6、間欠性外斜視とは何か
ここにきて私の外斜視について軽く説明します。私は間欠性外斜視です。斜視の人を見たことがありますか? 黒目が極度に外側に寄っている人、私は過去に二回見たことがあります。ですが、私の黒目は両目とも普通です。でも時々、鏡を見ると、左目の黒目が、つつーっと外側に寄っていきます。時々、なんですよね。物が二重に見えるのも、いつもってわけじゃないので、間欠性、ということになります。
ですが、両目とも普通だからといって、斜視が軽いかというとそうではなく、私はかなり程度の大きい斜視らしいです。「仕事で眼を酷使しているから斜視になったのか?」とT先生に質問したら、「それはあり得ない。基質性、つまり元々持っている性質によるもの」とのことでした。もう一つの原因として、腫瘍のせい、というのがあります。だからMRIで検査するんですね。(といってMRIってどんなだっけと思っちゃうんですけど)
余談ですが、同僚にいる斜視の女性は、見た目でわかる斜視ではあるけれど、二重に見えたりはしないんですって。本当に何でだろう?
ちなみに、なぜ斜視だとなぜ二重に見えるのかというと、普通の人は物を見る時、両目で一つの物体を見るわけですが、斜視の人は、それぞれの眼で物を見てしまいます。若いうちは、それでもグッと力を入れて、一つの物体に焦点を合わせることができます。まあ無理くりですよね。だけど、だんだん加齢していくと、グッと寄り目する力がなくなってきて、それぞれの眼で物を見てしまうため、景色が二重になってしまうのです。そして、疲れている時も寄り目する力がないので、例えば夕方になると、物が二重に見えるようになったりします。
外斜視の何が問題か、というと、「目が疲れる」。以上!
特に健康に問題はないそうです。いや、二重に見えるのも結構ストレスなんですが。