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漫才 普通

この二人ピーキー過ぎ…。(扱い方が分からない)

火「はい皆さんこんにちは!。()曜日(ようび)と書いて何て読む?、正解は火曜日(かようび)です!ボケ担当の火曜日と?」


水「はい、皆さんこんにちは!。相方のボケに少しイラッとしたツッコミ担当の水曜日です」


火水「「せ〜の…二人合わせて火水バイトです!。宜しくお願いします。」」


火「ふぅ。何とか自己紹介を無事に済ませる事が出来たな、これであとは普通に話を進めれば大丈夫な筈だ」


水「ホントかよ?。別にお前の事を疑ってる訳じゃ無いけどこれで普通に上手くいくのかよ?」


火「おう!。普通ならイケる筈だ!」


水「いやいや何だよ普通ならイケるって?漫才の最中に普通に何処に行くんだよ?」


火「そんなのお笑いのてっぺんに普通に決まってるだろ!」


水「普通に無理だろ?」


火「ネタをやる前から諦めてはネタ振りは出来ません!。あなたはボケをしたくないのですか!」


水「うん、その絡み面倒くさいから普通やってくれ」


火「じゃあ普通にやるか」


水「何か面白いネタは?」


火「面白いネタか…無いな。お笑いのネタは基本ノリと勢いでやってるからな、殆どが笑いに乗れず滑りまくってるからな?」


水「普通も無理か?」


火「普通も無理だな」


水「そうか、普通って結構難しいな?」


火「だな、ありふれた普通の笑いがこんなにも難しいモノだったなんて知らなかったなあ。」


水「じゃあ今まで普通と思ってた先輩達は凄い普通の先輩だったんだな?」


火「凄い普通の先輩かぁ。普通の事を普通に熟す凄い普通の先輩…いつか俺達もそう呼ばれる日が来るといいな!」


水「そうだな、そう呼ばれる為にもまずは只の普通を目指そう。って何で普通が目標なんだよ!違うだろ?もっと、こう〜あるだろ?」


火「いや普通の人は普通人生を普通に過ごすだろ?。でも俺達は凄い普通を…」


水「普通はもういいから」


火「人が普通に話してる最中に茶々入れるのは失礼だろうが!?」


水「えぇ!普通に合いの手入れただけなのに怒られたんだけど…」


火「茶々入れるなら茶菓子の1つくらい持ってこい!?」


水「ああ〜普通にそっちのボケか」


火「普通のツッコミだな?」


水「普通だからな」


火「普通ってなんだろう…?」


水「普通は普通だろ?」


火「じゃあ、居間に居る俺達は普通か?」


水「今の俺たちは、なっ?。普通…じゃ無いな」


火「そっか、普通って難しいな」


水「奥深いな普通」


火「居間思ったんだけど」


水「今、なっ?。気に入ったのか?」 


火「いや、普通にどうでもいい」


水「どうでもいいのかよ、で何だ?」


火「やっぱり普通って凄くないか?。どこにでもありふれてるモノって言われてるけど、逆に言えば誰もが知り得ているモノだろ?。つまり…」


水「つまり?」


火「普通は有名人の証!」


水「ん?いや、ん〜ん?。間違ってはいないような気がする」


火「いや有名人だって!。100人中90人に普通って何ですか?って聞いたら普通です。って応える!」


水「いやいやそんな誘導尋問みたいな質問したらそう応える…ん?残り10人は?」


火「凄い普通じゃ無い人だった」


水「うん、それじゃあ聞いてもな仕方が無いな」


火「普通じゃ無いからな…」


火水「「どうもありがとうございました。」」

普通最強!っな気がする。

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