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漫才 合法的に

wiでは無く、ワイなのでYです。つまり仕様です。

ワイ「はいどうも皆さんこんにちは、この世の電波はワイ等のモンや!、ワイで〜す」

親指で自分を指差し笑顔で挨拶


ファイ「シュシュ!常に強い電波探し求め、視えない電波障害と戦い続ける、ファイ」

最初にボクシングのワンツーを、その後はファイティングポーズのまま自己紹介


二人「せえの、二人合わせてワイファイです!、宜しくお願いします!」

YFを人文字で表現


ワ「いや〜ファイ君」


ファイ「何ですか?」


ワ「毎回これを演るのは面倒やね」


フ「仕事ですから諦めて下さい」


ワ「いやそれは分かっとるよ、でも毎回やらんでもええやん」


フ「なるほど職務タイマンがお望みですか…ほら、かかってこいよー!?」

待ってましたー、とファイティングポーズ


ワ「ちょ!待ちぃや、なんで掴みの事で少し愚痴っただけでタイマンになんねん、可笑しいやろ?」

両手を突き出し待てのポーズ


フ「これはツッコミです」

ジャブをシュ!シュシュッ!


ワ「そんなツッコまれたら痣が出来そうなツッコミはいらん!」


フ「足でもツッコめます」

ローキックからの〜ミドル、そしてハイキックに見せかけた踵落とし


ワ「それはもっと要らんて!。なんなん自分?戦闘民族かなんかなん?。ええかファイ君、今のお笑いにそんな物騒なツッコミは要らんねん」


フ「そんな…じゃあ、もう合法的にあなたを殴る事が出来ないじゃないですか!?」

膝から崩れそうになるがこらえる


ワ「コイツ!ツッコミや無うて殴るっていいよった!。ええかファイ君、今は令和の時代や。令和の令は、令に尽せの令! 令和の和は、(なご)みの和! つまりお客さんを笑顔にする事に尽せや!」

正気かコイツと驚愕する


フ「そんなのタダの詭弁じゃないですか、僕には関係ありませんよ?」

そんな事は知らんと突っぱねる


ワ「いやそうやけど、そうなんやけど、ここは一旦受け入れてくれや?」


フ「お断りします」


ワ「えっ?ここ断るとこちゃうやろ、なんで断るん?」


フ「自分、嫌な事は嫌と断れる人ですから…」


ワ「嫌な事は嫌と言える、ええ事やね…でも、空気は読んでくれへん?」


フ「嫌です」


ワ「いや読めや」


フ「嫌です」


ワ「読めや」


フ「嫌です」


ワ「頼む!嫁になってくれ」


フ「はい」

笑顔で


ワ「ちょ!ファイ君?、今のはツッコんでくれんとアカンんよ?。何でツッコんでくれへんの?」


フ「嫁になれば過度のスキンシップが取れるかなって」

笑顔いっぱいでファイティングポーズ


ワ「言い方変えただけで結局殴る気まんまんやんかー!。もうこんな愛い暴とはつき合ってられへん、実家に帰らせてもらいます」



二人「どうもありがとうございました。」


リングと舞台上は合法的に…ね?。

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