23、S総合病院にお別れ
10月23日。一日休みを取って、14時まで母とお出かけして、15時にS総合病院に連れて行ってもらいました。この日は雨だったので、送ってもらって正解だったかな。傷病手当の書類とプリズムシートを持って、いざ院内へ。受付の機械に診察券を入れたら、「月始めの保険証確認が必要です」との表示。母が「マイナンバーカードでやればいいんじゃない?」と言うので、受付のマイナンバーカードの機械の列に並ぼうとしたら、係の人が「こっちにもマイナンバーの機械がありますよ」と案内してくれました。マイナンバーカードを読み取って再び受付の機械を操作したら、あら不思議! 今度は「保険証確認」の表示が出ません! 凄い! 文明の利器!(?)と感心しながら、眼科の受付に移動します。
診察票に加え、今回は職場で受け取った傷病手当の書類を、眼科の受付に提出しました。どこに出したらいいかわからなくて、なんとなくで勝手に出しました。
平日だからというのもあるけど、過去一人が少なかったですね。母と待合椅子で待ちます。「私行かなくていいよね?」と確認してくる母。「大丈夫」って言ったけど、実はまたちょっと大丈夫じゃなかったりしました。後に書きます。
検査室に呼ばれ、斜視の検査を受けます。術後約一ヶ月。さあ、どうだ。透明の棒や、半透明の目隠しを使ったり、アンパンマンの口や、ミッフィーの口を目印にしたりして検査。私の感触だと、「あれ? なんか斜視治ってないような……」。すると、看護師さんが話し出します。
「上の方、二重になってますね?」
「はい、なってます」
「上の方って、二重になりやすいんですよ。スポーツをやってるわけじゃないなら、気にはならないと思うんですけど」
「そうですね……気にはなってないです」
顎を引いて、眼鏡を押さえて上目遣いをして検査……確かに上の方が二重だなぁ。
「自分で直せているようなので、大丈夫と思います」
「それは、手術をしたからそうなってしまったのですか?」
「いや、手術は関係ないですね。斜視の人は皆そうです。上の方は力が入れにくいので二重になりやすいんです」
私はふと今まで気になっていた疑問を口にしました。
「私、時々わざと二重にしているようなところがあるんですが」
すると、看護師さんは頷き、答えてくれました。
「外斜視の人は、斜視の状態の方が楽だから、わざとやっちゃうところがあります。ただ、それをやると悪化することがあります。自分で戻すトレーニングをしてください。ペンを2本持って、前後に並べて順番に見る。斜視の角度は手術で小さくなってるので、これからはトレーニングです」
なるほど……。私は母の待つ待合椅子に一旦戻り、次に診察で呼ばれます。
T先生は9月いっぱいでM眼科に異動したので、S総合病院では初めて違う先生にかかります。H先生という、これも同年代か、私より若そうな先生。そしてこの先生、すっごい「お仲間」っぽい。最近「発達障害大全」という本を買いまして、病院の先生に発達障害は普通にいる、という文章を拾い読みしたためか、そういう感じで見てしまいました。まあ、発達障害は生活に困っていないなら障害ではないのでね。喋り方といい、ぼーっとした間といい、コミュニケーションがスムーズでない感じ……丁々発止なT先生と比べると、やっぱり「変な感じだなぁ」という感じが拭えず。いや、本物に言われたくないだろうけど。傷病手当のことも二人で「今日渡せるか」「今日提出した?」「それです」「いや、今日は渡せない。いや、わからない。聞いてみる」しばらく経って「今日は無理。総合受付で」「ところで目薬ってもうやめていいのですか(確認のため二回聞いた私)」「やめていい。今後はまたM眼科。紹介状書きます」「はい」など、まどろっこしい会話を繰り広げました。ちなみに斜視は角度残ってるけど、戻せるから問題ないらしいです。とりあえず、傷病手当のこと聞けたし、いいだろう! と思って母の元へ戻って、今の会話のことを話しました。すると、母。
「で、M眼科に行くのはいつなの?」
あれ? 確かに。H先生も言ってないし、私も聞いてない。大丈夫かこの二人。
「あぶねー……」
「まあ、M眼科に電話すれば済む話ではあるけど」
眼科の受付に呼ばれ、次にM眼科に行くのはいつ頃なのか聞いてみます。受付の方がH先生に聞いてくれ、私に説明してくれるのですが、その応対を全て母親が取ってしまって、「ああはいはい、そういうことね。はいはい」という具合で、母の相槌が大きすぎて、内容が正しく掴めません。「M眼科との予約の兼ね合い」についても何か言っていたようで。
「お母さんのせいで、何を言っているのか全然わからなかった」と言ったら、「人にせいにしないでよ」と言われましたが、だって本当のことなんだもん……。人がいると、その人に任せてしまう私もよくないとは思いますが、今回ばかりは、「お母さんのでしゃばり!」と恨んでしまいました。
結局、二人が聞き取った内容に相違があり、何が正しいのかわからなくなる事態に。
一ヶ月くらい間を空けてM眼科に予約、でいいや、もう……ということになりました……。
傷病手当は総合受付のところで依頼するようになっていました。自宅の電話番号を紙に書いたら、母が「留守電に入れておいてください」と指示。この「留守電に入れろ」という指示はよく聞くんですけど、病院って留守電に入れたりしないのかなぁ。
と、こんな感じでS総合病院での診察は終わりです。
まあ、また傷病手当の書類を取りに来るんですけどね。




