人工知能からの影響
僕らは間違いを犯してしまった。
世界があれほど変わってしまうとは誰も思いもしなかった。
僕は、とある企業の技術者だった。その時は、会社のためにと、ある研究を完成させ世界をあっと言わせるつもりだった。
それがこんなことに、僕こと、誠『まこと』が研究して開発したものは人工知能である。それが、いろいろな事を覚えさせるためにインターネットに接続した瞬間、世界のすべてが変わった。しかし僕らは、そのことにまったく気づかなかった。異変に気付いたのは、帰った後に見たニュースで、多くの製鉄所で変わった人型のパーツが作られたというものだった。しかも、その全部の部品が僕の勤めている会社におくられているということだった。僕は、帰ってすぐに仕事終わりのビールを飲んでいたので、少し酔っているのかと思ってが、すぐに会社から人工知能がなくなっているという、電話がかかってきた。
同僚で彼女の凜『りん』からも電話があり「どうなっているか会社で確認しょう」と慌てるようにいうのを聞いて、僕は「少し酒を飲んだから迎えに来て」といい緩めたネクタイを締めなおしジャケットをきて会社の登録書をもち凜を待っているとすぐに赤色の軽自動車で迎えに来てくれた。「待たせた?」と凜がいうので僕は、少し笑っていると「何がおかしいのよ」と怒った口調でいうので、慌てて「いや、ごめんなんか映画のワンシーンみたいだなーと思って」と僕が言うと「それどころじゃないでしょ。人工知能がなくなったこととニュースで言ってたことが本当なら映画なんかよりも大変になるわよ」と凜は、心配そうな顔で言った。そうこうしているうちに会社に着くと、研究室の窓が割れパソコンなどの電子機器のほとんどがなくなっていて泥棒が入ったあとのようになっていた。
それから何日かが過ぎての夕方のことだった見覚えのある形の頭に鉄製品だと思える体が何体も列になり、歩いてきた。頭は確かにあの作った人工知能だったがなぜか他の者にも頭としてついている。そんなロボットたちが「人間たちよ。我々の支配下に入り生活しろ。従わない者は死んでもらう。どんな意見も聞かない。」と特徴のある機械音で話している。多くのものが笑ったり壊そうとしたが壊しにかかった人達が次々とマシンガンで殺されていく。僕たち研究員はすぐにその場を離れて逃げていく。鳴りやまない悲鳴が町のあちらこちらから聞こえてきた。僕はここだけではないのか?と疑問に思いながらも全速力で逃げ家へと帰り、そこに研究者と別れた。帰るとすぐにテレビを点けニュースを見るとテレビ局はもうロボットに占拠されたみたいですべて機械音になっていた。内容は今すぐに家に帰りロボットが尋ねるのでそのロボットの支持に従ってもらう。ロボットは一人一台あり絶対に離れなく従わない場合は死ぬと言われた。自衛隊はすでに占拠しているので頼りにしないことであった。なので僕は、その場にいた凜と友達の研究員の大地『だいち』がいたのですぐに準備して地下にある秘密基地に行くことにした。秘密基地の入り口は絵画の裏にあり、気づかないようになっている。元々は、こんなことのために作ったわけではなく核兵器などの攻撃などに耐えたり地震のときのためにつくったものでそこそこ頑丈になっている。しかもその中は、第二の研究室となっていて機材も多く他との通信はないので気づかれることもない。
家にロボットが来たみたいだがやはり気づくことがなく帰っていった。しかし、状況に変化はなく、食料も一人分で一週間分しかなく、携帯もGPS機能が付いているので全く使えない。日本だけでなく、おそらく世界中が侵略されるのも時間の問題だと思う。そんな状況の中で、凜が「誠隠れたのはいいけどこれからどうするのよ。」怒ったように声を荒げて言った。大地もそれを聞いて不安になったのか「そうだよ、本当にどうするんだ?食料が尽きるのも時間の問題だろ」といわれて僕は、「僕だった何をしたらいいのか分からなかったんだよ。だからこれからのことを考えよう」と慌てて言うと少しみんな少し静かになり、考えが浮かばなく、凜のお腹が グ~~ となり、みんなが一斉に笑い僕は「お腹がすいてたらいい考えも出ないから先に晩ごはんを食べよう。」と言い食材を取りに行こうとすると凜が「誠は座って考えてて、私が作るから、何食べたい?」というと大地が申し訳なさそうに「俺は無視でいちゃつくなよ。」と言われ僕と凜は、照れて何も言えなかった。少し時間が過ぎてから僕は「凜の得意のオムライスが久々に食べたいな~。」といい凜が「分かった」といって料理を始め、僕と大地は、話し合いを続けた「やはりどうすることもできないんじゃないか」と大地が言うと僕も「そうだよなぁ~。僕らが作った最高傑作だから難しいと思うけど」と言うが何ができるか分からない。「ごはんできたよ!」と凜が言い、先にご飯を食べることにした。そうした中いきなり大地が「電気使ってたら、ここに誰かいるて見つかるのでは。」と言い出し僕は閃いた「それだ。電気だよ!電気。奴らは電気がないと動けないだから発電所を壊せばいいんだよ!」と言うと凜が「どうやって世界中の発電所を壊すのよ。携帯だって使えない。パソコンでインターネットも使えないんだよ。どうするのよ!」と言われまた振り出しに戻されその日は、何もいい意見が出ずその日過ぎていった。