コント漫才 お玉
はい似非で御座います。それとエロではありませんので間違った内容に惑わされないで下さい。
二人「はいどうもこんにちは」
似「漫才コンビ似非です」
非「宜しくお願いします」
似「毎度ここだけの話なですけどね、実は僕2つのお玉持ってるんですよ」
非「なんや下ネタか?」
似「いや下ネタって君、使い込まれた2つのお玉の何処が下ネタよ?」
非「使い込まれた2つのお玉と言うてる時点で下ネタやないか」
似「えっなにか?君はお玉と聞いて下ネタを連想すると言いうんか?」
非「そうや」
似「なら、お玉を下げて掬う、この行為も下ネタになるんか?」
非「下げて使うた時点で下ネタやろ?」
似「数字の69のようにお玉を重ねたら?」
非「それは下ネタちゃう、ドエロや」
似「ほなら、お店に売られてる商品棚のお玉は?」
非「それは魅せプレイやな、お触り自由なうえに見るのは無料のオープン下ネタや」
似「それはエロとは違うんか?」
非「あくまでも魅せプレイやからな、エロとはちゃう筈や、もしアレをエロ呼ばわりする奴がおったら、己の目は穴開きお玉か!、と言うたる」
似「節穴と違うんか?目が穴開きお玉やったら何も見えへんと思うが?」
非「いや普通のお玉よりは見えるやろ?」
似「それはメガネ的な奴か?」
非「メガネ的で頼むわ」
似「そろそろネタを仕込みたいんけど、ええか?」
非「ええよ」
似「それで僕ね、2つのお玉を持ってるんですけど」
非「そこから仕込むんか?」
似「君が下ネタ言うからここから仕込まなアカンのやろ?」
非「スマンな?」
似「ええよ。で、お玉ってマラカスに似てませんか?」
非「お玉とマラカスは別もんやろ?」
似「なら数字の69、これってお玉とマラカスに見えませんか?」
非「それは流石に無…いや、柄の曲がったお玉とマラカスならイケるか?」
似「ね、似てますよね。それで僕ね、思ったんですけどお玉とマラカスって同じ派生なのでは?、と」
非「お前はアホか、いやアレか柔らか発想力の方か?それで?」
似「それで、この2つは元は瓢箪で、そこから派生したのが…」
非「ちょ待ていー!なんで瓢箪から派生したのがお玉とマラカスになんねん、瓢箪からコマのビックリ発想力すぎるやろが!でもネタ的にはアリやな?」
似「そやろ?仕込み直したかい合ったわ」
非「ほんで?」
似「瓢箪に穀物もしくは何かのタネを入れ持ち運んだ時のリズミカルな音に取り憑かれた者がより良い音を探し求め、遂に見つけはマラカの実。だがココで問題が発生する。理想の音色を奏でるマラカの実と瓢箪は別物だ!。リズミカルな音に取り憑かれた者は瓢箪とマラカの実をシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカシャカ、と振り、ある答えに辿り着く。よし、これからはマラカのリズムで行こう!とそして産まれたのがマラカスという打楽器」
非「シャカシャカと五月蝿いうえに無駄に長いわ!要約せい!」
似「じゃあ乾燥させたマラカの実って何か使い道ないかな?小物入れにすればよくね?いいね!から産まれたのがマラカス?」
非「リズミカルなノリか!」
似「打楽器やからね」
非「ほならお玉は?」
似「お玉は瓢箪を運ぶ時に下から支える手を見て…これだ!これで掬える!、と思ったのが元?」
非「なんでお玉だけ雑やねん!手抜き料理か!」
似「ふっ!所詮は作り話ですよ?何処でもある似たような話しに手を込めるなんてねぇ?こんなネタはインスタントな話で十分なんですよ」
非「最低やコイツ!救えへん!」
似「お玉だけに?」
二人「…どうもありがとうございました。」
お玉って便利だね料理は勿論ネタも使え、更に打楽器にも…いやアレは武器だな?(ゲーム)




