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抜ける工ロ本

書きたいから書いた、後悔はしてない!。なんの?。

「さてと、そろそろ工ロ本整理しないと床が工ロ本で勝手に抜いちまいそうだな?しゃあない断捨離すっか、とはいえ一人でやるには面倒だな…アイツにも手伝って貰うか」


『♪〜♪〜』


「おう、どうした?」


「悪いんだけど工ロ本片付けるの手伝ってくれない?」


「いいぞ、その代わり何冊かくれよ?」


「ああ、それで構わない」


「んじゃ今からイクわ」


「これは抜ける、これは抜けない、これはイケるか?、ん?これは何だ?買った覚えが無いけどもしかしてアレか?女性店員さんがレジ打ちだった時に一番上に置く…私この本が欲しかったんですよね後はオマケで買いますけど何か問題ですかね?売上に貢献してるから別にいいですよね?ほら他の方が来るといけないので会計早くしてくれませんかね?あっ!ちゃんと袋に入れてくださいね、で買った何だろう?と言うか何語だコレ?全く読めないな…」



「よう!相変わらず独り言が多いな?手伝いに来たぞ」


「おう、悪いな。取り敢えず要らない工ロ本を部屋から運び出してくれ」


『シュ!クルクル〜キュッ!』

工口本を束ねて縛る

「ふぅー流石にこれだけの数を縛るのは初めて体験だな」


「……」


『シュ!スルスル』

縛った工口本を解く


「ちょ!なんで人がせっかく紐で上手く縛れた工ロ本の紐を解くんだよ!」


「うるせえー!工口本吟味中に話しかけんじゃねえ!」


「いやお前手伝い頼んだのにそれは流石に酷いぞ?」


「いいや違うね、これは報酬に不備が無いかの確認作業だ」


「はあ、まあいいけど後で手伝えよ?」


「おう?」


1時間後……


「おっ、残りこれだけか?よいしょー!」


「ちょ!まて。そっちの工口本は抜ける奴だからヤメろ!」


「あっ!」


そしてダンボールの底が抜ける


「ああー俺の工業ロボット大図鑑がー!?。…だから抜けるって言っただろが、どうすんだよダンボールもうないぞ?」

エッ何かと勘違いしましたか?、エと工は違いますよ?。

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