コント漫才 ふゆかい
あくまでもネタですからね?。
ボケ「不愉快…不愉快だ、不愉快なんだよ!。このネタは冬に演るのが最適なのに、何で今なんだよぉー!?」
ツッコミ「おいおいお客さんに挨拶も無しに始めるなよ」
ボ「今は違うだろ…冬にやるから冬かい?、と問い掛け出来るのに…」
ツ「駄目だ聞いてねぇなコイツ…すみませんねお客さん、漫才コンビなんですけど相方がコレなんでちょっと間お付き合いして下さい」
ボ「それを今やったら…『アイツ、季節感ゼロのネタをやってるぜ?、マジかよ?空気も読めない奴かよ、ある意味ウケるな?』って俺の知らない何処かでウケてる可能性がぁー!」
ツ「随分と都合の良い前向きな考えだな、おい」
ボ「何処だ、何処に居る?…俺のネタでウケてる奴は、何処に居るんだー!出て来い!頼む!出て来てくれ!。頼むよ…俺のネタで笑っている姿を見せてくれよ。1度…1度くらいは俺にアンタ達の笑顔を見せてくれよ、頼むよ…寒い、寒いんだ…このままじゃ俺の心は凍えちまう。なぁ〜誰か、俺の心を温めてくれよ…ああ、もう眠くなってきた。もう駄目だ…もう…おやすみなさい」
ツ「無駄に長いな」
ボ「はっ!今、笑われた気がする…なんだ夢か、もう1回寝よう…」
ツ「させねえよ!」
ボ「僕は眠いんだ邪魔をしないでおくれよハゲラッシュ」
ツ「誰がハゲだ!寝ボケを辞めてちゃんとやれ!」
ボ「ツッコミのツは、つるっ禿の略だろ?」
ツ「お前そんな事言ったら大勢のツッコミにボコボコになるまでツッコまれるぞ?」
ボ「すみません嘘です〜!」
ツ「軽すぎるちゃんと謝罪しろ」
ボ「いや〜俺、ボケしか出来ねぇじゃん?だから謝罪の仕方分かんない訳よ、だからさぁ〜俺の代わりに謝罪して見せてよ覚えるからさっ、頼むよ!」
ツ「ちっ!しょうがねえな…いいか1回しかやらねえからちゃんと見て覚えろよ?」
ボ「おう、頼むわ」
ツ「お辞儀の角度は40℃、手は左右の足の付け根、片方の足を2歩前に出し腰を少し落とす、そして謝罪する相手を目視し、身体を左右の何方かに捻り手の甲で相方に突っ込む!自分で謝罪しろ!?」
ボ「そしてそれを躱す俺」
ツ「だが更に追撃するツッコミ」
ボ「それを両腕を上げその場で回転しながら回避する俺」
ツ「もう面倒臭いから蹴る」
ボ「っヒド!面倒臭いからって蹴るのは酷くない〜?」
ツ「じゃあ避けるなよ?」
ボ「いや〜無駄な抵抗ってしたいじゃん?」
ツ「俺の時間が無駄になるから辞めろ」
ボ「ほらネタ的な意味で」
ツ「なら良し」
ボ「良いのそれで?」
ツ「ネタなら良いが本気ならグーパンだから良い」
ボ「そこはツッコミにして?」
ツ「気が向いたらな、それで?」
ボ「ああハゲの事だろ?別に悪気はないけど最近薄くなったお前を見て思いついてな」
ツ「えっマジで?!」
ボ「ああ、存在感が」
ツ「おまえ…毟るぞ?」
ボ「ヤメてよ〜僕のお友達をイジメないでよ〜」
ツ「いいか一度しか言わないから覚えておけよ?おまえの心ないボケの方がイジメだからな?」
ボ「そんな!ゴメンよハゲラッシュ、お詫びに育毛剤買ってあげるね?」
ツ「良し決めた!絶対おまえの毟ってやる」
ボ「うそうそ冗談だって!アレだろ不愉快の方だろ?ほら、そろそろ立冬だからさぁ今の内やっとかないとあのネタが来年まで使えないだろ?」
ツ「まぁ確かにそうだな」
ボ「それにお笑いネタは越冬しても美味しくならないからなぁ…」
ツ「寧ろ鮮度が落ちるな」
ボ「そんな訳で良いお年を!」
ツ「今は10月だろうが、言うのはまだ早えよ!」
ボ「バカだなぁ〜無事に年が越せるといつから思っていた?」
ツ「えっなに?俺、おまえに暗殺されるの?」
ボ「ふっ!もう眠いんだ寝かせておくれよ、ハゲラッシュ」
ツ「もうおまえは一生寝てろ!」
二人「どうもありがとうございました。」
ネタ元が古い場合、鮮度は…。




