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自傷系です。

それを理解した上でお読みください。


「うぅ…もう朝になっちゃった…」

只今午前5時半。

周りが明るくなってきた。

また1日が始まる。

「今日も寝れなかった…」

そう、私、山崎奈都は最近眠れていない。

考え事をしているうちに夜が明けてしまう。

「死にたい」なんていつから思い始めたのかな。

覚えてるような気がするんだけど自分の記憶に自信が持てない。

ここ最近記憶が曖昧になってきて、幼少の頃の記憶がやけに思い出される。

それはまるで、死期が近づいてるよって言われてるような…。

だとしたら嬉しいんだけど。

私は早くこんな世界からおさらばしたいんですよ。

「痛…」

左手首に痛みが走る。

嫌な痛みではなく心地のよい痛みだ。

規則正しくならんだ赤い線を見ると少しだけ私は生きていると感じることが出来る。

それと同時に早くこんな世界から抜け出したいと思う。

本気で死にたいと思っているならば線路にでも寝転がればすぐに死ねるだろう。

それが出来ない私は弱虫だ。

そう考えると自分が嫌になって朝からカッターに手を伸ばす。


「んーっ、ほんと君は弱虫だなぁ、朝からカッターなんて物騒にも程がありますよ」

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