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プロローグ
手紙形式で一通で一話形式で書いていきます。
回によって長い短いの差が大きいです。
前略、皆さま方いかがお過ごしでしょうか?
こちらは今ちょうど火の刻の雨期真っ最中ということもあり、炎の雨が降り注いでおります。
森の至る所から火の手が上がり、さながら山火事と言わんばかりの光景になっておりますが僕は元気でやっております。
いずれそちらの世界に帰還した暁には、存分に普通の雨の日を堪能したいと思う次第であります。
どうかくれぐれもお体に気を付けてお過ごしください。
それでは届くかわかりませんがこれにて失礼いたします。