コント漫才 コンビニ
コンビニとコンビ…偶然か?。いえ必然です!ほらお客さんと店員でコンビ二人…。
二人「はいどうも〜こんにちは」
ツッコミ「挨拶は3流」
ボケ「顔は2流」
二人「目指すは自己流お笑い芸人!漫才コンビです、宜しくお願いします」
ツ「いや〜世の中色々と便利になりましたけど、これが無いと不便なモノ何かありますか?」
ボ「そうですね僕はコンビニが無いと不便ですね」
ツ「ああ確かにコンビニが有ると無いでは違いますからね」
ボ「コンビニで食べ物を買う」
ツ「期間限定品を含め様々な物がありますね」
ボ「公共料金の支払い」
ツ「買い物ついでに支払い、ありますね」
ボ「お金を下ろしたり」
ツ「ちょっと手持ちの現金が足りないからコンビニで下ろすかって時もありますからね」
ボ「強盗目的に入る」
ツ「そうそう金を出せ早くしろ!小銭は要らない札だけ寄越せ!って無いから!そんな事言ったりやったりしたら駄目!」
ボ「じゃあ現実でやらないのでネタでやらせて下さい」
ツ「しょうがないなぁ〜ちょっと、だけよ?」
ボ「ウィーンってどこ?」
ツ「オーストリアです、いらっしゃいませ」
ボ「おい、金を出せ!財布ごと全部出せ!」
ツ「ほう、無手で強盗ですか?舐めてますね己さんは?。強盗ならちゃんと道具くらい用意するのが筋なんですがね…それと私の財布よりも、レジの中身を要求してくれませんかね?」
ボ「えっ?でも、架空のレジよりお前の財布狙った方が…」
ツ「リアルな話はヤメなさい、最初からやり直し!」
ボ「ウィーン…」
ツ「いらっしゃいませ」
ボ「ガサゴソとパンを取る」
ツ「…」
ボ「おい!」
ツ「はい」
ボ「このパンの袋をパーン!と破られたくなかったら、金を出せ!」
ツ「お客さん正気ですか、そんな事をしたら弁償してもらいますけど?」
ボ「えっ?じゃあ辞めます」
ツ「メンタル弱すぎ!ああもう!交代、あなたがレジ打ちをやって下さい!」
ボ「いらっしゃいませ」
ツ「おい!金を出せ」
ボ「すみません当店は金の取り扱いはしておりません」
ツ「はっ?いや、現金の方だ」
ボ「現金も取り扱いはしておりません、当然キャッシュレスもクレジットカードもです」
ツ「えっじゃあ買い物する時はどうするんだ?」
ボ「物々交換です」
ツ「そんな店、滅多にねえよ!普通に店にしろ、普通の!」
ボ「すみません改装資金が無いので普通の店は無理です」
ツ「辞めちまえそんな店!」
ボ「そんな!別れた女房と一緒に建てた思い出の店を、収入の無い店なんてもう嫌!私、近所のコンビニにパートに行くわ!ほら月8万の収入よ!、と自慢してきたのでそんなにお金が欲しいなら他の奴に養って貰え!と言ったら離婚届と現金1万円の入った封筒とこれで好きな物を食べて下さい、と書かれていたメモが置かれていたテーブルがあるこの店を辞めろだなんて、貴方…最低ですね!」
ツ「お前の方が最低だからな?」
ボ「それでお客さんは何を交換しますか?」
ツ「しねぇよ!現金を要求してるのになんで物々交換しなきゃならねぇんだよ!。もういいよ他の店に行くから!」
ボ「待って下さい!」
ツ「なんだよ?」
ボ「貴方そんないい服を見せびらかして何も交換しない積りですか?」
ツ「はっ?」
ボ「その服とウチの商品を交換して下さい!いや、しろー!」
ツ「ちょ!やめろ、俺の服を強引に脱がそうとするんじゃねぇー!?ああもう!こんな追い剥ぎ交換するコンビニなんか潰れるちまえ!」
二人「どうもありがとうございました。」
そんな強盗から追い剥ぎ交換するコンビニは無い、とは言い切れない…。




