コント漫才 バットコントロール
今回は色々と掛け過ぎかな?。
バット「打てば響くバットの音色」
ボール「言葉を投げれば打ち返される悲しき定め」
バ「打つのは誰にも出来る、だか!」
ボ「その先にいるお客さんの心に当てなければ、意味など無い!」
バ「笑いのヒットを飛ばせるのか?」
ボ「それとも論外のアウトになるのか?」
二人「それは俺達の腕次第!」
バ「どうも〜こんにちは、バットです」
ボ「はい、ボールです」
二人「宜しくお願いします」
ボ「取り敢えず前口上でカッコつけてみました」
バ「ちょっとやり過ぎですかね」
ボ「ほら、僕ら言葉の前後にもカッコつけたいお年頃ですから問題無いですよ」
バ「いや何歳の時の話しですか?」
ボ「良いんですよぉ〜こういうモノはね、何歳になってもやりたいモノなんですよ」
バ「そういうモノですか?」
ボ「そういうモノですよ?」
バ「じゃ、そろそろ始めますか」
ボ「はいよー先ずは軽めでいくね」
バ「ほいほい、オッケー」
ボ「いつも遅刻する方がいたそうでね」
バ「ほいほい」
ボ「メッ!って叱りたいのでアナタは呼び出して下さい」
ツ「ほれ、もっと遅刻寄れ…アイムバット!」
自分をサムズダウン(近うよれ)
ボ「次、何時も謝っていた総理が辞任しましたね、アナタは総理にある事を聞きたそうですが?」
バ「総理、剃り残しは?…アイムノーソーリー芸人!」
サムズアップ(思い残し)
ボ「続けて行きます、何時も争い事をグーチョキパーで納めキスをされる奴が居ましたね、アナタはその方に名を訪ねたそうで?」
バ「公平か?…アイムダジャレ芸人!」
サムズアップ(公平を期す)
ボ「さぁ〜!お客さんの判定はどうだ?」
バ「お願いヒットで、ヒットでお願いします!」
ボ「ドゥルルル〜ジャカジャン!…分かりません」
バ「あぁ…ま、まあまだ軽めだし、次で決めます」
ボ「じゃあ次は普通にやって行こう!」
バ「おう!ドンと来い!」
ボ「ドン、と言えば私は丼ぶりを思い浮かべるのですが」
バ「ほほう?丼ぶりですか、アレは見た目も良いし腹にも溜まるので良いものですね」
ボ「しかし、お腹が空いた時に思い浮かべると」
バ「ああ拷問ですね、なまじ美味しさを知ってますからね…食べたくなります」
ボ「そんなアナタのお腹に向ってカツ丼ー!?」
バ「くっ!何と言う魅惑的な言葉なんだ、カツ丼が食べたい」
ボ「24時間営業のお店に行けば何時でも食べられますよ〜!」
バ「飯テロはヤメろー!」
ボ「24時間営業のお店じゃ無くてもコンビニて買えるじゃん?とお思いのアナタ!残念ながらコンビニは売り切れの時があるのです。では想像して下さい、カツ丼が有るとコンビニに…」
バ「ああ〜!やめろ、ヤメてくれー!」
ボ「買いに行ったら会計中のお客さんが電子レンジで温めたほかほかのカツ丼を受け取っている、そして売り切れのカツ丼…」
バ「アイツ!俺が食べる筈だったカツ丼を奪いやがった!」
ボ「カツ丼が無いなら他の丼を食べれば良いじゃない?と牛丼に手を出しますが…」
バ「くっ!違う、違うんだ!俺の腹は今カツ丼用の腹なんだ牛丼用の腹じゃ無いんだー!」
ボ「と無駄な抵抗をしないで24時間営業のお店で購入するか、自炊しましょう」
バ「さぁ〜お客さんの判定は!どうだ?」
ボ「お願いします、ヒットで!」
バ「ドゥルルル〜ジャカジャン!…お笑いで飯テロの話しをしたのでボーク!」
ボ「あぁ〜そんな反則だなんて酷い…」
バ「次ラストー!」
ボ「体引き締めていこうぜー!」
バ「おう!」
ボ「でも実際問題さぁ〜体引き締める前に肥えるのが先だよね」
バ「それな、基本肥えてからダイエット&筋トレだから痩せ辛い」
ボ「それに美味しい物はダイエット中でも食べたくなる」
バ「分かるわ〜」
ボ「運動後にも食べたくなる」
バ「運動したからこれくらい良いよね?」
ボ「その甘い考えが後の悲劇を招く」
バ「体重計?。ああ、あれね…壊れてるから捨てた」
ボ「そして鏡に映る別人」
バ「誰これ?」
ボ「そして意を決意して挑んだ体重計には」
バ「体重がランクアップしてるー!」
ボ「そして開き直る」
バ「もう、どうでもいいや〜」
ボ「さぁ〜!お客さんの判定はどうだ?」
バ「お願いしますヒットを下さい!」
ボ「ドゥルルル〜ジャカジャン!…締めのネタ話を投げ出したのでアウト!」
バ「ああ、ウエストさえ引き締まっていればこんな事には…」
ボ「そしてヒットを出せなかった責任、アウトを取った責任、オチの責任でバッター交代!」
バ「あっ!自分、悪い方のバットなのでバッター関係無いです」
ボ「えっ狡くない?」
バ「いえいえ悪いバットなので狡くないですよ?」
ボ「往生際悪いなぁ〜」
バ「自分、悪いバットなので(笑)」
二人「どうもありがとうございました!?。」
本来はピン芸人用なんですよねぇ…まあ、これはこれでいいか…。




