CDとレコード、時代の変化 おばさんのつぶやき
今はおなじみのCDですが、レコードでその青春を過ごした私にとってはまだ、その気分で話をすることがあります。友人たちとの笑い話になってしまいますが。
その昔は、レコード屋さんへ行って買いました。大好きな歌手のレコードは予約するとポスターがついてきたりするため、予約し、当日も学校帰りに買いに行ったりしました。ああ、懐かしい。
今は、アマゾンで予約購入、二、三日でとどきますね。
CDに移り替わるころ、結婚して、子供が生まれ、その子育てに奮闘しているときにカナダへ移住。子育てと仕事を両立、少しでも自分の時間ができたときは読書に費やしました。
そして早く英語に慣れようとテレビもたくさん見て英語に触れるようにしていました。だから、じっくりと音楽を聴くということはあまりなく、特に当時はファンといえるミュージシャンもいませんでした。だから、CDなどは子供用に買う以外、買ったことはつい最近までなかったのです。
そんな私ですから、シングルCDなど一度も買ったことがありません。
「なんでシングルを買うのかな、アルバム発売を待てば入ってるし、A面とB面二曲でしょ」
というと、苦笑され、CDなんだから A面もなにもないと。裏返しにしないでね、と貴重な助言もいただきました。
そこで私も、「あ、そうか」とうなづくから、自分が怖かったです。カセットテープも裏返したりしますから。
「じゃあ、シングル用に何か取りつけなくてもいいんだね」と私。
レコードのシングル盤は小さく、EP用アダプタ(真ん中にハメる物)が必要です。回転数も変えないといけなかったので、CDも何か必要なら困るなと思った私でした。
こういう話をすると二十代の若者はきょとんとします。レコードなどおばあちゃんの家で見た、だけのことらしいです。わけがわからないという顔をされると、こっちもそんな時代になってしまったのかとため息をつくことになります。
今、シングル盤を予約購入しています。同じ曲が入っているのですが、初回限定版と通常版の二枚です。
初回限定版にはその歌のPVがついていて、二曲とそのカラオケ、通常版には三曲(そのうちの二曲は初回限定版にも入っていない曲)が入っているそうです。そしてそれらの曲は、アルバムを買ってもその中に入っているとは限らないことを最近、知りました。だから、両方を買うのです。
ここで明かしてしまうと、嵐の大野くんの主演ドラマの主題歌「誰も知らない」の CDなのです。
28日に発売予定になっており、たぶん、ほとんどのファンが予約購入しているため、間違いなくこの曲もすぐに CD売上一位になるでしょう。すぐに手元に届かない私でさえ、二枚購入という計算になるので。
その人気はまだまだ続くことでしょう。楽しみです。