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1.運命の始まり

手探りのスタートラインですがどうぞ宜しくお願いします。

低文字高頻度更新が出来たら良いと今の所は考えています。

拙い私の作品で楽しんで下さる方が1人でもいると嬉しいです。

序盤は主人公もヒロインも少し暗いので読んでいてつまらないと思うかも知れません。しかし…最後はイチャイチャして貰いたいと思っているので長い目で2人を見てあげて欲しいと思います。


「「うぅぅぅ」」


私は今産婦人科の病院にいる。

隣にもう1人の男性が座ったまま。


「「頼むよ…頼むぅぅ」」


2人で目を瞑りながら瞑想している2人の男を周りの人が冷めた目でチラチラと見ていた。

がそうもなる筈だ。

何故ならただ今は妻が出産中なのだ。


「「元気な息子(娘)」さんが産まれました!!」

「「ありがとぉ〜」」


直ぐに妻の元へ駆ける!

扉の前に行くと絶望した。


「まだ入るのはお待ち下さい」

「「ノォォ〜」」


看護師に言われた言葉に目から血涙を垂れ流し、地面に掌と膝をつけて項垂れる男2人。


準備が出来ましたよ!!

貴志(冬弥)さんっと俺の名前ともう1人の名前が同時に呼ばれた。


「「直ぐに行きます‼️」」


速く妻に会いに行くんだっ!


「って廊下は走らないでください!」


ん?何だって?


「枷の消えた私には聞こえんなぁ〜……私は無敵だぁ〜」

「…………」


流石に何か隣の男性の視線が痛いぞ?


「それよりも今はっ!花凜!!パパが来たよっ!!」

「貴方……ちょっとそこに正座しなさい」

「だがな?」

「言い訳は要りません。しなさい」

「………………はい」


私は正座した。出産を終えた妻と産まれたばかりの息子の前でだ。

私はテンションの可笑しさに今更気が付いた。


「可愛い私達の息子が生まれたわ」

「そうか……ありがとな。花凜」


隣にも私と同じく正座してる夫が居て向こうは娘の様だ。


「既に決めていた名前を改めて付けようか………健康に生まれてくれてありがとう。光輝」


この時、俺の事つまりは本郷光輝が生まれたのだった。


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