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Fラン学生ぼんやり日記  作者: 福招 猫太郎
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食生活の乱れは体重も心も重くする

「フゥゥ….」

 大学の構内で自転車を押し歩きながら、俺は浅くため息をついた。近頃、どうも息が続かない。大学までの、自転車で10分もかからない道のりを行くだけでも、少し疲れが出てしまうほどである。


 昨日バイト先にある計量器に乗ってみると1週間で3キロほど増えていたので、原因など考えるまでもないだろう。10月の頭頃、夏もきっぱり終わり、食欲の秋などと調子に乗っていた結果がこれだ。


 講義の教室に向かうエレベーターの中で、ふと自分の直近の食生活を振り返る。

朝食を摂る暇がある日は、昼に食べなくても問題ないくらい胃に入れた後家を出る。朝食を摂れない日は学内で昼を食べるのだが、メニューのレパートリーが問題だ。


 定食は大体揚げ物のプレートだし、丼ものも唐揚げ丼orかつ丼といったところだ。野菜という概念がとんでもなく不足している。せいぜい定食に添えられたキャベツの千切りか、1つ選べる小鉢から、おひたしなどを選択するくらいしかない。

 このままでは、小学生以来のデブ期再来の恐れがあるので、何とか食生活を正常に戻さなくてはならない。


「ハァ…」

 そんな考えを一瞬頭の中に巡らせてから、また浅くため息をつきエレベーターを降りる。

 少し遅れてしまったので、教室後方のドアから中を覗き込む。一目で「?」が出るくらい人が少ない。講義の声も聞こえない。

 教室を間違えたかと、大学のポータルサイトを確認する。


 今日の最初の授業は、オンデマンド講義だった。


 にも関わらず、普段のいつもの教室でオンデマンド講義を受けている律儀な生徒たちを尻目に、学内の図書館に向かった。


「ハァ…」

 次の授業までの昼休みの間、この話を書いている俺はきっと腑に落ちない顔をしているに違いない。


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