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詩全集2

From a New Perspective

作者: 那須茄子

走り出した風は

読後の感想を述べるように

なめらかに凪いでいく

どこかの世界を見据えて

何かを始めなくちゃ


トランプの最期の一枚を手に取れば

それだけでなにもかもが

終わった気がしたというのに

なんだろうか

これを焦燥とでも言うんだろうか


旗が立った先にゴールがあると

勝手にすり込まれていたから

ただ歩いて辿り着けることを知っていた






去っていく風は

講評を述べるように

乾きを魅せる

どこかの世界を見据えて

何かを終わらせなくちゃ


チェスの最期の一駒を手に取れば

それだけでなにもかもが

許された気がしたというのに

なんだろうか

これを後悔とでも言うんだろうか


旗が立った先にゴールがあると

勝手にすり込まれていたから

ただ歩いて辿り着けることを知っていた



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