表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
86/169

通常営業

この物語はフィクションです、真似しちゃ駄目?…。

強盗「遂に手に入れたぞコイツさえあれば…」


懐から取り出した銃のようなモノを見て何かを決意する


銀行員「いらしゃいませ本日のご利用は如何わしい内容ですか?」


強盗「えっ?いや、如何わしい内容じゃ無いです」


銀行員「ちっ!ノリの悪い客だな…」


強盗「ご、ごめんなさい…って違う!これを見ろ!」


銀行員「いやー露出狂よー!みんなスマホで拡散!」


強盗「ヤメてー見ないでー癖になっちゃうから、らめ〜って違う!。コイツを見ろ!」


懐から取り出した銃のようなモノを銀行員突きつける強盗


銀行員「そんな短小なモノ自慢されてもね(笑)」


強盗「言い方!」


銀行員「嫌ー強盗よー!…で?」


強盗「えっ?ああ、え〜と金を出せ!」


銀行員「いくら?」


強盗「あるだけ出せ!」


銀行員「入れ物は?」


強盗「…持って無いです」


銀行員「銀行強盗するのにカバンすら用意しないなんて馬鹿なの?」


強盗「ごめんなさい」


銀行員「はぁ〜仕方がないですね、今回はサービスで4000万入るアタッシュケースに入れてあげます、次回からはご自分でご用意して下さい」


強盗「すみません助かります」


銀行員「それで今後のプランはお決まりですか?」


強盗「はっ?なんの?」


銀行員「そんなの決まっているじゃないですか、逃走プランですよ」


強盗「走って逃げます」


銀行員「…お客さん流石にそれはナイ、無計画過ぎてナイ、アホでナイ?」


強盗「っすみません、ではどうすればいいのでしょうか?」


銀行員「そうですね〜当店のオススメするプランは…逃走に使用する足と逃走経路の確保ですが、お客さんは車かバイクの運転は出来ます?」


強盗「うう、すみません出来ないです…」


銀行員「なら相棒は…居ませんね?」


強盗「はい、単独です」


銀行員「困りましたね、正直言ってお客さん積んでますね。無理ゲー状態です。逃走10秒で最短逮捕です」


強盗「そんな、それじゃ私はどうすればいいのでしょうか?」


銀行員「そうですねぇ当店のオススメプランですと…まず始めに当店のキャッシュカードを作って下さい」


強盗「えっなんで?」


銀行員「いいですかお客さん、アナタは車両の運転が出来ない上に単独犯です」


強盗「はい」


銀行員「と言う事は4000万入のアタッシュケースを持ちながら逃走しなければいけない訳です。尊像して下さい、アナタは警察に捕まる事なく逃げ切れますか?」


強盗「無理です」


銀行員「そこで当店のキャッシュカードの出番です、お客さんのお金を一時的に預かる事によりお客さんが身軽になり軽快なフットワークが可能に」


強盗「なるほど手ぶらなら逃げ易いですね!。分かりましたキャッシュカード作ります」


銀行員「では身分証を提示して下さい」


強盗「えっ?すみません何も持って無いです…あっマイナンバーカードなら家にあります」


銀行員「ではマイナンバーカードをお持ちになってからキャッシュカードを作りましょう、その間4000万はこちらで預かっておきます」


強盗「はい、分かりました。じゃあ、マイナンバーカード取りに行ってきます!」


銀行員「はい。……すみません○○銀行ですが今強盗が…」



因みに車の免許がある場合は現金輸送車に1億2千万ほど詰めた後に警察に通報……。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ