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4、駄目医者? 良い医者?

 会社の看護師に「M眼科の駄目医者」について相談。すると「説明してくれない医者は昔はいっぱいいた。けど、今それは本当に駄目医者」とのことでした。看護師が「質問することを教えて」と言い出しました。

 そして、次のようなメモを作ってくれました。


『(症状)

2か月ほど前から、近くの物を見るとき物が二重に見える。

仕事中など集中して物を見るとき、合わせようとすると疲れてしまう。


・外斜視と言われた

・左右どちらの眼か

・どの程度の斜視か

・原因はあるのか

・今後の経過や治療について

(現在、細かいものを組み立てる仕事をしている)


詳しく説明していただきますようよろしくお願いいたします。』


 これを持っていって見せてみよう、とのこと。

 渡せるかしら……?とまた違った緊張が私を襲います。こういった何か前例のない、やったことがないことをやるってなった時、それが受け入れられるかどうか、私はとても心配してしまいます。軽くあしらわれたら……と考えは悪い方に悪い方に向かいます。もしそうなったら、口コミでボロクソ書いてやる、とか、仕事場で言いふらしてやる、とか、病院変えてやる……など、できそうもない足掻きを鬱々と考えていました。三回目のM眼科、結果はーー


 なんと、先生の方から手元のメモに気がついて、「それは何ですか?」と質問してきたのです。私は「やった!」と思って慌ててメモを見せました。簡単だったけど、全ての質問に答えてくれました。「左右どちらの眼が斜視?」には、もう一度検査してくれるという展開に。私は正直愕然としていました。嫌味なイケメン若造だと思っていたのに……ちょっと反省しました。私の思い込みって物凄いからなぁ。これもなかなか直せない性格の一つ。


 で、次はS総合病院からM眼科に出張してきたT先生に初めて会いました。これがまた、超感じの良い先生! 年齢は後から分かったことですが、同年代くらい。とにかく好印象。S総合病院の紹介状を出してくれました。「手術するべきかどうか、大きな病院で検査していきましょう」と言ってくれました。この人の元なら手術してしまいそうだ……と思いました。色々聞いたけど、あまり頭に残らないアホ脳です。

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