ダイエット
あ〜むしゃ。う〜むしゃ。○○ぎゃ〜。
「「どうも〜こんにちは」」
「遂にきたね夏が」
「来ましたね夏が」
「どうです、あなたは間に合いましたか?」
「私ギリギリ間に合いましたよあなたは?」
「私もギリギリですよダイエット」
「ダイエットは夏前にしないとキツイですからね」
「暑いとエアコンから離れたくないですからね、どうしても運動不足になりがちに」
「なりますよねぇ〜エアコン自体は悪くないけど、この涼しさを味わうと、ね?」
「うん、外に出てダイエットしたくない」
「外、暑いもんね私もしたくないなぁ〜」
「でも、気がつくと外で運動してるよね?」
「そうね、毎日の習慣だからしちゃうね?」
「これパブロフ犬かな?」
「いや〜どうかな?条件反射と言うより、ダイエット徘徊かな?、それともダイエットゾンビかな?」
「何それ?徘徊ってあてもなく歩いたりする事だよね?ダイエットに関係…あるね」
「あるでしょ?痩せるかも分からないのに、あっちこっち歩いたり、公園でグルグル」
「してるね」
「するよね」
「でも徘徊はちょっとアレかな」
「うん、気持ちは分かる、別の言い方だと、ひとり歩き、と言うらしいよ?」
「ひとり歩き?独歩、強い人のイメージがする」
「そうだよね、強い人のイメージになるよね?」
「ねえ、ダイエットゾンビって何?」
「え〜今聞くの?面白く無いよ?」
「じゃあ、いい」
「ごめん聞いて?」
「素直でよろしい、聞きましょう」
「ありがとうございます、ほら、ゾンビってあっちこっち歩いたり、あ〜う〜みたいなうめき声や、欲望のままに生きた人を襲うでしょ?何か似てない?」
「あ〜食べなきゃよかった。う〜食べたい。ぎゃ〜体重が〜。ねえ?ひと口ちょうだい。もう!ダイエット中って言ったでしょう!?。…似たような体験あります」
「あるよね、でもゾンビは太らない」
「…死んでるから、太らないね」
「私達は生きているから太る、なら死んだ気で動けば色々と落ちる!」
「まさか、そんな落とし方があるなんて、いいの?」
「もう、いいのダイエットの話で落ち着けたから」
「「どうも、ありがとうございました。」」
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オマケ
「どうですあなたは間に合いました?」
「…ええ、間に合いましたよ?」
「本当に?何か間があったけど」
「お腹、割れてますよ?」
「それは凄いね、お腹割るなんてなかなか出来ないよ?」
「ふふん、三つに割れました!」
「ねえ、それ三段腹じゃない?」
「違いますぅ〜三つパックですぅ〜」
「やっぱりそれ贅肉、脂肪、伸びた腹の皮、でしょ?」
「違いますぅ〜」
「…なら見せて?」
「…」サッ
私の腹ですか?。ふっ、割れてな〜い。




