怖いもの見たさ
ぐたぐだ…です。
「「どうも〜こんにちは」」
「いや〜昨日は参ったね?」
「参りましたねぇ、実は私達の出番は昨日だったのに…」
「まぁ、愚痴を言ってもしょうがないけど…」
「少し酷いですよねぇ、これ以上は後が怖いからヤメましょう」
「そうね、そうそう怖いと言えば私、はい恐怖症なんですよ」
「はい恐怖症?初めて聞く名ですけど、どういったものです?」
「ほら、返事とかの はい とか幼児の はーい!はぁい!はい?も怖いのですよ」
「イマイチよく分かりませんが幼児のその、はーい!はレジェンドアニメの ハーイ! バブ チャーン!の3つの言葉のみで活躍するイクラちゃん先生ですか?」
「えっ違いますけど?ところで何故イクラちゃんが先生何です?」
「あなた目上の方をちゃん呼びは失礼ですよ?イクラちゃん先生はあの容姿で50年間もご活躍してる大御所なんですから先生と呼ぶのは当たり前じゃないですか?」
「ああ、そう言われたらそうですね、それじゃあタマさんもハチさんも芸歴50年ですかぁ、凄いですね」
「凄いですよねぇ、私達なんかコンビ組んで一月程度ですからねぇ、私達も頑張る…とは言わず程々でやって行きましょう」
「そうね、身の丈に合ったやり方で行きましょう」
「ところで先程の、はい恐怖症とは何です?」
「ん〜ほらアレですよ、昔からお寺の庭で大勢の方が、はい!?はい!?はい!?、と何度も聞き返してくるのが、私怖くて何も言えなくなるんですよ」
「確かに大勢の方が聞き返してくるのは怖いですねぇ」
「それと、自称エスパーさんが旅行カバンに収納されて、はい?、と言うのも怖いですね」
「人がカバンに収納される?それは怖いですね」
「あと、ハイハイしながらハーイ!も怖いですね」
「それは怖くないでしょう?」
「いやいや何言ってるんですか、怖いですよ?」
「本当に怖いの?信じられないなぁ?」
「本当に怖いの!嘘じゃありませんよ!」
「じゃあ、私がやっても怖いの?やっちゃうよ?」
「ハイハイしながら笑顔でハーイ!されたら引くほど怖いからヤメて下さいね?」
「そこまで言われたらやりたくなるよねぇ、ん、四つん這いになってハイハイで笑顔で…ハーイ!」
「うわぁ〜本当にやったよ、怖いなぁひくわー」
「どうゆうこと?」
「あっすみませんハイハイしながら真顔で質問ヤメて下さい、そんな痛々し…怖くて見ていられないのでヤメて下さい」
「あなたやったね?」
「いや、やったのはあなたですよ?」
「そうね、やっちゃったねぇ」
「どうします落とします?」
「いや、これで落とすのは無理でしょう?」
「これは使いたくなかったけど別のはいを使う時ですかね」
「別のはい、とは何です?」
「その名は、はい課金」
「はい課金?それは何です?」
「私も詳しくはないのですが何でもお金を溶かす事、らしいですよ?」
「そんな、お金を溶かすなんて犯罪じゃないですか?」
「ええ、でも落ちは手に入れる事ができますよ?」
「お金で落ちが…怖ですねぇ、でも気になりますねぇ?」
「なりますよね、どんな落ちですかね?」
「どんな落ちでしょう?」
【はい課金】
返事をする感覚で課金する行為。
例 何だよ新キャラ?はい課金!、イベント?はいはい課金!。




