お付き合い
あ〜失敗した、付き合いなら作る愛と掛ける事が出来たじゃん…。うん、ドコか別の所で使うか。
『パチパチパチパチ』
二人「はいどうもこんにちは。漫才コンビです」
拍手しながら登場
ボケ「突然ですが!」
ツッコミ「なになにどうした?」
ボ「お客さん僕達とお付き合いして下さい!」
ツ「えっなんでお客さんに告白?」
ボ「今この場に居るのはお客さんと僕達だけ!」
ツ「いや確かにそうだけど結構お客さん居るが?」
ボ「ほんの数分だけで良いんです僕達を愛して下さい!」
ツ「いやいや、お付き合いのお願いから愛の告白は流石に早すぎだろ!。こういう事は適切なタイミングで言わないと駄目だろ?」
ボ「それじゃ遅いんだ、俺達にはもう後が無い…」
俯向いて拳を握り締める
ツ「後が無いってどういう事だ?、詳しく説明してくれ」
ボ「いいか?俺達は今お客さん達にコイツ等は面白いか面白くないか?将来性は有るのか無いのかを審査されてる」
ツ「まあそうだな、それで?」
ボ「詰りこれは結婚を前提にしたお見合だ!」
ツ「ん、んん?、それで?」
首を傾げながら続きを促す
ボ「もうここまで言ったら分かるだろ?、ここでお客さんの心を掴んで無いと…」
ツ「無いと?」
ボ「ただの別れの挨拶をするだけの関係で終わってしまう」
ツ「ん、漫才はそれが普通だろ?」
ボ「それじゃ今まで道理のその場限りのやり捨て漫才だ」
ツ「なんだコイツ?。いきなり言葉の刃物を振りかざしてきたぞ?」
少し仰け反る感じで
ボ「俺はお客さんのヒモに成りたい!」
ツ「あっ分かった、コイツ駄目な奴だ」
ボ「他愛もない笑いを振り撒いてお金を稼ぐ、そんな生活をしたい!」
ツ「お前、そんな事言ったら後でいろんな人にぶっ飛ばされるぞ?」
ボ「そんときはお前も道連れにするから安心しろ!」
ツ「ふざけんなよお前!。そんなリスクを背負う為に俺はコンビ組んだ訳じゃねえぞ!」
ボケを払いのける感じで
ボ「そんな悲しい事を言うなよ、一緒の墓に入ろうぜ?」
ツ「なんでいきなり墓に入る話になってるんだよ?俺は寿命で亡くなる以外は墓に入る気は無いからな?」
ボ「なんだよコンビなんだからもう少し俺に愛の言葉を囁いてくれよ?」
ツ「なんだよ愛の言葉を囁いてくれよって?愛なんてねえよ」
ボ「愛が無いなんて…じゃあ、今まで俺とは遊びの関係だったのかよ?」
膝から崩れ落ちる
ツ「仕事の関係だ馬鹿野郎!」
ボ「そんな親にも馬鹿野郎なんて言われた事無いのに酷すぎる、他の言い方に換えてくれ」
ツッコミを見上げながら
ツ「じゃあアホな子」
ボ「アホな子か…親によく言われたなぁ」
ツ「無駄な抵抗だったな。で?」
ボ「ん?」
何事も無かった様に立ち上がる
ツ「いや、ん?、じゃねえだろ。ケジメつけろよ?」
ボ「何の?」
ツ「そんなのお客さんとのお付き合いに決まってるだろ?」
ボ「ああ、お客さんの事忘れてたわ」
ツ「お前最低だな?」
ボ「しょうがないだろ…お前以外とは付き合いたく無いからな!」
ツッコミを見つめる
ツ「……」
ボケをハッ!と見つめ返す
ボ「そんな訳でお客さんとは、もうお付き合い出来ません!」
二人「どうもありがとうございました。」
ん〜ギリギリ放出かな…。




