8、初めてのドトールコーヒー
そして、Kさんと喋ったその日。行くぞ行くぞと念じながら、念願の病院内にあるドトールコーヒー! 300円のアイスコーヒーを恐る恐る注文。レジ横で渡される。ブラック派なので、砂糖もシロップも入れない。ドキドキしながら自分で運びます。一人席が結構あるのが有難い。これがなきゃ入ってなかった。それくらい重要な一人席。バスもいまだに相席したことがないです。相席怖い。その点電車はいい。……電車は電車で隣に座るのに勇気がいるけど、バスよりはマシ。と、まあ、話はそれましたが……初めてのドトールコーヒーのお味は……!! めちゃくちゃ美味しかったです。一人で行くカフェってこんなに美味しいのか。今まで溜め込んだ欲求が満たされて、幸せな気分でドトールコーヒーを後にしました。
病院終わる寸前で、出られる入り口が一箇所しかなくなってしまったので、爆方向音痴な私は焦りながらも外に出るのでした。13時30分に家を出て、帰ったのが17時。長い一日だった……。他人と(Kさんと)長く話すと、自分が大きくなった気がします。なんだか、「私、喋れてるじゃん!」と思えるのです。「喋れてる」は私の中で物っ凄く重要な指標です。まともな人間=他人と話せる、というバイアスのかかった思考。「他人とまともに話せないし……」と気がつくとグズグズしてるからなぁ。