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ボウ'S 草僧共に藁笑

青汁は色々な香草です…。

古来より多くの人々に憩いの空間を齎してきた畳


「草」


古来より多くの人々の足を保護してきた草鞋


「草」


古来より多くの人々が愛用してきた伝統的雨具 蓑


「草」


古来より多くの人々に食されてきた葛


「草」


 汝 草と共に生きよ 擦れば草は汝の胃腸を助ける青汁となるであろう…


「臭…」


 俺の目の前には摘みたて出来たてフレッシュ100%生かつ強烈な青臭さを放つ青汁がある。


(これは罰ゲームか?)


 身体に良いから呑んでみろ和尚に言われ、独自の配合により変化した元青汁は既に色と言う概念を捨て去り、得たいの知れない生命体と云われても誰も疑問を抱かないモノに生まれ変わっていた。


「……」


 エコノミーかつ本来のエコロジー 理解したくない 理解してはいけない 禁断の飯テロ


 プロフェッショナルが調合し飲み易さを重視された現代の青汁とは真逆


『身体に良い物をふんだんに取り敢えず混ぜてみました、どうぞお召し上がり下さい!』


 味については一切触れない 触れさせる気など毛頭無い 健康面をゴリ押し全開 味覚大崩壊間違いナシ。


 調和と書いて調べる千の口 我の強い味がお互いを主張し合い 和とは無縁で無塩な関係


(せめてサトウキビ入ればまだ救いがあったのだが…飲むか)


 天下を取らぬ無添加主義、引かぬ 和まぬ おかわり頼まず 


「ふははは!……ふふっ」


終始笑みにて…

出された物がメシマズなら笑うしかないと思う…食べますがね…二度と作らせません!。

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