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みなまで言うな

つまり…

とある日の昼下り、澄んだ泉が見えるほとりで野外食事会なんて小洒落た事を気のしれた仲間たちと楽しんでいる方がいたあの日


私は独り楽しく静かじゃない湖畔でご飯の用意をしていた時


近くで騒いでいた垢の他人の誰が言ったかは覚えていないが、なんでもこの泉には面に纏わる曰く(いわく)があるらしい


泉に面を晒してはいけない、と


面倒な事になるから近づいてはいけない、と


イケメンとイクメンは別物、と


水面に語り掛けてはいけない、と


麺飲とメンインって言葉の響きが似てる、と


剣道の面はメ〜ン!メン!メンイャー!メホニャララー!とか複数あるけど、ルール的にそれでいいの?、と


ホッケーマスクを被りながら水辺ではしゃいでる方たちを臆面もなく襲って来る奴はヤバい、と


それ殆どがダジャレだろ?誰か一人くらい突っ込めよ?と余計な事を考えながらモヤモヤした気持ちを振り払うべく私は水面(みなも)に近づき顔を洗おうと水を掬ったその時


チョロチョロチョロ


ドボドボドボ


ジャバジャバジャバ


と燻げな音が聞こえてくる…


私はふと顔上げ辺りを見回すと先程まで騒いでいた方たちの一部がとあるモノをさらけ出し恍惚な表情をしていた


私の手に掬われているコレは彼らの……


私は掬った水を捨て飲料水で手を洗い直した。

ただのボッ……

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