5、初めてのS総合病院
厳密には自殺未遂した時運び込まれた病院なので初ではないのですが、自分の足で行くのは初。自転車で20分くらいの距離でした。やっぱりど緊張なのですが、行くしかありませんからね。病院に着いて「受付どこ?」という最初の難関は、近くのスタッフさんに尋ねることで何とかしました。診察券は、運び込まれた時作ったのであるはずなのですが、忘れました。母にLINE電話したら家にあったとのこと。受付の人に「忘れた」と言ったら、「なくても大丈夫」とのことでした。どうにかなるようにできているらしい世の中です。
眼科を診察する前に、通りすがった院内のドトールコーヒーを見て、「いつか一人で入ってやる……!」と決心。肝心の眼科は、一番奥まったところにありました。診察票(?)を眼科の受付に提出して、番号で呼ばれるのを待ちます。何回か、検査室に入ったり出たりを繰り返しました。診察で、T先生と話しました。なんと素晴らしいお人柄……とこの時も思いました。私が精神科に通っていることや、自殺未遂による手術歴があるのを知ってか知らずか(問診票に躁鬱だの腰にボルト入ってるだの書いたので知っていると思う)「働けてますか?」とさりげなく優しく聞いてくれる。この喋り方がまた良いんだな。こういう柔らかい喋り方が好きなのよ。なんて当時は思っていましたが、その後、イメージが変わったりして。
次回MRIの約束をして、今回は帰りました。