人生その1
最近自分の口から文句しか出てこないのでそれを外に漏らさないようにここにゲロさせていただきたい
人身事故があったというニュースを見て人の心配よりも時間を気にするようになったのはいつからだろうか、Xを見ると「ふざけんな会社に遅れる」や「人に迷惑かけず勝手に死ね」などの投稿であふれている。その投稿を見て「酷い」と思うのは単なるきれいごとで心の中では同じように思っているのかもしれない、などとおもいつつ、自分も授業に遅れるという内容のメールを急いで教授に送っている。
大学に入り三か月がたった、あっという間だった、周りにはいわゆる陽キャグループが蔓延っていて楽しそうに人生をプレイしている。自分も初めはそのようなグループに入るべく多くの人に声をかけインスタを交換し頑張っていた。しかし気づくとその陽キャグループの輪の中に自分はおらずただの傍観者となってしまっていた。いつなのか、いつ間違えたのかFPSが趣味の自分は立ち回りには自信があったため自分以外に原因があると思っていた。家に帰りよく考えると理由はすぐにわかった。自分は何も考えずに行動していたのだ。普段VALORANTとではレイナを使うし、APEXではオクタンを使うし自分に立ち回りなんてなかったのだあったとしてもただ突っ込むだけ、思いあがっていた、自分が悪かった。何を期待していたのか自分に人づきあいをうまく行い生きるポテンシャルなんてないとわかっていたのに。
今思うと自分の人生は良くも悪くも何もない何もしてこなかった。昔から続けていることなんてないし飽きたらやめて、いやなら逃げていた。前言撤回します。自分の人生は悪くしかないです。自分が悪いから何も言えないな。まぁ変わろうとしたことは何回かあった。中一の時サッカー部に入り人気者になろうとした、でもその無理に頑張ってる感が気に入らなかったのか顧問から嫌われ、嫌がらせに耐えれず中二で部活をやめる。その後中二冬当時いい感じだった子に告白、可能性的には大当たり濃厚、槍落ち、レイ背景ぐらい割と熱かった。しかし「ごめん友達だと思ってる、そーゆー対象には見れない」と言われ敗北。まぁレイ背景恰好外れるし、しゃーない!!とか思ってた矢先、告白の件を自分の友達にばらされる。うん我涙中二の少年一人涙する。挙句の果てに自分の友達とその女子は付き合ったらしい。そして涙再来。中二の少年また一人涙する。くやしいやるせなさ自分が悪いのかな、思いあがってた。って思い、がちで死のうと思ったでもそんな勇気あるわけなく。さすがに辛すぎたため自分は小学校からの友人Sに相談。そのときはじめて人前で泣いた。Sは若干引いてたでも最後までしっかり話を聞いてくれた。そうして何とか正気を取り戻した自分は今も生きてます。生きてるってよりは死んでないだけだが。中三の時人生における初彼女ができる。我涙中三の少年一人涙する。とか思っていた矢先次の日にはもっかい考えさせてほしいと別れを切り出される。自分は何も言えず別れる。泣きはしなかった何も思えなかった。そして中学を卒業して高校生になった。高校入学一か月後中三の時のあの女子から連絡がきた。なんとやっぱり好きだから付き合ってほしいとのことだった。我歓喜、高一男子歓喜。花の高校生!陽キャ!と喜び二週間後他に好きな人ができたから別れてほしいといわれる。自分は何も言えずわかったとだけラインを送り終わった。いま思うとまだ自分は頑張れたのだと思ういつも人に流されるままで自分の意思は伝えず何かをしても中途半端で逃げてしまう。もし自分が本気で何かをして失敗したとき、本当に自分の無力さを感じてしまうのが怖いから。
高一の夏休み、クラスの女子からその子の彼氏のことについて相談を受ける。細かいことは書かないがまぁよくある別れる別れないの話だった。当時の自分はその話を聞き大変そうだなとしか思えなかったしその子に対して何かしてあげるとかもなかった。結局そのままその女子は彼氏と別れた。その直後だったその女子はあまり学校に来なくなってしまった。クラスの仲の良い友達に何か知ってるか聞くとその女子がうつ病になってしまったのだと聞いた。急に何も言えなくなってしまった。あのときに何もできなかった自分に対する罪悪感が自分を襲った。もしあの時何かできればこんなことにはならなかったかもしれない。何かすれば悪いほうに行くし何もしなくても悪いほうに行くし、人生難しいよ。本格的に何もしなくなり楽なことしか選ばなくなり、高校三年間は幕を閉じた。
せめてここではしたいことをさせてください。すみません。