トリオ漫才風に見せかけた日常会話コント
なんってこった、前書きの本来の使い方をする日が来るなんて…。はい!じゃあ説明しますね。
【マイクさん】黒い全身タイツに頭にセンターマイクの被り物してる人です。
パチンコに伏せ字をしている理由ですが、パチョコやパチェコと勘違いしないようにする為です、それ以外の意味はありません。あっパ☓ンコはパソコンと間違えないようにする為です。以上です。
あとブクロは不良のほうです。
ラ「どうも〜左からこんにちはライクです」
フ「どうも〜右からこんばんわフェイクです」
マ「……」
ラ「ちょっとマイクさん、僕等トリオなんですから皆さんに挨拶しないと駄目ですよ」
フ「そうですよ、お客さんに挨拶するのは基本じゃないですか」
マ「いや俺はセンターマイクだからトリオじゃ無いだろ?。」
ラ「何言ってるんですか、僕達二人の声を拾ってお客さん達に届けてくれてる時点でトリオですよ」
フ「そうそう僕達二人の素の声なんかマイクさんに拾って貰わないとお客さん達に聞こえませんからね?」
マ「でも俺はセンターマイクだ人間じゃない」
ラ「何バカな事を言ってるんですか!マイクさんは人間じゃ無くてもマイクさんでしょうが!?」
マ「おい、俺を、掴んで、揺さぶる、な、あぁ〜唾を飛ばすな」
フ「そうですよ!マイクさんが見栄えを良くするだけの為にセンターに置かれて偽マイクでも僕達は構わない!」
マ「おい。俺はちゃんとお前達の声を拾ってる。へんな言いがかりつけるな。あと俺に付いた唾を拭き取れ」
ラフ「「スミマセン」」
マ「はぁ。やり直しだ、挨拶からやり直すぞ」
ラフ「「はい!」」
ラ「どうも〜左からこんにちはライクです!」
フ「どうも〜右からこんばんわフェイクです!」
マ『そしてセンターのマイクです』
ラ「ちょっとちょっとマイクさん、自分だけエコーかけるのはズルイですよ」
フ「そうですよズルイですよ僕達にもエコーかけて下さいよ」
マ「じゃあ辞める」
ラ「マイクさん早すぎですよ、もう少しネタを引っ張って下さいよ」
マ「何でだ?エコーをかけるボケにツッコミが入ったらそのネタは終わりだろ?」
フ「いやいや、エコーは声に掛けて伸ばす物じゃないですか?。だからボケも伸ばしてくれないとツッコミが浅くしか入れられない訳で」
マ「なるほど、次からは気をつける。ネタを進めてくれ」
ラ「いや〜僕ね、最近パチ○コに嵌ってるんですよ」
フ「えっ、パ☓ンコやってるの?」
マ「おい、公共の場でパチ○コパ☓ンコと連呼するな。18歳未満の方が興味持ったらどうする気だ?」
ラ「いやだな〜マイクさん今は18歳未満でもアプリゲームでパチ○コを遊ぶ事が出来る時代ですよ?」
マ「なんだと?18歳未満でもパチ○コいじりしても良いのか?」
フ「正確には12歳以上から出来るゲームアプリも有る、ですけどね」
マ「なんってこった。僅か12でパチ○コいじりをするなんて。12でパ☓ンコか…。ん?そうすると18未満は玉ナシか?」
ラ「ええ、アプリゲームですから仮想の玉ですよ?」
マ「そうか、18未満はパチ○コの玉いじりも出来ず、ただ中で出すだけか?可哀想に。現実のパチ○コなら玉をいじりながら気持ち良く出せるのになぁ」
フ「まあ、玉ナシゲームでも気持ち良く出せますから。」
マ「そうだな、パチ○コは気持ち良く出せれば玉ナシでも関係ないな」
ラ「そうですね。ところでマイクさん、なんでそんなにパチンコに詳しいのですか?」
マ「ん?なんで?。ああ、そうかお前達は知らないか。実は俺のセンターマイクとしてのデビューはパチンコ店でな、各店舗のグランドオープンによく呼ばれたもんだ」
フ「ええ〜!デビューして間もないのに名指しですか…凄いですね」
マ「いやいや俺だけじゃない、当時売出し中の若手コンビと一緒にな」
ラ「へえーコンビですか、僕等も知ってる方ですか?」
マ「タマザ・キンブクロ、ギンブクロだ」
フ「誰ですか?」
マ「ん?。あっスマン改名してたな、今はタキンとタギンだな」
ラ「ええ〜パチンコ実況者で有名なあの二人ですか!凄じゃないですか!?…あれ?でもあの人達お笑い芸人じゃないですよ?」
マ「さっき言ったろ?改名したと。ある店のお客さんに…おい!お前達の話が詰まんねえから俺達の当たりが台に詰まちっまったじゃねえか!責任とれ!?、となじられてな…」
ラ「酷い!只の八つ当たりじゃないですか!」
フ「流石に漫才中にそれはキツイですね」
マ「それでな?。だったら俺達が当ててやる!って漫才をなじった奴の台を打って速攻で当たりを引いてからバク連が始まってな、奴等が消えた」
ラ「えっまさか!伝説の出玉の箱積まれ過ぎて打ってる人が見えなくなる事件ですか!?」
フ「あれか!二人で200箱以上出した伝説のトイレに行きたいのに箱が邪魔で行けない!か?」
マ「そして漫才中にお客さんがやってた台をハイエナしてバク連を掠めとったと事務所にバレてクビになった」
ラ「くっ!間違ってないけど、それは…」
フ「よせ、漫才中に仕事を放棄した二人が悪い」
マ「まあ、昔の話だがな…。おっと、またネタの邪魔をしちまったな」
ラ「いえいえ大丈夫ですよ!。僕達の練習を見に来る人は誰も居ませんからね」
フ「まあ誰も居ないから、と言うか誰も来ないから道具置き場で練習してるんだけどな」
マ「そうか。じゃあ俺は仕事に戻るが、練習が終わったら倉庫の戸締まりだけはしっかりしてくれよ?」
ラフ「「はい!マイクさんお疲れ様でした!……。」」
ラ「なあ、何でマイクさんは何時もあの格好でここに居るんだろうな?」
フ「さあ?。趣味だろ?」
ラ「趣味か…じゃあ仕方が無いか」
フ「(あの格好でここに居る理由は俺達のツッコミ待ちだろうけどな…)」
ボケても突っ込まれない…。うん、ドンマイ。




