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8.桜川のドン登場!

桜川家の家のドアを鍵を使って誰かが入ってくる。


「えっとお邪魔してます……」


とりあえず会釈をした。


「まぁ!光輝君!」


トントン走って来て俺は足を下げて後ろに下がってしまう。


「あ……」


凄いショックな顔をしていた女性。

とりあえず笑いかけると笑い返してくれた。


「自己紹介を先にするべきね。ここに居るから分かると思うけど私は桜川冬弥の妻で秋子です。あの人にこの家に泊まるように言われたのかしら?光輝君」

「えっと……そうですね。すみません!帰ります!!」

「待って!あの人と話はしてたけどあの人が連れて来るのには条件があったのそれが出来てないからあの人は泊まる様に言ったのよ。つまり、貴方は泊まりなさい」

「条件?」

「簡単な事よ?一人暮らしを家事も含めて出来るのかどうかよ」


あ……あの部屋とカップ麺とかの山はそれは一人暮らし出来るとは思えない。


「だからか……はぁ」

「そう言えば…佳乃にあった?」

「可愛い娘さんでした」

「それはそうよ私の娘ですもの」

「でも出てきたのね?珍しい」

「あ……それは色々と有りまして」


秋子さんの携帯に電話の着信が入る。


―――――――――――――――――――――――

『ママ?』

「どうしたの?佳乃」

『さっきパパがね?勝手に私の部屋に乱入して来て部屋の鍵を閉めたの……それで…やりたくない事無理矢理させられた』

「そう……辛かったわね」

『うん…怖かった』

「ごめんね光輝君少し夫を躾ないといけないようだわ」

『お願いね…ママ』

「任せなさい。貴方っ!今すぐここに座りなさい!!」

「秋子!佳乃が部屋に篭ってしまったんだ!どうしよう?」

「………………………………?」

「貴方はやる事が有るわよね?」


やる事?


「この度は暴走して誠に申し訳ありませんでした」


その時に俺は悟る……この人は逆らったら駄目だと。

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