室内に、チャイムが鳴った後に入るのはなんだか気まずい。なので、私はさっさとサイダーを買い、ダッシュで教室へと向かった。



朝のチャイムが鳴ったとほぼ同時に、教室へと入った。すでに教室にはクラスメートたちがだいたい揃っている。

私はあまり目立たないように、教室の後方からそっと、窓際にある自席へと向かう。

「ふー……」

やっと席につき、肩を下ろす。それと同時に、今日もまた一日が始まるのかと、内心うんざりした。


それから数時間が経ち、四限目となった。今は数学の授業を受けている。さっき朝のホームルームが始まる前にサイダーを飲んだけど、やはり炭酸だけではそこまでお腹は膨れないし、食べ物を食べたわけじゃないので、ちょっとお腹が気持ち悪い。

「であるからしてー、この数式に当てはめると……」

前で数学教師があれこれと解説をしているけど、正直内容はほとんど入ってこない。今は空腹でそれどころじゃないし、何より今の私の脳内は、早く明日を迎えてまた時間の止まった世界を過ごしたい気持ちでいっぱいだ。

『学校の授業ってのは、結構退屈だなー』

傍でぷかぷかと浮いている悪魔のクロノスが、そう私に言ってきた。彼は悪魔の不思議パワーにより、私以外の人間には視認できない状態になっている。

そのため、私が彼に返事をすれば、周りからは一人でぶつぶつと喋っている変人と称され浮いてしまう。まあもともと、いつも教室の隅で一人読書をしている私はすでにクラスで浮いているけど、これ以上変人として浮くのは避けたいものだ。

授業終了のチャイムが鳴った。

やっと昼食の時間。父が作ったお弁当はどこかのクソ悪魔に食べられてしまったので、私はなけなしのお小遣いで、食堂へ焼きそばパンを買いに行く。

私は財布を持って席を立ち、教室を出ようとした。その時―。

「夏凪さん。昨日は土砂降りの中で帰って行ったけど、大丈夫だったー?」

私の席に、高井玲奈が煽り顔でやってきて、私の行く手を阻んできた。取り巻きたちもいる。

「……別に、そんなのどうでもいいでしょ。食堂行きたいからどいてくれない?」

「せっかく心配してあげてんのに、なんかひどくない?」

高井は嘲笑うように、私に近づいてくる。

『なんかこいつら、嫌な感じだな』

私の傍に立っているクロノスが、共感を求めるように私に言ってきた。クロノスの発言には同感だ。クロノスは初めて高井たちを見たわけだが、初見のやつにも思われるほどに、高井はタチの悪いやつなのだ。

ちなみに、クロノスの姿は私以外視認できない状態だ。クロノスの発言に共感を返したいところだが、今は控えておく。周りから独り言を話す変人として扱われるのはごめんだし。

「邪魔……」

私は高井たちを無視して、その場から立ち去る。

「は? ちょっと待ちなさいよ! また逃げる気?」

高井の声が背中から聞こえてくるが、無視だ。教室を出て、食堂へと向かう。

『無視してよかったのか? なんか言い返してやればよかったのに』

クロノスが私についてきながら、そんなことを言ってきた。

「ああいう輩は私みたいな地味な人間を弄んで、自尊心を高めたがるんだよ。変に言い返したりすると調子付けちゃうでしょ? だから無視して相手にしないのが一番いいの」

『ふーん。なんか人間ってのは面倒だなぁ。悪魔同士の喧嘩だったら、力で押しつぶすのに』

要はシンプルに暴力でやり取りするという感じだろうか。悪魔同士の喧嘩、想像するだけで物騒だ。けれど、正直ちょっと羨ましい。

人間社会はクロノスが言ったように、本当に面倒なものだと思う。解決したくとも、解決するための手段が限られていて、思うようにいかない。

その手、力でものを言わせられるというのなら、悪魔の世界は実にわかりやすくていい。

昨日は高井とちょっとした取っ組み合いになったけど、ああいうのは人間世界では結局のところ、さらに怒りを買われたりして、面倒な要素を増やすだけ。

だったら、非常に腹立たしいけれど、無視し続けるのが一番穏便な解決法だ。シカトしとけば、いずれ高井たちも飽きるだろうし。

……あぁ。なんだかもうすでに、あの時間の止まった世界が恋しくなってきた。今すぐにでも、時間停止の力を行使したい衝動に駆られてくる。早く明日にならないだろうか。

今までは時間の進むことが億劫でしかなく、明日が来るのさえ怖かった私だけれど、今に限っては、早く明日にならないかと望んでいる自分がいる。

そんなことを思いながら廊下を歩いていると、やがて食堂に着いた。そして、焼きそばパンを一個購入。

高井たちのいる教室に戻るのも面倒なので、私は校舎の最上階へと向かった。屋上に通じるドア前の、行き慣れた小さな物置スペースで食べることにした。ここはこの時間、人なんて来ない。こんな狭くて暗いところに来るのは私ぐらいなため、もはやこの場所は私のテリトリーと化している。

「ふー……」

腰を下ろし、一息つく。あぁ、やっぱりここは少し落ち着く。さっきの時間の止まった世界には劣るけど、ここも私にとっては、大切な場所だ。

『お前……薄々感じてたけど、だいぶインキャだな。こんな狭いところがお気に入りだなんてよ』

クロノスが横から茶化してきた。相変わらず鬱陶しいことを言う悪魔だ。……まあ、私がインキャなのは認めるけれど。実際そうだし。

「ほっといて。別にいいでしょ。私には一人で平穏に過ごせる時間と場所が、何よりも必要で大切なの」

そう。私は一人の時間が大好き。静寂の流れる夜中に、自室で一人本を読む時間とか、もう最高だ。私はあの一人の時間が好き。

一人で小説を読んでいる間だけは、その読んでいる物語の世界に入り込める。嫌な現実世界から、逃げられる。……まあでも、所詮は現実逃避みたいなものだけど。

というか話は変わるけど、この悪魔はいつになったら私から離れるのだろうか。契約を結んだ昨晩から、ずっと私の傍にいる。

契約は結んだのだし、そろそろ離れて欲しいのだけれど。

「……てかさ。あなたいつまで私にくっついてるわけ? そろそろ悪魔界かどっかに帰りなさいよ。目的だった契約はもう結んであげたでしょ?」

とりあえず、それとなくそう訊いてみた。するとクロノスは、気だるそうに頭をぽりぽりとかきながら言う。

『俺もできればそうしてぇよ。けど、契約を結んで一ヶ月は契約者のそばを離れちゃならねぇっていう悪魔界の決まりがあんだよ。契約者が能力を得て、力を悪用しねぇか監視しなきゃならねぇんだ』

「なにそれ。めんどくさ」

マジで勘弁して欲しい。一ヶ月もこの皮肉屋の悪魔と、生活を共にしないといけないなんて。その事実を考えただけで、眩暈がしてくる。……神様は私のことが嫌いなのかな。

 私はクロノスに対し全力の嫌味を込めて、大きくため息をついた。すると、そんな中―。

「……あのぉ、夏凪さん?」

「っ……!」

突然、横から誰かに話しかけられた。

「あっ、ご、ごめんなさいっ。急に話しかけて」

声がした方を向くと、そこには見知った顔がいた。

「えっ、ちょっ、何?」

急に話しかけられたので、少し驚いてしまった。というか、話しかけられるまで気配に気づかなかった。

先方はクラスメートの女子。たしか……白雪(しらゆき)小春(こはる)といっただろうか。

黒の三つ編みヘアに、丸メガネをかけている。

あまり話したことのない人物だ。クラスに馴染めないのか、いつも教室の隅で一人本を読んでいる子。イメージ的には、地味系といった感じ。……私もそうなんだけど。

まあそれはそうとして、こんなところにいったい何をしに来たのだろう。というか、私がクロノスと話していたところを見られたかもしれない。

「な、なんか一人でぶつぶつ喋っていたけど、何してたの?」

ガッツリ見られてた。……なんて言おう。とりあえず、あまり返答に間を置くと怪しまれるから、今パッと思いついた言い訳を言ってみる。

「いや、……ちょっと携帯で通話してたのよ」

……流石に苦しいか。けれど先方は慌てて、なんだか申し訳なさそうに顔を歪ませた。

「そうなんだ。あっ、なんかごめんなさい。通話の邪魔しちゃって……」

おぉ。ギリセーフ……かな? 表情と口ぶり的にたぶん、本気で通話していたと解釈してもらえたみたいだ。

「いや、大丈夫。もう通話はさっき終わったから」

「そうなの?」

「うん、そうなの。で? 白雪……だっけ? あなたはここへ何しにきたの?」

とりあえず、無理やりにでも話を変える。

「いや、ごめんなさい。夏凪さんが階段で上に向かっていくのが見えたから、ついてきたんだけど」

白雪は申し訳なさそうな顔でそんなことを言う。ついてきたということは、私に何か用があったのだろうか。なんにせよ、話があるならとっとと済ませてどこかへ行っていただきたいものだ。私のおひとり様タイムを邪魔しないでほしい。……まあ、このやたらとおしゃべりな悪魔が一匹いる時点で、すでに一人ではないのだけど。

「……実はね。私ずっと、夏凪さんとお話がしたかったの……」

「……え?」

想像していない言葉だった。白雪は続ける。

「……私、夏凪さんとお友達になりたいの。だから、夏凪さんがさっき一人でここに行くのが見えたから、今が話しかけるチャンスだと思って……」

白雪はもじもじしながら、そんなことを言う。

『おお、よかったじゃねぇか! 友達になりたいだなんて、インキャなお前には一生縁のない話だぜ!』

「…………」

あんたは黙ってて、クソ悪魔。

喉元まで出かかったその言葉を飲み込み、クロノスの皮肉を無視する。白雪のいる前で、クロノスと会話はできない。

というか、そもそも私は別に友達が欲しいだなんて思ってない。他者と関わったって、きっと碌なことがない。

母が私を置いて亡くなったあの日から、この世界に本当の意味での愛情はないのだと悟った。

どれだけ愛していると言われても、どれだけ共に幸せな日々を歩もうとも、どれだけ素敵な思い出ができたとしても、結局同じ。たしかな大切がそこにはあっても、所詮は人ごときが作り出したもの。

ほんの一瞬の光景や反射的な心情だけで、人はあっけなくその目の前のたしかな大切を忘れて、手放すのだ。……私の母がそうだったように。

人の愛なんてものは、……脆いものなのだ。現実の愛は、小説やドラマのように美的じゃない。

だから私は、決して人の愛を知らずに毛嫌いしているわけじゃない。知った上でくだらないのだ。

だからこそ、私は極力一人でいたい。よく教室で、クラスメートが友人と話しているのを見かけるけど、いったいあれの何が楽しいのかが、私にはわからない。どうせ脆い絆だろうに、見ていて哀れに感じてきさえする。まあたぶんそれに関しては、私の性格の悪さも多少関係あると思うけど。

それはそうと、とにかく白雪の申し出には、首を縦に振れない。悪いけど、友達になるのは断らせてもらおうと思う。私はやっぱり、一人でいる方が性に合っているから。

それに、白雪の主張には色々と疑問が残る。

「……そう言ってくれるのはありがたいけどさ。ちょっと訊いていい?」

「えっ、なに……?」

「なんで私と友達になりたいわけ? 他にも人はいるじゃん。なのに、なんでわざわざ私なの?」

なんとなく、白雪が私をわざわざ友達に選んだ理由はわかる。たぶん、それほど気持ちの良い理由じゃないのだろう。

「そ、それは……」

「あなたさ。単純に私がいつも一人でいるから、勝手に自分と同類だとか思ってるんでしょ?」

「っ……! ……ち、違うっ。違うよ!?」

白雪はわかりやすく動揺する。口では違うと言っているけど、必死なその様子から図星だということはわかる。

「いるのよね。あなたみたいに自分の身の丈のあった人間を適当に選んで縋ってくるやつ。正直ウザいし、みっともないわ」

「っ……」

白雪は少し涙目になりながら、後退りした。けれど、別に罪悪感なんてない。私の思い過ごしじゃなくて、実際に白雪は一人でいる私を自身の居場所だと勘違いしている。事実私はぼっちだけど、そんな私を鴨のように見て近づいてくる彼女にイラッとする。つまるところ、彼女は私を舐めているのだ。

きっと白雪は、自分より下か、または同類の人間に接近して友達になり、自分の拠り所を作ろうとしているのだ。

別にそれが悪いこととは言わないけど、そんな邪な気持ちで来られたら、近づかれた側は気分が悪い。

陽キャには近づく勇気がないから、妥協したように私みたいな人間に近づいてくる。自分が傷つかないために、イージーな道を選んで。

こういう輩は、私が一番嫌いな人種だ。

……いや、一番は言いすぎた。一番嫌いなのは高井玲奈のような、他人を自分の優越感の材料にするような人間だ。けれど、先方の白雪小春も、私の中で嫌いな人種であることに違いはない。

というかそもそも、私は根本的に、自分以外の人間が心底嫌いなのかもしれない。本当の意味で、人を信じたことがないのだから。

「本当に悪いんだけど、私は一人でいる方が好きなの。だから、あなたとは友達になれない。ごめんなさい」

私が素っ気なくそう伝えた。すると白雪は、気まずそうに体を縮こませる。彼女はその後、紙屑をぎゅっと潰したようにぐしゃりと顔を歪ませて、涙を堪えながら、逃げるようにその場を去っていった。

『おいおい……。お前さすがに言いすぎじゃね? あそこまで言う必要あったか? さすがの俺も今のは引いたぜ……』

 クロノスは、傍でドン引きしたように顔を引き攣らせていた。まるで猫の死体でも発見したような顔で、私を見ている。

「悪魔でもそういう感性はあるんだね」

『お前がクズすぎるだけじゃね? ……まあ、別にどうでもいいっちゃいいけどよ。人間のことなんざぶっちゃけ興味ねぇし』

「あっそ」

 別に罪悪感なんてない。事実、私が言ったことは全て、白雪にとって図星だったと思うし。それに、実際に私も気分の悪い思いをした。おあいこということだ。

 私はさっき買った焼きそばパンを取り出し、口に入れて頬張る。食べ終わった後は、先ほど教室を出る際に持ってきていた自前の文庫本を手に持った。さっき時間の止まった海面の上で私が寝ている間、クロノスが勝手に読んでいたやつ。昼休みの残り時間はその小説を読むことにした。

 そんなこんなしていると、やがて昼休み終了十分前の予鈴が鳴り響く。憩いの時間が終了し、私は憂鬱ながらもその場を後にし、教室へと戻ることにした。小説もちょうどこれから面白くなりそうなところで止まってしまったし、早く帰宅して続きを読みながら、明日の時間停止タイムまで時間を潰したい。


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