おやしき
花瓶の花が斜めに倒れている。
…それはさして気になるほどのものでも無いし、花瓶に刺してある花なら花瓶の口にもたれているのが普通だ。
けれど。
私は、当たり前の姿をした2本の花を屋敷の使用人として、当然のように立てて花同士で支え合う形に直す。これもまた別段気にするものでもないが、こっちの方が花瓶に添えてある花としては些か不適切で不恰好に見えなくもない。
…
そうして特別に直した花を見つめ、渦を巻いて淀む思考と感情、そして湧き出ては消え去ることのないの欲情に身を委ねた。
「ねぇ、先生は暇なとき何してるの?」
「私達使用人に暇な時なんてありませんよ、お嬢様」
屋敷の廊下を横並びに歩きながら、先生と呼ばれた若い女はそう答える。
「そういうのはいいのよ。うちはお母さんがいないし、家の広さの割に使用人が多いことだって知ってるんだから。それに、週に一回丸一日の休みが先生にはあるでしょう?」
お嬢様と呼ばれた少女は、なんでもない世間話や興味本位というよりかは、しっかりとした目的意識のある質問として言葉を繰り返す。
「そんなことよりも今はダンスのレッスンに気持ちを向けて下さい」
「いいじゃない、今ぐらいは。さっきの裁縫のレッスンで少し疲れたのよ。移動中喋るくらいの息抜きは問題ないでしょ?で、休日は何をしてるの?」
…どうやら逃してくれないらしい
無垢なように少女は女の顔を覗き込む。
それに対して女は柔和な笑みを顔に浮かべる。
「休日は少し遠いですが馬車で町へ買い物に行ってますよ。流行りのものとか新しいものとか、色々見て回るだけでも楽しいんですから」
「そう。なんだか楽しそうね。私も一緒に行ってみたいわ」
「では、いつか一緒に行きましょう」
「それで、休日以外はどうしているの?」
「休日以外に暇はありませんよ、お嬢様」
意外にも少女は諦め悪く再度質問をする。
まさかお嬢様がここまでしつこく聞いてくるとは…
しかし、
「さ、無駄話はここら辺にして気持ちを切り替えましょう」
目的の部屋にはもう着いてしまった。
少女は無駄にしたのはどっちよとでも言いたげに頬を膨らませる。
しかし、そうしつつも話には素直に応える。
「そうね。お父様のためにもダンスは完璧に仕上げなきゃだもの」
女は表には出さず、一つ安堵したのだった。
ダンスレッスンの休憩中、周囲に人がいないことを確認してお嬢様は声を掛けてきた。
「あなたは買い物で何を見たり、買ったりしてるの?」
どうやら先程まで聞きたがっていたことはレッスン中に忘れてしまったらしい。いつも通りの雑談が始まって、心の底で安心する。
「主にドレスを見て回ってますね。後は髪飾りとかのいわゆる装飾品とか。あまり買うことは少ないですけど。そういえばこの間町に行った時、お嬢様に似合いそうなドレスがありましたよ」
「ねぇ、前から私のことは名前で呼んでって言ってるでしょ?今は人目がないんだし、ね?」
ね?と言われましても…
私がお嬢様を頑なにお嬢様と呼び続けるのは、体裁もあるが何よりも自分の中で一線を引くためでもあった。親しく感じてくれているのはありがたいことだが、周りに誰もいない時限定とはいえ雇い主の一人娘を愛称呼びなんて出来るはずがない。使用人とお嬢様という関係性を軽視することは絶対に出来ない。
なので、下から見上げて懇願してくるのはやめて欲しい。
心が、苦しくなる
「それはダメです。前も言いましたがどうしても出来ないことなんです」
「じゃあ、」
そう言いかけて、お嬢様は無言になる。開けた口を閉じずに、目をうろうろさせて続ける言葉を探している。
やがて伏し目がちになり、ゆっくりと口を閉じてしまった。
「もう休憩は終わりますよ?」
そう、発言を促す。
例え二人きりでも、お嬢様がレッスン中に無駄話をすることはない。
だから言いたいことがあるなら今のうちに言った方が良いと思ったのだ。さっきみたいに忘れないうちに。
「…じゃあ、なんでキッチンメイドのことは親しく呼んでいたの?」
「……っ」
見られていたのか
「そ、それは…」
今度は私が続けるべき言葉を探す。素直に暴露するための言葉選びではなく、誤魔化すための言い訳探しを始める。
「そんなことは、良いでしょう。さあ、ダンスのレッスンを始めますよ」
結局嘘を吐くことは出来ず、誤魔化しにならない程度の話題転換をしてしまう。
お嬢様は疑いの目を強くさせつつも、レッスンに戻る。
それ以降、お嬢様は珍しく心ここに在らずでレッスンを受けていた。
先生、と呼ばれていた女はその日の夜、家庭教師に用意された部屋で一人、考え事に耽っていた。
……お嬢様にバレたのはまずい
新月、星々の輝きは心許なくほとんど暗闇と化した部屋を眺める。
キッチンメイドの呼び方を言及したということは、おそらくお嬢様は昨夜の現場を目撃していたのだろう。
だとしたら、少なくとも私とキッチンメイドとの関係は知っている。持ってはいけない関係性を持っていることを、知っている。
やってしまった、という後悔の念にひどく駆られる。
お嬢様にバレたら雇い主に話が行き即刻クビになる、なんてことは懸念点ではない。お嬢様は告げ口をする方ではないし、仮にしたとしてもクビになるならまだ楽だ。
そんなことよりも一番気にしなくてはならないのは、気を付けなければいけないのは。
お嬢様から言い寄られることだ。
星空を雲が隠し、部屋が完全な闇となる。
十中八九、言い寄られたら私は断れない。
私が一線を引き続けたのはこのためだ。
好きで好きで堪らない。
堪らなく、愛している。
愛し過ぎて狂ってしまう程に。
私を愛してくれが愛称を呼んでくれよりも甘美な響きなことは明白だ。
甘く、甘い、甘ったるい程に甘過ぎる誘惑。
思わず、涎が垂れる。
思うだけで、飛び付かずにはいられない。
いつの間にか鼓動は高鳴って呼吸は乱れていた。
だから、断り続けたのだ。関係性を近くし過ぎないように気を配っていたのだ。
雇い主の娘に手を出したなんてことは必ずバレる。使用人同士ならまだしも、雇い主と使用人ならまだしも、子供と使用人がコトを起こして黙っていられる人間がこの世にいるはずがない。
でも、私自身の身に降りかかる火の粉はどうだって良い。問題はお嬢様だ。私としてしまった後、お嬢様の人生は普通のものではなくなる。こちら側へと引き摺り下ろしてしまうことになる。とても、とてもとても生きづらい世界に足を踏み入れさせてしまう。
……
そう考えると今の自分が酷く醜いモノである気がして、半ば自嘲気味な気分になる。
口の端を歪めて、そんな気分を外に吐き出しながらその日は眠りに着いた。
「おはようございます、お嬢様」
「…おはよう、先生」
お嬢様の表情はどこか固い。
私にはそれが何かを決意してきたように見えて、つい口を開いてしまう。
「今日は昨日のダンスの復習にしましょう。昨日はあまり身が入っていないようでしたから」
…
お嬢様の表情に影が刺す。
「お嬢様?」
私の呼びかけに、お嬢様は俯いて黙りこくる。
…まずい
焦りが口を動かさせる。
「さ、早く始めますよ。お父様に迷惑をかけないって昨日も言ってい」
「あなたは」
か細く、小さく、口が動いたかも疑わしいほどの声だったが、喋るのをやめてしまった。
遮る声を、無視出来なかった。
「………あなたは、私のこと嫌い?」
答えあぐねてしまう。
「どう、なのよ…」
尚も俯いたまま、頼りなさげに繰り返される。
「…嫌いでは、ないですね」
自分が嫌になる。昨晩考えていたようにお嬢様のためを思うのならば、伝える言葉はそれじゃない。
「それなら、好き?」
「……それは」
またしても答えに詰まる。
「好きじゃない?」
「好きじゃないなんてことはないです」
そんな煮え切らない、用意された答えにだけ即答をする。
間違った方向に、進んで行く。
「私はあなたのことが好き。多分…会った時から」
「…そうでしたか」
私もだ。
「でも、女の人同士なんて変、でしょう?」
「それは」
どうでしょうか、と喉元まで出掛かる。
「だから、私は我慢した。感情を、飲み込んだのよ。だから、せめて友達というカタチだけでもって思ってた。でも、それすらもあなたは拒んできて。あぁ、やっぱり私は無理なんだって思い始めてた。その矢先に、あなたは…………あなたは、私が堪えた感情を軽々しく他の」
「すみません。本当に、申し訳ないです」
咄嗟に頭を下げる。
これは、遮らなければいけない気がした。
顔は見えないけれど、涙は見えないけれど。掠れて、しゃくり上げるような声から、分かる。
お嬢様はそれでも努めて無感情に、極めて淡々と喋る。
「あなたが私を嫌いならそれで良いの。これまでのことも謝るし、諦めるから。でも好きなら、私を愛してくれるなら………」
そこで言葉が切れて、私は迷ってしまう。
出ている答えを保留にし、見て見ぬ振りを装って違う答えを選ぼうとしている。
「…私は……」
間に耐え切れず発した言葉も、やはり続きは出てこない。
「…別にどっちだってお父様には告げ口しないわよ」
「そんなことを考えているわけではありません」
「それなら」
「ただ………」
迷い、挙句に言ってしまう。
「ただ、もう少し時間をください」
我ながら馬鹿で愚劣だと思う。先延ばしに何の意味があるのかと、反吐が出る。
「…………分かったわ。私もごめんなさい。レッスンはお休みってお父様に伝えておくわ。でも、今日中に答えを聞かせて欲しいの……そうね、階段近くにある花瓶の花が夕飯までに二本で立っていたらYES、ということにするわ」
レッスンが無いとなれば個々で会うのは困難だ。それを考慮したのだろう。
「……すみません、私の要望を聞いてくださりありがとうございます」
「っ……」
お嬢様が身を震わせる。
…ごめんなさい
心の中で思っても意味の無いことで、それでもそのまま口にするよりマシだろう、と自分を納得させる。
本当に、自分を殺したい。殺したいほどに情けない。
そんな気持ちのまま、失礼しますと部屋を出た。
ガチャリ、とノックもせずに扉を開ける。
夜。森の近くなら狼の遠吠えが聞こえて来る頃合い。
「…お嬢様」
扉を閉めて、暗がりの中呟く。
「まさか今夜来るなんて…」
起き上がり、ベッドに腰掛けながらお嬢様は言う。その顔は闇に紛れて見ることができない。
「明日など、遅い方が良かったですか?」
「い、いや、早ければ早いだけ良いのだけれど」
お嬢様の照れた顔が思い浮かぶ。昼間の強気はもう感じられない。
いや、昼間だって決して強気に出ていたわけではないのだろう。お嬢様の中で理性が決壊し、止められなくなるほど感情が切迫していただけなのだ。
「なら、今夜で正解ですね」
「そ、そうね」
お嬢様の、幼さの残る首筋に手を伸ばす。
驚きながらも拒絶はしない。
怯えるような目をしているのが、暗闇でも分かる。
あぁ…
愛らしい
愛くるしい
狂おしいほど愛おしい
愛に狂ってしまいたい
零れ落ちそうな思いを乗せて、唇を重ねる。
お嬢様の瞳を見つめて尋ねる。
「…お嬢様、良いのですか?本当に」
我ながら今更何をと思うが、それが理性の最後のアラートだった。
「えぇ…。それよりもあなたの髪、本当にとても綺麗ね。こんなに暗くても美しい金色が見えるわ」
お嬢様の目は空ろだ。
それを聞き、タガが外れた激しい情欲を伴って再度お嬢様に優しく触れた。
「本当に辞めるのかい?」
「はい。突然なお願いで申し訳ございません」
雇い主、つまりはここの当主に尋ねられた質問に答える。
「そうか……君の穴埋めが大変だよ。君ほどの家庭教師はなかなかいないからね。優秀さの面でも賃金の面でも。…それにしても、婚約者ねぇ…」
当主様が紹介状を書きながら、納得出来ないという風に小さく呟く。
「すみません。今朝急に手紙が届いたものですから」
当主様には、今朝いきなり婚約者から手紙が来て今すぐに出発しなければならないと説明した。
「まあ、そういうことなら仕方ないか。でも、結婚ということなら紹介状はいらないんじゃないのかい?」
「いえ、彼の収入だけじゃ生活が不安なので」
「ははは、そうか、君も苦労が絶えないんだね。まあ、何か困り事があったらここに来ると良い。君ほど優秀な人材は貴重なんだ」
「ありがとうございます」
感謝の一礼から顔を上げると、当主様は書き終えた紹介状を差し出す。
「はい。優秀な君には言う必要がないかもだけど、あっちにいっても失礼のないようにね。あ、そういえば風の噂でこんなことを聞いたんだけど」
それまで穏やかだった目が突然鋭く光った気がした。
「うちの使用人全員に手を出したというのは本当かい?」
タラリと、冷や汗が一つ首をつたう。
「そんなわけ、ないじゃないですか」
出来るだけ目を逸らさず、声が上擦らないように細心の注意を払って答える。
「そうだよね。そんなことあるわけないよね。もし本当だったらこれを渡すわけにはいかないからさ。一応の確認だよ。それじゃ、次のとこでも頑張ってね」
当主様の目が元の穏やかな雰囲気に戻る。
ありがとうございます相応しくなれるよう努めます、と一礼をして部屋を出る。
そのまま屋敷を出て町までの道についた。
曇り空ではあるものの、雲が薄いせいかそこまで周囲は暗くない。
むしろ明るいと言っていい。
…誰かが、使用人の誰かが当主様に言ったのだろう。
きっと昨日のお嬢様と私を知った誰かが。私とシたことのある誰かが。当主様に、私が言う前に告げ口をしたのだろう。
当主様は噂話に興味を持ったり使用人達の動きに聡い方ではない。
おそらく、当主様は私に関する告発を聞いた直後に私が辞職を願い出たことから何かしら起きたことは察したのだろうが、その何かしらを突き止めるまではいかなかったのだ。
そして告げ口した使用人の方だが、昨夜のことを知ってさぞかし葛藤したことだろう。私を追い出すか、追い出すまいかの間で。使用人同士ならまだしも雇い主の娘に手を出す人間は危険過ぎる、がしかしながら私との関係はもっと続けていたい、と。
その結果、嘘みたいな真実を当主様に伝えることで判断を委ねたのだろう。
私は、雲の切れ間からところどころ刺す日の光を見ながら思う。
やはり、昨夜は間違っていたのだ
昨日は、ずっと血迷っていたのだ
他人から見ても過ちに違いないのだから
絶対に、堰き止めていた欲心を気の迷いに任せるべきではなかったのだ
と。
宿屋の一室ーーーーー窓ガラスに雨の雫が見える。
ただ、それは今のものではなく、夕方の名残りが未だに張り付いているだけであった。
あれから何日、何ヶ月経っただろう。もしかしたら思うほど経ってないのかもしれないけれど、思うより経っているのかもしれないけれど。今はもう、昨日より思いが強くなっていることだけが分かる。夜も昼も朝も、お嬢様のことを考えて、お嬢様だけを思って、満たされない日々を過ごしている。
……………………嘘だ、違う。全くの、嘘っぱちだ。
子供の頃からだった。物心ついた頃から、女の子が好きだった。
だからといって別段、困るようなことはなかった。全く無いかと言われればそんなことはないが、でも好意の対象が同性というのは私にとってはさしたる問題ではなかった。
そんなことよりも問題だったのは、私を苦しめたのは、物心ついた時からある、快楽を貪る感情だった。
もうそれこそ感覚としては生まれ落ちた時からあるような色欲を、私はいつだって持て余していた。
満たされることなく常に渇きを訴える本能を、子供の頃はそれこそ本能のままに扱っていた気がする。
それでも、いつしか自分が歪な存在であることを理解し、社会に馴染み生きていくために欲情をコントロールすることを覚えた。
とはいえ、溜まり続けるそれを我慢し続けることなど到底出来るはずもなく、結局は誰かと体を重ねることでしか発散出来なかった。
幸い、なのかもう一つの不幸の種なのか、私は同性に好かれやすかった。そういう体質か性格か、はたまた見た目だったのか原因は定かではないけれど、そのおかげで相手に困ることはなかったし、そのせいで対人関係のトラブルは尽きなかった。
でも、成長するにつれて、対人トラブルを回避する術は身につけていった。
自然と、身についていた。
はずだった。
お嬢様と出会って、一目見てやばいと思った。この方はダメだと、狂わせられると。
言ってしまえば一目惚れだったわけだ。会って最初に好きだと思ったのだ。
だから、使用人に手を出した。お嬢様に手を出すのはまずかったから。
一人、二人と手を出して、最終的には屋敷の使用人全員と関係を持った。
それでも満足できず、近くの村や町の娘と一夜を共にすることもあった。
その全ては自分と歳の差のある少女に手を出さないためという名目で。
でも結局こうして離れてみて……いや違う。あの晩お嬢様を味わってみて、だ。
あの晩に分かったことだが、私はお嬢様を心の奥底から求めてなどいなかった。
今だって、お嬢様と特別会いたいという感情はどこにもない。
私にとってお嬢様は道具に過ぎなかったのだ。多くの人と遊ぶための、理由作りのためのモノ同然だった。あんなに私を求めていたのに、愛していたのに。私にとっては満ちることを知らない心を必死に埋めようとするための建前だったのだ。
それが、ひどく、醜い。
少女の恋心を弄び、最後には身体を弄び、玩具のように遊んで捨てた。
私のいなくなったあの屋敷ではお嬢様は嫉妬の的、もしくは怨恨の的になっているだろう。そんなことは容易に想像できるのに、私は幼き少女を置いて逃げるように出てきてしまった。
実際、逃げてきた。
自分が堪らなく嫌になる。
この期に及んで湧き出て止まない色欲を満たそうとしていることに。
もはやお嬢様のことはどうでも良くなっている自分の薄情さ加減が。
本当に、人かどうか疑わしい
いや、もう人ではないのだろう
とっくのとっくに獣に成り果ててしまっている
そうでなければこんなものはおかし過ぎる
こんなにも、人は性に狂ったりしない
こんな風に、人は自分を抑えたりしない
自分だけが異端なのだ
だから、もう、無理に抑制するのはやめだ
それはもう無駄だと知った
人を傷つけて、狂わせて、壊すことがあると知った
涙は、こんなになっても出てくれない。
自嘲気味に開けた口からは渇き切った声とも呼べない、空気が抜けていく。
他人の身体を求める衝動に従い、私は扉を開けたーーー
お読みいただきありがとうございます。
お読みいただきありがとうございます。
何かしらあれば何かしらしていただけると助かります。
一応、当主様が変態であることを自白するシーンがあったのですがノイズになりそうだったので切りました。
次は紀元前の話とか書きたし