#6 材料集め
大樹林に入ったのは朝のはずなのに、木で光が遮られて真っ暗だ
今は、ギルドの依頼で材料を集めているところだ。集めているのは、冥界草と呼ばれるここでしか取れない、特殊な薬草だ。
「これが、最後の1個だ」
ギルドの依頼の材料は集め終わったので、次は神薬、俗に言うエリクサーというポーションの材料集めだ。
とはいっても....材料はわからないから、前世の記憶をフル活用だ!ゲームで得た知識がここで生かされるとは
エリクサーの材料はゲームだと、ドラゴンの血とか必要だったよな、でもそんなものは持ってないし...
まて、まだ可能性はある!なんかのゲームをやってた時に「世界樹の根」とかを使って作ってた気がする。この、冥境大樹林は世界でも大きな樹林らしいし、世界樹と呼べる木もあるんじゃないか?
俺は木に登って、あたりを見渡した
「よいしょっと、体術スキルのお陰で少し登りやすな。さて、う〜ん、ないかな世界樹...ん?あそこ、なんかひときわ大きい木があるな。しかも、多分樹林の中心かな?とりあえずあそこに向かうか」
木から降りると、魔物に囲まれてしまった
「くそ、めんどくせぇ!」
俺は、手に持っている鋼鉄のロングソードで周囲の敵を薙ぎ払い、前へ突き進んだ。
「なんか、あのでかい木に近づけば近づくほど敵が強くなっていくな。少しメタい事を言うけどやっぱり、あれが世界樹か。うおっ!なんだこいつ」
その時、いきなり目の前に現れたのは小さなグリフォンだった。
「ボスのお出ましかい?」
「グアアァァ!」
そこから激しい戦闘が始まる
グリフォンが突っ込んで、爪を振りかぶるが俺が前に出した剣で防ぐ。が、しかしその剣が折れてしまった。
「くそっ!あとはナイフしかないか..」
腰からナイフを取り出し、グリフォンに振りかぶる。しかし、グリフォンはその攻撃を容易く避けて反撃を繰り出す。
「ぐあっ!痛い...」
グリフォンの爪が俺の方に食い込む。グリフォンが後ろへ引いたタイミングで、ポーションを使って傷を治す。そして、この戦闘の前にも激戦があり、ポーションの在庫はこれが最後だった。
俺に痛手を負わせたと思い、余裕ぶっこいている
「くっ、あいつ余裕こきやがって、おら!」
そんなところに俺は初級光魔術『フラッシュ』を打ち込んだ
グリフォンが閃光に包まれ、うめき声を上げる
「ギエエエェェェ!」
「よっしゃ効いてる!」
倒れているグリフォンにナイフをグサリ!
「やったか!」
「グアアァァァ!」
「やっちまったああぁぁ!」
フラグを建ててしまった...
そこからは、泥仕合が続き夜になると持久戦で勝利した。
とはいっても、フラッシュから短剣で刺すを繰り返しただけだが...
「はぁ、ふぅ、勝った!そして、グリフォンのドロップアイテム、これが世界樹の根か?鑑定すればわかるか」
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名前:世界樹の根
効果:エリクサーの材料の一つでこれを基に上級ポーションを作ることでエリクサーを作ることができる、持っているだけで回復効果が得られる
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「よっしゃぁ!これでおっちゃんの娘さんを助けられる!というか、起き上がってきたのって世界樹の根の効果だったのか」
<個体名ハルトのレベルが8レベル上昇しました。スキル『体術』のレベルが5上昇しました。スキル『剣術Lv.1』『短剣術Lv.4』を獲得しました。>
「おお!めっちゃあがった!」
長い戦いだった...泥仕合だったけど
「あとは、エリクサーの残りの材料か...全部この森でゲットできそうだし、見つけてから帰るか」
エリクサーを作るのに必要な素材は「世界樹の根」の他に「月光石の粉末」「夜光草」「高純度魔力水」「冥界草の繊維」「高純度魔石」だ。今持っているのは、ここに来るまでに集めた、月光石の粉末と冥界草の繊維、そしてグリフォンから得た高純度魔石だけだから、魔力水と夜光草を集めなきゃ。
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「やっと集め終わった、そろそろ町にかえんなきゃな」
街の門の前に行くとおっちゃんがまだ門の前にいた。
「ただいま、おっちゃん」
「おう....」
「......おっちゃん!明日の朝、ここに来てくれ」
「お、おう」
俺は、合う場所を描いた街の地図を手渡した
来てくれるといいのだが...
とりあえず、宿に戻らないと




