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二話わぁわー

視界が虚無変わってから数時間が経過した。

人間とは適応する生き物だと初めておもった。

いや、今は神か…

俺はまず自らの体を作ることにした。


顔は適度にイケメンにした。

身長も166から175くらいにした。

まあ、ただの自己満だ。


それは置いといて俺が管理するのは一つの惑星とその周りを回る衛星2つだ。

元はもうできているが、まだ水もなく人はおろか生物もない、そういう段階からのスタートだ。


まず、物理法則などを決めてイイようなので地球の物理法則を受け継がせてもらうことにした。

まあ、楽に行けるところは楽に行けばイイと思う。


その次に俺は雨を降らせることにした。

数億年と続く雨にいろいろなプログラムを仕込んだ。

そのプログラムを作るのには雨を降らせる前から約5億年かかった。

惑星の管理とは大変なのだ。

そもそも、最終目標は人間を生み出しそこで自分がどうするのかというところだ。

だからこそ辛い作業も乗り越えられたのだと思う。


まず、俺は雨に植物の遺伝子を入れた。

一から遺伝子を作るととても大変な作業だ。数十億のとても小さな紙に情報を刻むのだ。

基本的に何を目的とするのか?

そしてどうやって繁殖していくのか?などなど、設定する内容はとても多い。

まあ、それでも知識はあるので途中からはとても楽だった。

いや、正確には通勤通学に慣れたらその時の記憶がないみたいなやつだ。

もう、日常になっていた。


その作業が終わって初めて、新しく神作ったら楽だったということに気がついた。

なのであらたに四人神をつくった。

多すぎても邪魔で暇になるやつも出るのでこれからいでいいのだ。

ということで、次に生物の遺伝子を書く操作を手分けしてやった。


生物はまずとても小さなプランクトンくらい小さなものでその中にも億単位の遺伝子情報を書き込んでいく。

そしてそれが植物から派生していくようにした。

いきなり現れてもいいのだがそれだと環境が間に合わないのだ。

そういうことも考慮しないといけないというのはとても大変な作業だったがこれは五人の神の力でわりとすぐ終わった。

ただし数が数なので結局一つ一つは早くても植物の遺伝子を書くときくらいかかった。


そして数億年と続いた雨は降り止みただ静寂の時を過ごしたこの星に植物が生まれた。

なんか頑張った甲斐があったというかすごく達成感があった。

あぁ、もし夕華と結婚して子供を出産してもらっていざ子どもと対面した時俺はこんな気持ちだったのかな。

そう思いながら俺はただ長い時を過ごした…



そしてやがて海には生命が宿った。

この星はではじめての生命だ。

ここまでくるのには着工から約15億年かかった。

一区切りついたと言いたいところだが、ここからはもう一仕事あるのだ。

まず俺たちは海の生命を進化させその完成形というのを作った。

それはずばり海の主だ。

ただし遺伝子情報を書いただけでこれを目指すようにという目的を生物には与えた。

それはやがて現れて生態系の頂点に立つ。

姿はサメを巨大にした感じだ。

そして強さが正義のこの海に圧倒的な王者を持たせることで独自のコミュニティが生まれるだろう。

これで、基本の社会集団を持たせる。

ただし知能は持たせない。

持たせるのは陸上の生物からだ。

そちらの方が発展形がやはり想像しやすいというのも関係しているが、人間というものを作ってからが本題なのだ。

社会集団は陸上での方が発達させやすいし知識を持たせた際の使いやすさも高いからでもある。

ただし長く生きた者には知能を与えることにした。

やはり馬鹿なままでは今まで長く生きてきたのに一瞬で死んだりするかもしれないからだ。


そして海の生物は何代も進化した。

ある生物は小さなままで、ある生物は大きく、

ある生物はイカのようになったりした。

そしてその時代が数億、数十億と続いたあとやがて海に主が生まれた。

この星の海はその瞬間から彼のものとなった。

もちろん多様な生物が生きてはいるが彼に勝てる生物は今のところ誰1人としていないのだ。


その後俺たちは生物の陸上進出を計画した。

まず、完成形となる生物をまた決めることに決めた。

まず、作るのは主だ。

主は大体決めていた。

それはドラゴンだ。

あの火を吹いたり、その翼で飛ぶあのドラゴンである。

やはり力関係というのは付けなくてはならないのは決定事項のようだ。

あと、人間は流石に進化の過程でなるか不安なのでもう遺伝子描いちゃいました。

あと、定番のドワーフとかエルフも派生させるように作りました。


あ、それと俺はこの世界には魔力という概念を作った。

それはまぁ俺の憧れでもあるし、人が圧倒的な存在に立ち向かうための手段でもある。

魔力は使うので補給しなくてはいけない。

だからその役割を二つある月に与えた。

月は恒星の光を浴び表面がエネルギーに換算しそれを魔力に変換して魔力とした。

それを徐々に流していった。


まあ、それは置いといて陸上に進出させる生物の遺伝子情報を書いていく。

まずは、両生類あたりから始める。

これは進化の過程の中で当たり前の事である。

極端な例だが、いきなりドラゴンが現れたら前にも言った通り環境が壊れるのだ。

だから、まずは水の近くで生きる両生類の遺伝子を描くことに決めた。

まぁ、俺はいっぱい知っているからイメージはしやすかった。

ということでカエルみたいなのや、イモリみたいなのを作った。


あと、紹介する順序が逆なのだが、植物は海の生物が生まれた頃に陸に移動していく個体も確認されている。

しかし、そろそろ陸にも植物がいるなぁ、と感じていた頃にこんなことが起こるなんて(*≧∀≦*)


まあ、それは置いといて両生類はどんどん陸にも適応して進化していった。

例えばトカゲだ。


トカゲは鉱物などの近くに住み魔力を媒介に鉱物の特徴を得たりしてきた。

それと同時に厳しい環境の中で生きてきたトカゲは翼を得た。

そうドラゴンの誕生だ。


そしてしばらくして鳥も生まれた。

鳥は大きな翼を持つものや小さなものも現れて行った。

本当にたくさんの生物が生まれてきた頃その時はきた。

そう、ついに猿が出てきたのだ。

猿はいわば人間の祖だ。

それが生まれるという事はどうやらもう数百、数千世代後には人間が生まれるということにつながるのだ。

やっとという感じだ。

ここまで本当に長かった。

疲れたンゴ。


そこからはとんとん拍子で人間ができた。

人間は一人一人の力はとても弱い。

だから集団で過ごすようになっていった。

あるものは国を作った。

あるものは魔力の研究をし魔法を生み出した。

それはゆういつやつらに対抗するものだった。


ちなみにエルフやドワーフなどは珍しい種族で迫害の対象にもなったりしていた。

それについては本当に残念だ。

人間は自らにないものを欲しがる生物だ。


そのため、深い森で外との関わりを持たずに生活する種族となったり、

人間にはない技術で自らの地位を築く者もいた。



前述のやつらは魔物のことである。

魔物とは抑止力だ。

知能は少なく人間やその他人系種族を襲うようにした。

これは魔物の脅威というのが人類の脅威である限り人間による災いは起こらないのでは?

という考えの元行われた計画だった。


地球ではウイルスなどの環境的な要因が人の脅威というところがあった。

しかしそれではダメなのだ。

実体のないものでは十分な抑止力にならないと思ったからだ。

戦争中に魔物が現れては戦争どころではないという話だ。

つまり国防のために人が協力するという状況にお膳立てしてあげたのだ。

これで、少しでも争いが減ればよかったんだけどな…




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