漫才 普通課金
サブタイが普通貯金に見えた……あれ？。
ツ「左からはい」ボ「右からはい」
「「二人揃って中央で、どうも〜こんにちは」」
ツ「なあ、この挨拶ヤメない？」
ボ「何で？」
ツ「どう考えても要らないと思う」
ボ「そうか？有っても無くてもいいと思うけど？」
ツ「それ、要らないよな？興味ないと同じだよな？」
ボ「そうか？じゃあ、要らない」
ツ「なあ、この会話も要らないよな？」
ボ「そうか？有っても無くてもいいと思うけど？」
ツ「それ、要らないよな？興味ないと同じだよな？」
ボ「そうか？じゃあ、要らない」
ツ「なあ、オレ要らないよな？」
ボ「そうだな、要らない」
ツ「おい！そこは要るって言って下さい！」
ボ「えっ、要らないだろ？」
ツ「何でだよ！興味持ってくれよ！」
ボ「えっ？」
ツ「何で驚いてるだけなんだよ〜何か言ってくれよ」
ボ「お前に掛ける言葉は要らないだろ？」
ツ「コンビなんだから言葉の掛け合いしてくれよ！」
ボ「えっ？ごめん無料だと無理だから、これ以上は課金してくれないと…」
ツ「何で課金なんだよ！？相方から金取るなよ！」
「ほら、俺個人経営だから運営資金がない訳、だから課金してくれ」
ツ「相方のお前が金持ってねぇのに俺が持ってる訳ねぇだろが！。…いやまて、何で個人経営？」
ボ「ん？ああ、俺独立したから」
ツ「ちょっとまて、え〜とあれは、コンビはどうなる？解散か？解散なのか？」
ボ「いや、コンビは解散しないよ。俺“だけ”で活動する“だけ”だから」
ツ「なあ、それは事実上解散だよな？。それと、だけを強調するのヤメてくれる？まるでオレが要らないみたいじゃん？」
ボ「うん、要らない」
ツ「おい！そこは嘘でも要るって言って下さい！お願いします！」
ボ「まあ、ビジネスパートナーとしては要るかな？」
ツ「くっ！合ってるけど、コンビより合ってるけど！何か負けた気がする…。はぁ、それで幾ら課金すればいい？。課金すれば何か変わるんだろ？」
ボ「じゃあ1万円」
ツ「いきなり高えよ！せめて千円からにしてくれよ、それと課金するんだから説明くらいしてくれ」
ボ「金額によって俺のやる気が変わる千円なら1時間、1万円なら1日だからオススメ」
ツ「うおぃ！それじゃただの現金な奴なたげじゃねぇか！。もう少し、こう〜何か捻りを加えろよ？」
ボ「俺はガチャじゃないから捻ってもやる気以外は出ないぞ？」
ツ「何だろう、やる気の無い奴に正論で返されるとコッチが間違っているように思えてくる。あ〜もう！取り敢えず千円だ、千円課金する」
ボ「分かった二千円分だな？」
ツ「千円って言ったろうが！何で二千円になるんだよ、千円分だけ課金する！」
ボ「チッ」
ツ「舌打ち聞こえたぞ？ほら千円分」
ボ「……」
ツ「おい、課金したのに何も無いのか？」
ボ「俺の腹の辺りで何かを捻る動きをしてくれ」
ツ「ガチャだろ？それ、ガチャだよな？。はぁ、捻ればいいんだな？捻るぞ」
ボ「ぐるぐるぐる、ぽん！…普通だな」
ツ「それは…良いのか？悪いのか？どうなんだ？」
ボ「これは…普通な俺だな」
ツ「なあ、それはズルくないか？千円で普通はズルいだろ？」
ボ「いや、時給千円なら普通だろ？だからズルくない。それにさっき迄の俺はやる気の無い普通の俺だけど、今の俺は普通な俺だ」
ツ「んん？時給も気になるが、違いはやる気か？」
ボ「そうだ、千円だと少しだけ俺のやる気格が上がる」
ツ「やる気格？アレかゲームとかのＬｖみたいな感じの成長するヤツ」
ボ「少し違うが大体合ってる。
最初はやる気の無い普通の俺
次に千円で普通な俺
その次に五千円で少しやる気な俺
その次が1万円で結構やる気になってる普通な俺
そして10万円で最終形態の凄くやる気溢れる普通な俺様！？、になるが…」
ツ「やっぱり現金な奴！」
ボ「１日で元のやる気の無い普通の俺に戻る」
ツ「そしてズルい！？」
「「どうもありがとうございました。」」
やる気の格は上がるが能力は変わらない…。でも何事も気持ちの問題です、千円でも声援でも嬉しいものですよ？。製塩はいらんがな。
平均時給千円らしい…。あれ？地域によって100円以上の差が…。
おっとノーマネーでお願いします。
