夢現実ニナリテ
「何しに来たのだか…さて新人教育始めよう」
二時間後
「まぁこのくらいかな〜」
「ありがとうございました!」
一通りコンビニアルバイトの研修が終わり、アルバイト初日が終わった。
「白河さん~お疲れ様~次は明後日よろしくね~」
と店長がいい白河星は帰っていった。
数時間後に俺の代わりに夜間勤務のパートのオバチャンが入っていき俺の今日のバイトが終了した。
俺はいつもバイト終わりにここのコンビニでいつもビールを買って帰る。
自宅からこのコンビニまで歩いて3分くらいの場所なので凄く助かっている。
カン!キシキシ
なにやら金属音が響いている。
コンビニから自宅途中までに公園があるのだが、今日は映画の特撮かなにかをしているみたいだった。俺には関係ないビールを早く飲みたいのだ…
そんなこんなで帰宅をした。
「ただいまーってだれもいねぇか」
父親は俺が幼い時にちょっと冒険してくるといい帰って来なく、それ以来母親が女で一つで俺を育ててくれずっと感謝している。
「さてと…ビール飲むか…」
コンビニの袋からビールを取り出し飲んでいた
今日は新人教育に藍は来るしで散々だったなー
と疲れたし明日の朝シャワーにして今日は寝よう…
そのままビール片手に慧はそのまま眠りに入った。
「いらっしゃいませー」
「ありがとうございましたー」
なんともやる気のない様な声で今日もアルバイトをこなす。
「だめだよ〜慧君〜ちゃんと働かないと〜あっいらっしゃいませ〜」
とレジの後ろから優しく声が聞こえてくる。
優しい声の持ち主市川沙紀さんずばり店長だ。
店長を見るために買い物に来る方は2割いても過言では無い。
声だけでコンビニ今日も行こうとなる客はそうそう居ないだろうそれだけ優しい声とルックスも揃ってるのである。
家がお隣さんで小さい頃からよく遊んで貰っていた。
「今日は〜新人ちゃん来たからちゃんと見本になってね〜」
「初めまして!今日から入りました白河星ですよろしくお願いします!」
店長の言葉に続いて新人が挨拶をしてきた。
白河星制服にメガネを掛けた女の子
見た目はとても後輩らしく意外と胸の方が…
おっと危ない…高校生に手を出す気か俺は…
「はいはーいよろしくー」「はいは1回でいいのよ〜」
俺は荒川慧25歳独身、自分で言うのは何だが顔は普通だ。25歳にもなってアルバイトしてるのはコンビニなのに意外とバイト代で生活出来てるし、自分に合ったシフトを組めるので凄く有難い。
就職はしたのだが色々あり、退職した色々あり現在アルバイトのみとなっている。いわゆるフリーターだ。
「慧くん〜白河さんの新人教育任せたわよ~」
「よろしくお願いしますっ!」
と店長の隣にいる白河さんは言った。
「まず初めにレジの使い方から教えるねここを…いらっしゃいま…」
新人教育を教えながら普段の仕事をこなそうとするが言葉が詰まった。その問題はお客さんにあったのだ。
「慧!新人にアンタが教えれるの?!」
店内に響く声で俺の目の前に立ち言ってきた。
「お客様大変ご迷惑になる為ご退場お願いしますー藍お前に売る商品はねぇーよ。」
「あらあら藍ちゃん~どうしたの~?」
俺の後に店長いつもの笑顔で優しく対応していた。
「沙紀ちゃんコイツ私お客さんなのに対応酷いよ!」
こいつは市川藍店長の妹になり、物心着いた時には一緒にいたいわゆる腐れ縁ってやつだ。アイドルとかにも普通に居そうな顔立ちで口を開かなければ文句も付けようがないやつである。
「藍ちゃん~今日から入った新人さんの白河星さんよ~」
「よ、よろしくお願いします。」
いきなりの大声で白河さんも緊張したのか、噛んでしまっていた。
「白河さんうちの妹の藍ちゃん~ちょっと口悪いけど~本当は優しい自慢の妹なのよ~毎日来てくれる常連さん何も買わなくてもくるから~来たらまた来たとか言わないであげてね〜」
と冗談交じりに話しているが
「ちょっと沙紀ちゃん!」
見たらすぐ分かる林檎みたいになっている藍がいた。
恥ずかしくなったのかアイスコーヒーを買って出ていった。
初めておはこんにち、こんばんは!
ワタクシの処女作になりますので、暖かい目でみてもらえると光栄です!