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漫才 身の丈

別の丈も…いえ何でもないです。

ボケ「はい、どうもこんにちは!。お笑い界の時間ドロボーこと漫才コンビ○○です、宜しくお願いします。今日は僕以外にもう一人、あっ!来ましたよ!皆さん拍手で出迎えて下さい!」

二人一緒に登場しツッコミはお客さんに背を向ける


『パチパチパチパチ』


ツッコミ『どうも〜お笑い界の時間ドロボーカリスマ○○です』

拍手を受けたら振り向いて挨拶


ボ「ちょ!○○さん自分だけエコーはズルいですって僕にも掛けてくださいよ」


ツ「アホな事抜かすな!。己にはまだ早い、身の丈を知れい!」


ボ「えっ?僕164cmですけど?」


ツ「え?」

期待してたボケがこないので思わず素の…え?


ボ「だから僕身の丈164cmです」


ツ「そうか、ワシは166cmや」


ボ「僕の身の丈とあんま変わりませんね」


ツ「そやね、でもワシのが2cm高いけどな!」


ボ「たかだか2cmでマウント取るなんて、器ちっさ」


ツ「アホウ2cmをバカにしたらアカンぞ。ええか、例えば厚さ1cm原価2000円のステーキ肉があるとする、これを2cmに変えてみい」


ボ「値段も量も倍ですね」


ツ「そうや、更に目の大きさも2cm変えたら?」


ボ「物事捉える視野が広がりますね」


ツ「そやろ、更にアレ大きさも2cm変えたら…」


ボ「僕は今のサイズで満足してるので変えなくてもいいです」


ツ「えっ2cmやぞ?普通変えるやろ?変えへんって…」

仰け反る


ボ「そんなのタダの見掛け倒しじゃないですか」


ツ「いやでも2cmやぞ?2mmちゃう、2cmやぞ?。変えへんって自分おかしいやろ?」

更に深く仰け反る


ボ「僕は調子に乗って鼻をへし折られたく無いので、この鼻の高さでいいです」


ツ「嘘やろーお前!。えっ何?自分売れたく無いんか!?普通売れに売れて2cm高くなった鼻をパーン!へし折られるまで売れたいが普通やろが!?」

仰け反り過ぎて倒れる手前で片膝をつきその姿勢ままで、無理なら片膝立ち


ボ「普通って何ですか?」


ツ「えっ?」


ボ「僕は僕です、僕をその辺にいる普通な奴と一緒にするなー!?」


ツ「えぇ〜普通って言うただけやん?」


ボ「まだ言うかー!歯っ食い縛れ!?」


ツ「ちょ!グーパンはアカンて!。まって、まってぇなぁ、せめて怒る理由くらい教えてくれんと」

拳を握りしめ殴る素振りをする○○を見て慌てて立ち上がり諌めようと試みる


ボ「理由?」


ツ「そうや、儂等は言葉のやり取りでお客さんを笑わす職業やろ?」


ボ「そうですか?今はリアクション芸もあるし、無声も昔からあるから別に必要は…」


ツ「少しくらいはワシの話に乗れや!。なんなん自分?えっ何?もしかして今流行の個性を主張するアレか?アレのつもりか?」


ボ「そうですよ、今は個性の時代です。昔からある普通なんて、そんな…ふっ」


ツ「おまっ…そうか、なら好きにしい」


ボ「じゃっ!さっきの続きを…」

再び拳を…


ツ「そっちの好きとちゃうわボケー!。ここはリングや無うて劇場なんやから、やるなら音の出るビンタにせい!。なんなんグーパンって?怖いわーウチの相方、ホンマ、怖いわー」


ボ「えっでも好きにしていいって言いましたよね?」


ツ「ええか?己の個性を、我を通すには力や!権力という名のパワーが必要なんや!。それを持っとらんと叩き潰されるだけや」


ボ「でも…」


ツ「アホウ!己の身の丈を知れい!」


ボ「164cmですよ?」


ツ「それはもうええー!」


二人「どうもありがとうございました。」

言葉…何処まで混ぜるかが問題でもあるけど言い回しも足りて無いしなぁ。

実際に声に出して演じる事も考えて書かないと…アレ?声が役と合ってないよ?に…ね。

すみません言い忘れてましたがコチラの作品はとある方のネタを参考にさせていただいてます。

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